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公開番号2025172132
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2025144864,2023218371
出願日2025-09-01,2016-01-08
発明の名称WLANにおけるBSSカラー強化型送信(BSS-CET)
出願人インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H04W 28/06 20090101AFI20251113BHJP(電気通信技術)
要約【課題】送信スケジューリングのためのシステム、方法、および手段が開示される。
【解決手段】それ自体の基本サービスセット(BSS)内のステーション(STA)は、重複BSS(OBSS)から送信フレームを受信する。STAは、受信された送信フレームのプリアンブルを復号することができる。STAは、例えば復号されたプリアンブルを用いて、OBSS情報、およびOBSSに関連付けられた送信方式を決定することができる。OBSSに関連付けられた送信方式が直交周波数分割多元接続(OFDMA)であるという条件で、それ自体のBSS内のSTAはそれのアクセスポイント(AP)に、1または複数のチャネルまたはサブチャネルが送信のために利用可能であるまたは利用不可であることを示すことができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ステーション(STA)であって、
プロセッサと、
送受信機とを備え、
前記プロセッサおよび前記送受信機は、
前記STAが関連付けられたアクセスポイント(AP)から、前記APに関連付けられた第1の基本サービスセット(BSS)カラー(第1のBSSカラー)のインジケーションを受信し、
1つ以上の重複した基本サービスセット(OBSS)の1つ以上のSTAから、それぞれのBSSカラーのインジケーションを含む送信を受信し、
前記APへ、前記1つ以上のOBSSの前記それぞれのBSSカラーを含むBSSカラー情報を送信し、前記BSSカラー情報は、前記1つ以上のOBSSの各々のBSSカラーを含み、
前記APから、BSSカラー情報フィールドおよびカラー切り替え時間フィールドを含むBSSカラー変更アナウンスメント要素を受信し、前記BSSカラー情報フィールドは、前記APの前記第1のBSSカラーおよび前記1つ以上のOBSSの前記送信されたBSSカラー情報に基づいて決定された第2のBSSカラーを示しており、前記カラー切り替え時間フィールドは、いつ前記APが前記第2のBSSカラーへ切り替わることになるのかを示しており、
前記APが前記第2のBSSカラーへ切り替わった後で、前記APと通信されるパケットのPHY層プリアンブルのSIGフィールドにおいて、前記第2のBSSカラーを示す
よう構成されたSTA。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記APへ送信された前記BSSカラー情報は、前記1つ以上のOBSSの少なくとも1つの前記それぞれのBSSカラーと同一のBSSカラーである前記第1のBSSカラーに基づいて、前記STAによってBSSカラー衝突が検出されたことを示しているイベント報告を含む請求項1に記載のSTA。
【請求項3】
前記イベント報告は、前記STAによって検出された1つ以上の隣接APに関連付けられた前記1つ以上のOBSSの情報をさらに含む請求項2に記載のSTA。
【請求項4】
前記イベント報告は、前記STAによって非応答型の方法で送信される請求項2に記載のSTA。
【請求項5】
前記BSSカラー変更アナウンスメント要素は、前記イベント報告への応答として受信される請求項2に記載のSTA。
【請求項6】
前記BSSカラー情報は、前記APからの前記1つ以上のOBSSの前記BSSカラー情報を収集する要求に応答して送信される請求項1に記載のSTA。
【請求項7】
前記送信は、OBSSのAP STAからのビーコンを含む請求項1に記載のSTA。
【請求項8】
ステーション(STA)において実施される方法であって、
前記STAが関連付けられたアクセスポイント(AP)から、前記APに関連付けられた第1の基本サービスセット(BSS)カラー(第1のBSSカラー)のインジケーションを受信するステップと、
1つ以上の重複した基本サービスセット(OBSS)の1つ以上のSTAから、それぞれのBSSカラーのインジケーションを含む送信を受信するステップと、
前記APへ、前記1つ以上のOBSSの前記それぞれのBSSカラーを含むBSSカラー情報を送信するステップであって、前記BSSカラー情報は、前記1つ以上のOBSSの各々のBSSカラーを含む、ステップと、
前記APから、BSSカラー情報フィールドおよびカラー切り替え時間フィールドを含むBSSカラー変更アナウンスメント要素を受信するステップであって、前記BSSカラー情報フィールドは、前記APの前記第1のBSSカラーおよび前記1つ以上のOBSSの前記送信されたBSSカラー情報に基づいて決定された第2のBSSカラーを示しており、前記カラー切り替え時間フィールドは、いつ前記APが前記第2のBSSカラーへ切り替わることになるのかを示している、ステップと、
前記APが前記第2のBSSカラーへ切り替わった後で、前記APと通信されるパケットのPHY層プリアンブルのSIGフィールドにおいて、前記第2のBSSカラーを示すするステップと
を備える方法。
【請求項9】
前記APへ送信された前記BSSカラー情報は、前記1つ以上のOBSSの少なくとも1つの前記それぞれのBSSカラーと同一のBSSカラーである前記第1のBSSカラーに基づいて、前記STAによってBSSカラー衝突が検出されたことを示しているイベント報告を含む請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記イベント報告は、前記STAによって検出された1つ以上の隣接APに関連付けられた前記1つ以上のOBSSの情報をさらに含む請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、WLANにおけるBSSカラー強化型送信(BSS-CET)に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
関連出願の相互参照
本出願は、参照によりその内容が本明細書に組み込まれている、2015年1月9日に出願した米国特許仮出願第62/101,645号明細書の利益を主張するものである。
【0003】
無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)ベースのネットワークに追加される米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11デバイス(ステーション(STA)、および/またはアクセスポイント(AP))の数の急速な増加に伴って、高密度のWLAN配備が日常的になってきている。このような高密度のWLAN配備は、例えば干渉、輻輳、低スループットなどを含む要因により、著しい性能問題に直面している。
【0004】
例えばIEEE 802.11ahにおいて用いられるような、例えば基本サービスセット(BSS)のための既存のWLANの機能は、このような高密度のWLAN配備に対して適切でない場合がある。このような高密度のWLAN配備の性能を改善するために、強化型BSSカラーフォーマットおよび関連する機構が必要となり得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
高密度に配備されたWLANにおける性能を改善することができるシステム、方法、および手段が開示される。それ自体の基本サービスセット(BSS)内のステーション(STA)は、重複BSS(OBSS)から送信フレームを受信することができる。STAは、受信された送信フレームからプリアンブルを復号することができる。STAは、復号されたプリアンブル(例えば復号されたプリアンブルのみ)を用いて、OBSS情報、および/またはOBSSに関連付けられた送信方式を決定することができる。送信方式は、直交周波数分割多重(OFDM)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、BSSサイレンシング、セクタ化された送信による干渉回避、または帯域サイレンシングを有するOFDMAの1または複数を含むことができる。送信フレームは、送信ノードまたはBSS識別を含むことができる。送信ノードまたはBSS識別は、送信ノードまたはBSS識別がダウンリンク送信用であるかまたはアップリンク送信用であるかを示すことができる。
【0006】
決定された、OBSSに関連付けられた送信方式は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)とすることができる。このような場合STAは、それ自体のBSS内で、その関連付けられたアクセスポイント(AP)に、送信のために利用可能である1または複数のチャネルまたはサブチャネル、および/または送信のために利用不可である1または複数のチャネルまたはサブチャネルを示すことができる。STAはチャネル情報を、それ自体のBSS内のAPに、例えば送信スケジュールに応答して、および/またはアップリンク要求を用いて送ることができる。
【0007】
決定された、OBSSに関連付けられた送信方式は、直交周波数分割多重(OFDM)とすることができる。このような場合、STAは、チャネルが送信のために利用不可であることを決定することができる。STAは、例えばOBSS情報が、STAはOBSS干渉に対してロバスト性がないことを示すときは、チャネルをビジーに設定することができる。STAは、例えばOBSS情報が、STAはOBSS干渉に対してロバスト性があることを示すときは、チャネルをアイドルに設定することができる。STAは、アイドルに設定されたチャネル上に送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
より詳細な理解は、添付の図面と共に例として示される以下の説明から得られることができる。
【0009】
例示的無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)システムの図である。
強化型分散チャネルアクセス(EDCA)動作の例を示す図である。
サブ1GHz(S1G)能力情報フィールドの例を示す図である。
SIG-1フレーム構造の例を示す図である。
基本サービスセット(BSS)カラーによるクリアチャネル評価(CCA)閾値の例を示す図である。
強い干渉の存在下での、意図された信号の例示の重複直交周波数分割多重(OFDM)送信を示す図である。
フィードバックパケットの、例示のメディアアクセス制御(MAC)フレームフォーマットを示す図である。
重複しないセカンダリチャネルを用いた、STA自体のアクセスポイント(AP)への例示のフィードバック情報を示す図である。
例示の空間直交フィードバックを示す図である。
意図されたシンボルと混合された、例示の復調された干渉シンボルを示す図である。
キャンセルおよび延期型ACKを示すネットワークの例を示す図である。
延期型ACK動作の例を示す図である。
ACK動作の例を示す図である。
アップリンク/ダウンリンク(UL/DL)直交周波数分割多元接続(OFDMA)の例を示す図である。
UL/DL OFDMAパケット交換タイプ1の例を示す図である。
UL/DL OFDMAパケット交換タイプ2の例を示す図である。
UL/DL OFDMAパケット交換タイプ3の例を示す図である。
UL/DL OFDMの例を示す図である。
UL/DL OFDMパケット交換の例を示す図である。
強化型BSSカラーを用いたピアツーピア送信によるOFDMAの例を示す図である。
パケット交換の例を示す図である。
重複BSS干渉、例示の干渉キャンセルトランシーバを示す図である。
OBSS報告要素の例を示す図である。
カラーアナウンスメント(サブ)要素の例を示す図である。
1つ以上の実施形態が実施できる、例示の通信システムの図である。
図25Aの通信システム内で用いられる、例示の無線送信/受信ユニット(WTRU)の図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に例示的実施形態の詳細な説明が、様々な図に関連して述べられる。この説明は可能な実装形態の詳細な例をもたらすが、詳細は例示的なものであり、本出願の範囲を限定するものでは全くないことが留意されるべきである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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