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公開番号
2025171449
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-20
出願番号
2024076809
出願日
2024-05-09
発明の名称
成形品
出願人
旭化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08L
101/00 20060101AFI20251113BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】本発明の目的は、耐衝撃性および耐薬品性に優れた成形品を提供することである。
【解決手段】熱可塑性樹脂組成物からなる成形品であり、熱可塑性樹脂組成物が海島構造を有し、成形品の断面をSEMによって観察したSEM画像において、海島構造の特定の面積の島部分を島部分Iとしたとき、島部分Iのアスペクト比の最多頻度が、1.90未満であり、島部分Iの総数に対する、アスペクト比が1.95より大きく2.25以下である島部分Iの数の割合が17.0%以下である、成形品。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
熱可塑性樹脂組成物からなる成形品であり、
前記熱可塑性樹脂組成物が海島構造を有し、
前記成形品の断面を走査電子顕微鏡(SEM)によって観察したSEM画像において、
前記海島構造の面積0.0008μm
2
以上0.08μm
2
以下の島部分を島部分Iとしたとき、島部分Iのアスペクト比の最多頻度が、1.90未満であり、
前記島部分Iの総数に対する、アスペクト比が1.95より大きく2.25以下である島部分Iの数の割合が17.0%以下である、成形品。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記総数に対する、アスペクト比1.35以下の島部分Iの数の割合が、10.0%以上である請求項1に記載の成形品。
【請求項3】
前記総数に対する、アスペクト比が1.65より大きく1.95以下である島部分Iの数の割合が20.0%以下である、請求項1または請求項2に記載の成形品。
【請求項4】
前記SEM画像の観察範囲が5μm×5μmの範囲内であり、前記SEM画像を二値化処理した画像に対して、輪郭抽出解析により得た前記海島構造の各島部分Iの面積の平均値が、0.1000μm
2
以下である、請求項1又は2に記載の成形品。
【請求項5】
前記熱可塑性樹脂組成物が、ポリフェニレンエーテル系樹脂(A)、スチレン系エラストマー(B)、及びオレフィン系重合体(C)を含有する、請求項1に記載の成形品。
【請求項6】
前記スチレン系エラストマー(B)が、2種類のスチレン系エラストマーである、請求項5に記載の成形品。
【請求項7】
前記スチレン系エラストマー(B)が、水素添加ブロック共重合体及び前記水素添加ブロック共重合体の変性物からなる群より選択される1種以上である、請求項5に記載の成形品。
【請求項8】
前記オレフィン系重合体(C)が、ポリプロピレン以外のオレフィン系重合体である、請求項5に記載の成形品。
【請求項9】
前記熱可塑性樹脂組成物が、難燃剤(D)をさらに含有する、請求項5に記載の成形品。
【請求項10】
前記難燃剤(D)が、リン酸エステル系難燃剤である、請求項9に記載の成形品。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、成形品に関する。
続きを表示(約 880 文字)
【背景技術】
【0002】
樹脂を用いた成形品は、様々な製品の筐体として使用されている。
【0003】
樹脂製筐体を用いた製品は、日常的な環境、雨風に曝される屋外ならびに高温環境など多種多様な環境で使用される。
【0004】
樹脂は、結晶性または非晶性、耐熱性、自己消化性など樹脂ごとに固有の特徴を有しており、各樹脂の特徴と経済性から各種製品の筐体材料として使用されている。
【0005】
筐体が使用される製品では、耐衝撃性と耐薬品性が要求されることが多い。
【0006】
例えば、特許文献1には、(a)ポリフェニレンエーテル系樹脂、(b)水素添加ブロック共重合体及び/又は該水素添加ブロック共重合体の変性物、(c)プロピレンを除くオレフィンからなるオレフィン系重合体などを含有し、(a)成分が連続相を形成し、(b)成分中の特定ブロックのガラス転移温度が-65℃以下であり、(c)成分の脆化温度が-50℃以下である樹脂組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-108192号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
製品の小型化および複雑化により、樹脂製筐体を用いた製品(例えば、バッテリー)を別の製品(例えば、充電器)と組み合わせて使用されることが増えている。
【0009】
樹脂製筐体を用いた製品と別の製品とを簡便かつ正確に組み合わせるために、例えば、樹脂製筐体に薄肉部が設けられることがある。そして、例えば、その薄肉部をガイドとして、樹脂製筐体を用いた製品を別の製品にスライドして組み合わせる。
【0010】
筐体の薄肉部は、その周辺部より薄いため、筐体を射出成形する際の残留歪みが強く残っており、薬品が薄肉部に付着すると薄肉部にケミカルクラックが発生する場合もある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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