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公開番号
2025170625
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-19
出願番号
2024075369
出願日
2024-05-07
発明の名称
投薬支援システム及び投薬支援プログラム
出願人
株式会社湯山製作所
代理人
個人
,
個人
主分類
A61M
5/142 20060101AFI20251112BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】予め決められている設定時間通りに加圧式薬品注入器による薬品の投与が完了しやすくなる投薬支援システム及び投薬支援プログラムを提供する。
【解決手段】投薬支援システム10は、取得処理部71と、調整処理部72と、を備える。前記取得処理部71は、目標時間を取得する。前記調整処理部72は、薬品及び輸液の混合物である調製済み薬品の加圧式薬品注入器による投与時間を前記目標時間に近付けるように前記輸液の量を調整する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
目標時間を取得する取得処理部と、
薬品及び輸液の混合物である調製済み薬品の加圧式薬品注入器による投与時間を前記目標時間に近付けるように前記輸液の量を調整する調整処理部と、を備える、
投薬支援システム。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記調整処理部は、前記加圧式薬品注入器を使用した患者への前記調製済み薬品の投与に係る実績値に基づいて、前記輸液の量を調整する、
請求項1に記載の投薬支援システム。
【請求項3】
前記実績値は、前記加圧式薬品注入器を使用した患者への前記調製済み薬品の投与に要した実績時間を含み、
前記調整処理部は、前記実績時間と前記目標時間との比較結果に基づいて、前記輸液の量を調整する、
請求項2に記載の投薬支援システム。
【請求項4】
前記調整処理部は、前記実績時間と前記目標時間との比較結果に基づいて、前記加圧式薬品注入器を使用した患者へ前記目標時間で投与される前記薬品及び前記輸液の総量を求め、当該総量に基づいて前記輸液の量を調整する、
請求項3に記載の投薬支援システム。
【請求項5】
前記実績値は、前記加圧式薬品注入器を使用した前記調製済み薬品の複数回の投与における実績の代表値である、
請求項2~4のいずれか1項に記載の投薬支援システム。
【請求項6】
前記調整処理部は、前記輸液について規定されている上限量以下の範囲内で、前記輸液の量を調整する、
請求項1~4のいずれか1項に記載の投薬支援システム。
【請求項7】
前記調整処理部は、患者ごとに前記輸液の量を調整する、
請求項1~4のいずれか1項に記載の投薬支援システム。
【請求項8】
前記調整された前記輸液の量に関連する出力情報を提示する提示処理部を更に備える、
請求項1~4のいずれか1項に記載の投薬支援システム。
【請求項9】
前記取得処理部は、ユーザー操作に伴って設定される前記目標時間を取得する、
請求項1~4のいずれか1項に記載の投薬支援システム。
【請求項10】
目標時間を取得する取得処理部と、
加圧式薬品注入器を使用した患者への薬品及び輸液の混合物である調製済み薬品の投与に要した実績時間と、前記目標時間と、を比較する比較処理部と、を備える、
投薬支援システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加圧式薬品注入器による薬品の投与の一部又は全部を支援する投薬支援システム及び投薬支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
関連技術として、重力による点滴に代えて、加圧手段によって、患者の体内に薬品(薬剤)を注入する加圧式薬品注入器(輸液器具)が知られている(例えば、特許文献1参照)。さらに、前記加圧式薬品注入器の中でも、貯留容器と加圧機構とが一体化され、薬液貯留機能を備える薬液注入器具がある。当該加圧式薬品注入器(薬液注入器具)は、外郭容器の中に弾性を有する薬液袋が内蔵された構成である。前記薬液袋は、ゴム風船の様な構造をしており、常に収縮力が働いている。
【0003】
前記加圧式薬品注入器を使用する際には、予め注射器等の注入器で前記薬品を前記薬液袋に注入しておく。また患者には、予め留置針を装着しておく。そして、前記加圧式薬品注入器を患者の近くに置き、輸液チューブで、前記加圧式薬品注入器の前記薬液袋と前記留置針とを接続する。前記加圧式薬品注入器内の前記薬品は、前記薬液袋の収縮力によって加圧されて押し出され、前記輸液チューブを経由して患者の体内に微量ずつ注入される。
【0004】
前記加圧式薬品注入器は、携帯性に優れており、電源及び点滴ポールを必要とせずに持続注入が可能であるため、例えば、抗がん剤等の持続注入を、在宅又は外来の患者に対して行うことが可能である。そして、前記加圧式薬品注入器を使用した患者への前記薬品の投与に際しては、前記薬品は患者の体内に微量ずつ注入されるので、患者においては、例えば、自宅等で過ごしながら、48時間等の長い時間をかけて前記薬品の投与を受けることが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-171758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記加圧式薬品注入器は、予め決められている設定時間をかけて前記薬品を投与する仕組みであるところ、例えば、患者の状態(姿勢等を含む)及び行動等によって、実際の投与時間が前記設定時間に対して過不足を生じる場合がある。そして、例えば、前記設定時間を超過して投与が行われると、患者の負担又は不安につながり、ひいては、患者のアドヒアランス及びQOL(Quality of life)の低下等の原因になることもある。さらには、前記設定時間が経過した時点で患者自身が投与を中止することにより、前記加圧式薬品注入器に貯留された前記薬品が全量投与されないことにもつながり得る。
【0007】
本発明の目的は、予め決められている設定時間通りに加圧式薬品注入器による薬品の投与が完了しやすくなる投薬支援システム及び投薬支援プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一の局面に係る投薬支援システムは、取得処理部と、調整処理部と、を備える。前記取得処理部は、目標時間を取得する。前記調整処理部は、薬品及び輸液の混合物である調製済み薬品の加圧式薬品注入器による投与時間を前記目標時間に近付けるように前記輸液の量を調整する。
【0009】
本発明の他の局面に係る投薬支援システムは、取得処理部と、比較処理部と、を備える。前記取得処理部は、目標時間を取得する。前記比較処理部は、加圧式薬品注入器を使用した患者への薬品及び輸液の混合物である調製済み薬品の投与に要した実績時間と、前記目標時間と、を比較する。
【0010】
本発明の他の局面に係る投薬支援プログラムは、目標時間を取得するステップと、薬品及び輸液の混合物である調製済み薬品の加圧式薬品注入器による投与時間を前記目標時間に近付けるように前記輸液の量を調整するステップと、を1以上のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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