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公開番号2025156460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2025128226,2024041744
出願日2025-07-31,2021-03-17
発明の名称薬品払出装置、表示制御装置、薬品払出プログラム
出願人株式会社湯山製作所
代理人個人
主分類A61J 3/00 20060101AFI20251002BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ユーザーの作業効率を考慮して錠剤カセット及び手撒きユニットを利用することのできる薬品払出装置及び薬品払出プログラムを提供すること。
【解決手段】薬品払出装置は、複数の錠剤が収容される収容部から当該錠剤を個別に払出可能な錠剤カセットと、複数のマスに投入される錠剤を当該マスの単位で払出可能な手撒きユニットと、払出対象の錠剤の薬品情報を前記錠剤カセット又は当該錠剤カセットが装着される装着部と前記手撒きユニットとのいずれかに割り当て可能な割当処理部と、前記割当処理部による割当結果に基づいて前記錠剤カセット又は前記手撒きユニットから前記払出対象の錠剤を払い出す駆動処理部とを備える。そして、前記割当処理部は、払出対象の複数種類の錠剤のうち当該錠剤のサイズが小さい錠剤の薬品情報を優先して前記錠剤カセット又は前記装着部に割り当てる。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
複数の錠剤が収容される錠剤収容部からの払出経路のサイズの変更により払出対象の錠剤として割り当てられる種類の錠剤を払い出し可能な錠剤払出部に、前記払出対象の錠剤を割り当て可能な割当処理部を備え、
前記割当処理部は、前記払出対象の錠剤の払出錠数が当該払出対象の錠剤が割り当てられる一つの前記錠剤払出部の最大収容錠数を超える場合、又は、前記払出対象の錠剤の払出錠数分の体積の合計が当該払出対象の錠剤が割り当てられる一つの前記錠剤払出部の容積を超える場合に、複数の前記錠剤払出部に当該払出対象の錠剤を割り当てる、
薬品払出装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
複数の錠剤が収容される錠剤収容部からの払出経路のサイズの変更により払出対象の錠剤として割り当てられる種類の錠剤を払い出し可能な錠剤払出部に、前記払出対象の錠剤を割り当て可能な割当ステップをプロセッサーに実行させるための薬品払出プログラムであって、
前記割当ステップは、前記払出対象の錠剤の払出錠数が当該払出対象の錠剤が割り当てられる一つの前記錠剤払出部の最大収容錠数を超える場合、又は、前記払出対象の錠剤の払出錠数分の体積の合計が当該払出対象の錠剤が割り当てられる一つの前記錠剤払出部の容積を超える場合に、複数の前記錠剤払出部に当該払出対象の錠剤を割り当てる、
薬品払出プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、錠剤カセットから錠剤を払い出し可能な薬品払出装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、複数の錠剤が収容される収容部から当該錠剤を払出可能な錠剤カセットを備えており、錠剤カセットに収容された錠剤を処方データに基づいて自動的に払い出すことが可能な薬品払出装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5812228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この種の薬品払出装置は、錠剤カセットに加えて、複数のマスに投入される錠剤を当該マスの単位で払い出すことが可能な手撒きユニットを備えることがある。この場合、薬品払出装置では、払出対象の錠剤を錠剤カセット又は手撒きユニットのいずれを用いても払い出すことが可能である。しかしながら、手撒きユニットの各マスへの錠剤の投入作業は、錠剤のサイズが小さいほど難しくなりユーザーの作業効率が低下する。
【0005】
本発明の目的は、ユーザーの作業効率を考慮して錠剤カセット及び手撒きユニットを利用することのできる薬品払出装置及び薬品払出プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る薬品払出装置は、複数の錠剤が収容される収容部から当該錠剤を払出可能な第1錠剤払出部と、複数のマスに投入される錠剤を当該マスの単位で払出可能な第2錠剤払出部と、払出対象の錠剤の薬品情報を前記第1錠剤払出部又は当該第1錠剤払出部が装着される装着部と前記第2錠剤払出部とのいずれかに割り当て可能な割当処理部と、前記割当処理部による割当結果に基づいて前記第1錠剤払出部又は前記第2錠剤払出部から前記払出対象の錠剤を払い出す駆動処理部と、を備える。そして、前記割当処理部は、払出対象の複数種類の錠剤のうち当該錠剤のサイズが小さい錠剤の薬品情報を優先して前記第1錠剤払出部又は前記装着部に割り当てる。
【0007】
本発明に係る薬品払出プログラムは、複数の錠剤が収容される収容部から当該錠剤を払出可能な第1錠剤払出部と、複数のマスに投入される錠剤を当該マスの単位で払出可能な第2錠剤払出部とを備える薬品払出装置を制御するプロセッサーに、払出対象の錠剤の薬品情報を前記第1錠剤払出部又は当該第1錠剤払出部が装着される装着部と前記第2錠剤払出部とのいずれかに割り当て可能な割当ステップと、前記割当ステップによる割当結果に基づいて前記第1錠剤払出部又は前記第2錠剤払出部から前記払出対象の錠剤を払い出す駆動ステップと、を実行させるための薬品払出プログラムである。そして、前記割当ステップでは、払出対象の複数種類の錠剤のうち当該錠剤のサイズが小さい錠剤の薬品情報を優先して前記第1錠剤払出部又は前記装着部に割り当てる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザーの作業効率を考慮して錠剤カセット及び手撒きユニットを利用することのできる薬品払出装置及び薬品払出プログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置の外観図である。
図2は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置のシステム構成を示すブロック図である。
図3は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置の固定錠剤カセットの構成を説明するための斜視図である。
図4は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置の可変錠剤カセットの構成を説明するための斜視図である。
図5は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置の可変錠剤カセットの構成を説明するための斜視図である。
図6は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置の可変錠剤カセットの構成を説明するための斜視図である。
図7は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置の可変錠剤カセットの装着部の構成を説明するための斜視図である。
図8は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置における手撒きユニットのマスの配置の一例を示す図である。
図9は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置における錠剤の分包結果の一例を示す図である。
図10は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で使用される割当情報の一例を示す図である。
図11は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で使用される駆動対応情報の一例を示す図である。
図12は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で実行される薬品払出処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図13は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で実行される手動割当処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図14は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で実行される自動割当処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図15は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で実行される分包制御処理の手順の一例を説明するためのフローチャートである。
図16は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で表示される表示画面の一例を示す図である。
図17は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で表示される表示画面の一例を示す図である。
図18は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で表示される表示画面の一例を示す図である。
図19は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で使用される割当情報の一例を示す図である。
図20は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置における光学式センサーの検知状態の一例を説明するための図である。
図21は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置における光学式センサーの検知状態の一例を説明するための図である。
図22は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で実行される薬品払出処理の手順の他の例を説明するためのフローチャートである。
図23は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で表示される表示画面の一例を示す図である。
図24は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で表示される表示画面の一例を示す図である。
図25は、本発明の実施形態に係る薬品払出装置で表示される表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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