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公開番号2025172583
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-26
出願番号2024078169
出願日2024-05-13
発明の名称仕切り板、仕切り装置及び棚板装置
出願人株式会社湯山製作所
代理人個人
主分類A61J 3/00 20060101AFI20251118BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】本開示は、棚板から薬剤をスムースに引き出せる仕切り板を提供する。
【解決手段】本開示の仕切り板は、薬剤を載置する棚板に装着され、薬剤の収容位置を仕切る仕切り板であって、仕切り板は、仕切り板本体と、仕切り板本体の後側の下側に配置された固定部とを有し、固定部は、固定部の内部に固定部凹部を有するものである。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
薬剤を載置する棚板に装着され、薬剤の収容位置を仕切る仕切り板であって、
仕切り板は、仕切り板本体と、仕切り板本体の後側の下側に配置された固定部とを有し、
固定部は、固定部の内部に固定部凹部を有する仕切り板。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
固定部は、棚板の長手方向にスライド可能である請求項1に記載の仕切り板。
【請求項3】
薬剤を載置する棚板に装着され、薬剤の収容位置を仕切る仕切り板であって、
仕切り板は、仕切り板本体と、仕切り板本体の前側の下側で仕切り板本体から下側に張り出している張出し部とを有する仕切り板。
【請求項4】
固定部凹部の前側に位置し、仕切り板本体から下側に飛び出している仕切り板凸部を有する請求項1に記載の仕切り板。
【請求項5】
固定部の厚さは、仕切り板本体の厚さより厚い請求項1に記載の仕切り板。
【請求項6】
仕切り板本体は、前側が傾斜面となっており、
傾斜面は、前側に行くほど、傾斜面の高さが低くなる請求項1又は3に記載の仕切り板。
【請求項7】
仕切り板本体は、外周に仕切り本体縁をさらに有し、
仕切り本体縁の厚さは、仕切り板本体の厚さより厚い請求項1又は3に記載の仕切り板。
【請求項8】
請求項1に記載の仕切り板と、棚板とを備えた仕切り装置であって、
棚板は、棚板本体と、棚板本体の後側に配置され、棚板本体と同じ高さである、又は棚板本体から上側に突出した後側レール凸部を有し、
固定部凹部と後側レール凸部とが嵌合する仕切り装置。
【請求項9】
請求項3に記載の仕切り板と、棚板とを備えた仕切り装置であって、
棚板は、棚板本体と、棚板本体の前側に配置された前方凹溝とを有し、
張出し部と前方凹溝とが接触する仕切り装置。
【請求項10】
仕切り装置は、2つの棚受け部をさらに備え、
2つの棚受け部の一方は棚板の一端を保持し、2つの棚受け部の他方は棚板の他端を保持する請求項8又は9に記載の仕切り装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、薬剤を載置する棚板に装着され、薬剤の収容位置を仕切る仕切り板に関するものである。
また、本開示は、仕切り板と棚板とを備えた仕切り装置に関するものである。また、本開示は、仕切り装置と支柱とを備えた棚板装置に関するものである。
尚、本開示において、薬剤とは、プレススルーパック(以後、PTPと称す)、薬包紙、注射液のビン、薬品を収容したプラスチック容器、シップ、薬品を収容した箱などのことである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術である特許文献1に、PTP等の薬剤を収容する収納スペースを変更可能な仕切構造30Aを有する収納用什器10が開示されている。
特許文献1の図1に示すように、収納用什器10は、縦支柱12と、背面パネル13と、棚板部材17と、引き出しユニットとを備えている。
【0003】
特許文献1の図5-6に示すように、仕切構造30Aは、スライドレール40Aと仕切り板60Aとで構成されている。
仕切構造30Aは、棚板ブラケット14で保持されている。
【0004】
スライドレール40Aは、前壁部41Aと、底壁部42Aと、後壁部43Aとを有して断面略コの字状に形成されている。
前壁部41Aにコの字状のガイド部46Aが配設され、仕切り板60Aの前端部に被ガイド部62Aが配設されている。
【0005】
ガイド部46Aと被ガイド部62Aとは、互いに噛み合うように係合され、仕切り板60Aの前後方向への移動を規制し、仕切り板60Aの左右方向に沿った移動を可能としている。
被ガイド部62Aは、左右方向に延びている部材で所定の幅を有するものである。この所定の幅の被ガイド部62Aとガイド部46Aとが係合することで、仕切り板60Aが倒れないようになっている。
仕切り板60Aが左右方向に移動させられることで、PTP等を収容する収納スペースの大きさが変更可能となっている。
【0006】
仕切り板60Aには、後壁部43Aに対応する部分が直角三角形状に切り欠かれた切欠61Acが配設されている。
切欠61Acと後壁部43Aとが嵌合して、前壁部41Aと、底壁部42Aと、後壁部43Aと、仕切り板60Aとで囲まれる端数収容スペース31Aが形成される。
このように、特許文献1では、端数収容スペース31Aに、端数となったPTPを収納している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2023-94156号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1に開示された仕切構造30Aは、仕切り板60Aが倒れないようにするために、前側に所定の幅を有する被ガイド部62Aを有している。
そのため、棚板部材17からPTPを引き出すとき、PTPと被ガイド部62Aとが接触してスムースにPTPを引き出せないとう課題を有していた。
また、特許文献1に開示された仕切構造30Aは、スライドレール40Aにおいて、後壁部43A及び傾斜板47Aを棚板部材17から飛び出させて、前側に端数収容スペース31Aを設け、端数収容スペース31Aに端数となったPTPを収容している。
しかし、端数収容スペース31Aの後側に配置されたPTPを棚板部材17から引き出すとき、PTPと傾斜板47Aとが接触してスムースにPTPを引き出せないとう課題を有していた。
本開示は、上記課題を解決する仕切り板、仕切り装置及び棚板装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る仕切り板は、薬剤を載置する棚板に装着され、薬剤の収容位置を仕切る仕切り板であって、仕切り板は、仕切り板本体と、仕切り板本体の後側の下側に配置された固定部とを有し、固定部は、固定部の内部に固定部凹部を有するものである。
本開示の別の態様に係る仕切り板は、薬剤を載置する棚板に装着され、薬剤の収容位置を仕切る仕切り板であって、仕切り板は、仕切り板本体と、仕切り板本体の前側の下側で仕切り板本体から下側に張り出している張出し部とを有するものである。
本開示の一態様に係る棚板装置は、2つの仕切り板と棚板とを備えた棚板装置であって、2つの仕切り板のそれぞれは、仕切り板本体と、仕切り板本体の前側の下側で仕切り板本体から下側に張り出している張出し部とを有し、棚板は、棚板の長手方向において間隔を空けて2つの仕切り板を装着するものであり、且つ、棚板本体と、棚板本体の前側に配置された前方凹溝とを有し、張出し部と前方凹溝とが接触し、仕切り板本体と棚板本体とが接触し、2つの仕切り板により棚板本体及び前方凹溝が仕切られた区画の長手方向の幅が、変更可能である。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一態様によれば、棚板からPTPをスムースに引き出せる仕切り板を提供する。
本開示の別の態様によれば、棚板からPTPをスムースに引き出せる仕切り装置を提供する。
本開示の別の態様によれば、棚板からPTPをスムースに引き出せる棚板装置を提供する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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