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公開番号
2025172145
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2025145902,2024228716
出願日
2025-09-03,2021-03-26
発明の名称
映像パラメータセット又はシーケンスパラメータセットを符号化又は復号化するための方法
出願人
アリババ グループ ホウルディング リミテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/70 20140101AFI20251113BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】本開示は、映像を符号化するためのコンピュータ実施方法を提供する。
【解決手段】この方法は、符号化映像シーケンス(CVS)が、等しい数のプロファイル/ティア/レベル(PTL)シンタックス構造と出力レイヤセット(OLS)とを含むかどうかを判定すること、及びCVSが、等しい数のPTLシンタックス構造とOLSとを含むことに応答して、VPS内の対応するOLSに当てはまるPTLシンタックス構造の、VPS内のPTLシンタックス構造のリストに対するインデックスを指定する第1のPTLシンタックス要素をシグナリングすることなく、ビットストリームを符号化することを含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
映像を符号化するためのコンピュータ実施方法であって、
符号化映像シーケンス(CVS)が、等しい数のプロファイル/ティア/レベル(PTL)シンタックス構造と出力レイヤセット(OLS)とを含むかどうかを判定すること、及び
前記CVSが、等しい数のPTLシンタックス構造とOLSとを含むことに応答して、映像パラメータセット(VPS)内の対応するOLSに当てはまるPTLシンタックス構造の、前記VPS内のPTLシンタックス構造のリストに対するインデックスを指定する第1のPTLシンタックス要素をシグナリングすることなく、ビットストリームを符号化すること
を含むコンピュータ実施方法。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
PTLシンタックス構造の数が1に等しいかどうかを判定すること、及び
PTLシンタックス構造の数が1に等しいことに応答して、前記VPS内の前記第1のPTLシンタックス要素をシグナリングすることなく、前記ビットストリームを符号化すること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
PTLシンタックス構造の数が1を上回り、及び前記OLSの数と異なることに応答して、固定長を有する前記第1のPTLシンタックス要素を前記VPS内でシグナリングすること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記PTLシンタックス構造、復号化ピクチャバッファ(DPB)パラメータシンタックス構造、又は仮想参照復号器(HRD)パラメータシンタックス構造の少なくとも1つが、前記ビットストリームのシーケンスパラメータセット(SPS)内にあるかどうかを判定すること、
第1の値が1を上回るかどうかを判定することであって、前記第1の値は、前記SPSを参照する符号化レイヤ映像シーケンス(CLVS)内にある時間軸方向サブレイヤの最大数を指定すること、及び
前記PTLシンタックス構造、前記DPBパラメータシンタックス構造、又は前記HRDパラメータシンタックス構造の少なくとも1つが前記SPS内にあり、かつ前記第1の値が1を上回る場合、前記SPS内の前記DPBパラメータシンタックス構造内のシンタックス要素の存在を制御するように構成されるフラグをシグナリングすること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記第1の値が1以下である場合、前記SPS内で前記フラグをシグナリングすることなく、前記DPBパラメータシンタックス構造内の1つ以上のシンタックス要素をシグナリングすること
をさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
第1のシーケンスパラメータセット(SPS)シンタックス要素の値を決定することであって、前記第1のSPSシンタックス要素は、前記第1のSPSシンタックス要素の前記値がゼロを上回るとき、前記SPSによって参照される前記VPSの識別子を指定すること、
前記第1のSPSシンタックス要素の前記値がゼロを上回ることに応答して、対応するVPSシンタックス要素に基づき、前記SPSを参照する各符号化レイヤ映像シーケンス(CLVS)内にある時間軸方向サブレイヤの最大数を指定する第2のSPSシンタックス要素の範囲を割り当てること、及び
前記第1のSPSシンタックス要素の前記値がゼロに等しいことに応答して、前記SPSを参照する各CLVS内にある時間軸方向サブレイヤの前記最大数を指定する前記第2のSPSシンタックス要素の前記範囲を、ゼロ以上、固定値以下の範囲であるように割り当てること
をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
映像を復号化するためのコンピュータ実施方法であって、
符号化映像シーケンス(CVS)を含むビットストリームを受信すること、
前記CVSが、等しい数のプロファイル/ティア/レベル(PTL)シンタックス構造と出力レイヤセット(OLS)とを有するかどうかを判定すること、及び
PTLシンタックス構造の数が前記OLSの数に等しいことに応答して、映像パラメータセット(VPS)を復号化するとき、対応するOLSに当てはまるPTLシンタックス構造の、前記VPS内のPTLシンタックス構造のリストに対するインデックスを指定する第1のPTLシンタックス要素の復号化をスキップすること
を含むコンピュータ実施方法。
【請求項8】
PTLシンタックス構造の数が前記OLSの数に等しいことに応答して、前記第1のPTLシンタックス要素によって指定される前記PTLシンタックス構造が当てはまる前記OLSのインデックスに等しいように前記第1のPTLシンタックス要素を決定すること
をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
PTLシンタックス構造の数が1に等しいかどうかを判定すること、及び
PTLシンタックス構造の数が1に等しいことに応答して、前記VPSを復号化するとき、前記第1のPTLシンタックス要素の復号化をスキップすること
をさらに含む、請求項7に記載の方法。
【請求項10】
PTLシンタックス構造の数が1に等しいことに応答して、前記第1のPTLシンタックス要素をゼロであると判定すること
をさらに含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
[0001] 本開示は、参照によりその全体が本明細書に援用される、2020年3月26日に出願された米国仮特許出願第62/994,995号に対する優先権の利益を主張する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【0002】
技術分野
[0002] 本開示は、概して、映像処理に関し、より具体的には、映像パラメータセット(VPS)及びシーケンスパラメータセット(SPS)をシグナリングするための映像処理方法に関する。
【背景技術】
【0003】
背景
[0003] 映像は、視覚情報を取り込んだ静的ピクチャ(又は「フレーム」)のセットである。記憶メモリ及び伝送帯域幅を低減するために、映像を記憶又は伝送前に圧縮し、表示前に復元することができる。圧縮プロセスは、通常、符号化と称され、復元プロセスは、通常、復号化と称される。最も一般的には、予測、変換、量子化、エントロピー符号化及びインループフィルタリングに基づく、標準化映像符号化技術を用いる様々な映像符号化フォーマットが存在する。特定の映像符号化フォーマットを指定する、高効率ビデオコーディング(HEVC/H.265)規格、多用途ビデオコーディング(VVC/H.266)標準及びAVS規格などの映像符号化規格が標準化機関によって開発されている。進化した映像符号化技術が映像規格に次々と採用されるに従って、新たな映像符号化規格の符号化効率が一層高くなる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
開示の概要
[0004] 本開示の実施形態は、映像を符号化するためのコンピュータ実施方法を提供する。いくつかの実施形態では、この方法は、符号化映像シーケンス(CVS)が、等しい数のプロファイル/ティア/レベル(PTL)シンタックス構造と出力レイヤセット(OLS)とを含むかどうかを判定すること、及びCVSが、等しい数のPTLシンタックス構造とOLSとを含むことに応答して、VPS内の対応するOLSに当てはまるPTLシンタックス構造の、VPS内のPTLシンタックス構造のリストに対するインデックスを指定する第1のPTLシンタックス要素をシグナリングすることなく、ビットストリームを符号化することを含む。
【0005】
[0005] いくつかの実施形態では、この方法は、符号化映像シーケンス(CVS)が、等しい数の復号化ピクチャバッファ(DPB)パラメータシンタックス構造と出力レイヤセット(OLS)とを有するかどうかを判定すること、及びCVSが、等しい数のDPBパラメータシンタックス構造とOLSとを有することに応答して、対応するOLSに当てはまるDPBパラメータシンタックス構造の、VPS内のDPBパラメータシンタックス構造のリストに対するインデックスを指定する第1のDPBシンタックス要素をシグナリングすることなく、ビットストリームを符号化することを含む。
【0006】
[0006] いくつかの実施形態では、この方法は、プロファイル/ティア/レベル(PTL)シンタックス構造、復号化ピクチャバッファ(DPB)パラメータシンタックス構造、又は仮想参照復号器(HRD)パラメータシンタックス構造の少なくとも1つが、ビットストリームのシーケンスパラメータセット(SPS)内にあるかどうかを判定すること、第1の値が1を上回るかどうかを判定することであって、第1の値は、SPSを参照する符号化レイヤ映像シーケンス(CLVS)内にある時間軸方向サブレイヤの最大数を指定すること、及びPTLシンタックス構造、DPBパラメータシンタックス構造、又はHRDパラメータシンタックス構造の少なくとも1つが、SPS内にあり、かつ第1の値が1を上回る場合、SPS内のDPBパラメータシンタックス構造内のシンタックス要素の存在を制御するように構成されるフラグをシグナリングすることを含む。
【0007】
[0007] いくつかの実施形態では、この方法は、第1のシーケンスパラメータセット(SPS)シンタックス要素の値を決定することであって、第1のSPSシンタックス要素は、第1のSPSシンタックス要素の値がゼロを上回るとき、SPSによって参照される映像パラメータセット(VPS)の識別子を指定すること、第1のSPSシンタックス要素の値がゼロを上回ることに応答して、対応するVPSシンタックス要素に基づき、SPSを参照する各符号化レイヤ映像シーケンス(CLVS)内にある時間軸方向サブレイヤの最大数を指定する第2のSPSシンタックス要素の範囲を割り当てること、及び第1のSPSシンタックス要素の値がゼロに等しいことに応答して、SPSを参照する各CLVS内にある時間軸方向サブレイヤの最大数を指定する第2のSPSシンタックス要素の範囲を、ゼロ以上、固定値以下の範囲であるように割り当てることを含む。
【0008】
[0008] いくつかの実施形態では、この方法は、PTL関連情報を指定する1つ以上のプロファイル/ティア/レベル(PTL)シンタックス要素を符号化すること、及びビットストリームの映像パラメータセット(VPS)又はシーケンスパラメータセット(SPS)内で可変長を有する1つ以上のPTLシンタックス要素をシグナリングすることを含む。
【0009】
[0009] いくつかの実施形態では、この方法は、可変長を有する映像パラメータセット(VPS)シンタックス要素を符号化すること、及びVPSシンタックス要素をVPS内でシグナリングすることであって、VPSシンタックス要素は、VPSを参照する符号化映像シーケンス(CVS)内に含まれる出力レイヤセット(OLS)の数に関連することを含む。
【0010】
[0010] 本開示の実施形態は、映像を復号化するためのコンピュータ実施方法を提供する。いくつかの実施形態では、この方法は、符号化映像シーケンス(CVS)を含むビットストリームを受信すること、CVSが、等しい数のプロファイル/ティア/レベル(PTL)シンタックス構造と出力レイヤセット(OLS)とを有するかどうかを判定すること、及びPTLシンタックス構造の数がOLSの数に等しいことに応答して、VPSを復号化するとき、対応するOLSに当てはまるPTLシンタックス構造の、VPS内のPTLシンタックス構造のリストに対するインデックスを指定する第1のPTLシンタックス要素の復号化をスキップすることを含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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