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公開番号2025167755
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-07
出願番号2024072634
出願日2024-04-26
発明の名称搬送装置、混注装置、及び、注入装置
出願人株式会社湯山製作所
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類A61J 1/20 20060101AFI20251030BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】保持された混注器材の交換を、ユーザが簡便に行うことを可能にする。
【解決手段】混注装置(1)は、器材保持部が作業領域に搬送されている状態において、作業領域において器材保持部から注射器が取外され、少なくとも器材保持部に新たな注射器が保持されるまでは、器材保持部を作業領域に位置させる注射器搬送制御部(141)を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
混注に使用する混注器材を保持可能な器材保持部と、
前記器材保持部に対してユーザが前記混注器材を保持させる、又は前記器材保持部に保持された前記混注器材をユーザが取外す作業領域に対して、前記器材保持部を搬送する器材搬送部と、
前記混注器材を保持する前記器材保持部が前記作業領域に搬送されている状態において、当該器材保持部から前記混注器材が取外され、少なくとも当該器材保持部に新たな前記混注器材が保持されるまでは、当該器材保持部を前記作業領域に位置させる搬送制御部と、を備える、搬送装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記作業領域に位置する前記器材保持部に保持された前記混注器材を検出する器材検出部と、
前記器材検出部の検出結果に基づき、前記作業領域に位置する前記器材保持部から前記混注器材が取外され、当該器材保持部に新たな前記混注器材が保持されたかを判定する判定部と、を備え、
前記搬送制御部は、前記混注器材が取外された前記器材保持部に新たな前記混注器材が保持されたと前記判定部により判定されるまで、当該器材搬送部を前記作業領域に位置させる、請求項1に記載の搬送装置。
【請求項3】
前記器材保持部を複数備えると共に、前記混注器材を保持する前記器材保持部として、第1器材保持部及び第2器材保持部を備え、
前記搬送制御部は、前記混注器材が取外された前記第1器材保持部に新たな前記混注器材が保持された後、前記器材搬送部を動作させることにより、前記第1器材保持部から取外された混注器材とは異なる混注器材が保持された前記第2器材保持部を前記作業領域に搬送する、請求項1又は2に記載の搬送装置。
【請求項4】
第1薬剤容器に収容された第1粉薬と、第2薬剤容器に収容された第2粉薬との両方を溶解可能な量の輸液の少なくとも一部を、前記第1薬剤容器に注入した後、前記第1粉薬が溶解した輸液の一部を前記第1薬剤容器から抜取る第1動作と、
前記第1動作により前記第1薬剤容器から抜取った前記第1粉薬が溶解した輸液の少なくとも一部を、前記第2薬剤容器に注入した後、前記第1粉薬及び前記第2粉薬が溶解した輸液の全てを前記第2薬剤容器から抜取る第2動作と、を実行する、混注装置。
【請求項5】
前記第2粉薬の種類は、前記第1粉薬の種類と同一である、請求項4に記載の混注装置。
【請求項6】
粉薬が溶解した輸液が、輸液容器に注入する量として予め規定されている注入量よりも多く注射器に収容されている場合に、栓が上方を向いている状態の容器の当該栓に前記注射器の針を穿刺している状態において、前記注入量から超過した量の前記輸液を前記容器に注入する注入動作を実行する、注入装置。
【請求項7】
前記容器は、前記粉薬を収容する薬剤容器であり、
前記栓が下方を向いている状態の前記薬剤容器の当該栓に前記注射器の針を穿刺している状態において、前記注射器に収容された輸液を前記薬剤容器に注入した後に、前記注射器を用いて、前記注入量を超過した量の前記粉薬が溶解した輸液を前記薬剤容器から抜取る抜取り動作と、
前記抜取り動作後に、前記栓が上方を向くように前記薬剤容器を回転させる回転動作と、
前記回転動作後に、前記注入動作を実行する、請求項6に記載の注入装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、搬送装置、混注装置、及び、注入装置等に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、混注装置の一例が開示されている。特許文献1の混注装置は、薬剤充填部及び混注処理部を備える。ユーザは、薬剤充填部の作業テーブル上に載置されたトレイの所定の位置に、薬剤容器、注射器を構成し得る各部材、及び輸液容器を載置した後、トレイを混注処理部に充填する。これにより、特許文献1の混注装置は、混注処理を開始できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-063313号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1には、薬剤容器または注射器等の混注器材の交換に際して、混注器材を保持する部材の動作については開示されていない。本開示の第1の態様は、保持された混注器材の交換を、ユーザが簡便に行うことを可能にすることを目的とする。
【0005】
また、特許文献1には、粉薬を溶解した輸液を複数回に亘り抜取るときの具体的な動作については開示されていない。本開示の第2の態様は、粉薬を溶解した輸液の複数回に亘る抜取りを簡易な手法で行うことを目的とする。
【0006】
また、特許文献1には、粉薬を溶解した輸液を注射器から容器に注入するときの具体的な動作については開示されていない。本開示の第3の態様は、容器の栓から輸液が漏出る可能性を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の第1の態様に係る搬送装置は、混注に使用する混注器材を保持可能な器材保持部と、前記器材保持部に対してユーザが前記混注器材を保持させる、又は前記器材保持部に保持された前記混注器材をユーザが取外す作業領域に対して、前記器材保持部を搬送する器材搬送部と、前記混注器材を保持する前記器材保持部が前記作業領域に搬送されている状態において、当該器材保持部から前記混注器材が取外され、少なくとも当該器材保持部に新たな前記混注器材が保持されるまでは、当該器材保持部を前記作業領域に位置させる搬送制御部と、を備える。
【0008】
本開示の第2の態様に係る混注装置は、第1薬剤容器に収容された第1粉薬と、第2薬剤容器に収容された第2粉薬との両方を溶解可能な量の輸液を、前記第1薬剤容器に注入した後、前記第1粉薬が溶解した輸液の一部を前記第1薬剤容器から抜取る第1動作と、前記第1動作により前記第1薬剤容器から抜取った前記第1粉薬が溶解した輸液を、前記第2薬剤容器に注入した後、前記第1粉薬及び前記第2粉薬が溶解した輸液の全てを前記第2薬剤容器から抜取る第2動作と、を実行する。
【0009】
本開示の第3の態様に係る注入装置は、粉薬が溶解した輸液が、輸液容器に注入する量として予め規定されている注入量よりも多く注射器に収容されている場合に、栓が上方を向いている状態の容器の当該栓に前記注射器の針を穿刺している状態において、前記注入量から超過した量の前記輸液を前記容器に注入する注入動作を実行する。
【発明の効果】
【0010】
本開示の第1の態様によれば、保持された混注器材の交換を、ユーザが簡便に行うことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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