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公開番号
2025173976
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-28
出願番号
2024079902
出願日
2024-05-16
発明の名称
フィルム用収容箱及びフィルム収容体
出願人
旭化成株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
25/52 20060101AFI20251120BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】持ちやすさ及び多方向からみた美観を両立する、フィルム用収容箱を提供する。
【解決手段】
フィルムが巻回された巻回体を収容可能で、前板、底板、後板、及び側板を有し、上面が開口した収容部と、
前記収容部の上面の開口を開閉可能な蓋板と、当該蓋板から前記収容部の前板側に延出し閉時に前板の少なくとも一部を覆う掩蓋片とを有する蓋部と、
を備える、フィルム用収容箱であって、
前記蓋板、掩蓋片、底板及び後板からなる群より選択される少なくとも1つの部材における、前記フィルム用収容箱の外側の表面が、(i)60°における拡散度DR
60
と20°における拡散度DR
20
の差が150以下であり、かつ、(ii)山の最大高さSpが0.010mm以上である、領域を含む、フィルム用収容箱。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
フィルムが巻回された巻回体を収容可能で、前板、底板、後板、及び側板を有し、上面が開口した収容部と、
前記収容部の上面の開口を開閉可能な蓋板と、当該蓋板から前記収容部の前板側に延出し閉時に前板の少なくとも一部を覆う掩蓋片とを有する蓋部と、
を備える、フィルム用収容箱であって、
前記蓋板、掩蓋片、底板及び後板からなる群より選択される少なくとも1つの部材における、前記フィルム用収容箱の外側の表面が、(i)60°における拡散度DR
60
と20°における拡散度DR
20
の差が150以下であり、かつ、(ii)山の最大高さSpが0.010mm以上である、領域を含む、フィルム用収容箱。
続きを表示(約 390 文字)
【請求項2】
前記領域の中心面平均値Saが、0.002mm以上である、請求項1に記載のフィルム用収容箱。
【請求項3】
前記領域の拡散度DR
20
が、100以上300未満である、請求項1に記載のフィルム用収容箱。
【請求項4】
前記領域の拡散度DR
60
が、100以上200以下である、請求項1に記載のフィルム用収容箱。
【請求項5】
前記フィルム用収容箱の基材が、紙である、請求項1に記載のフィルム用収容箱。
【請求項6】
前記フィルム用収容箱が、基材と、当該基材の全面を被覆する表面層と、を含む、請求項1に記載のフィルム用収容箱。
【請求項7】
前記巻回体が、請求項1~6のいずれか一項に記載のフィルム用収容箱に収容された、フィルム用収容体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、フィルム用収容箱及びフィルム収容体に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
食材や料理、あるいは皿などの食器を料理ごと包むラップフィルムが広く用いられている。ラップフィルムは、典型的には、長尺の筒状の芯にロール状に巻かれて(巻回体)、細長い直方体状のフィルム用収容箱に収容される。例えば、特許文献1において、フィルム用収容箱に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-170454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された技術において、持ちやすさ及び多方向からみた美観の両立の観点で、改善の余地がある。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、持ちやすさ及び多方向からみた美観を両立する、フィルム用収容箱を提供することをその目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、フィルム用収容箱の表面が、所定の物性を有する領域を含むことで、上記の点が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
すなわち、本発明は、以下の態様を包含する。
[1]
フィルムが巻回された巻回体を収容可能で、前板、底板、後板、及び側板を有し、上面が開口した収容部と、
前記収容部の上面の開口を開閉可能な蓋板と、当該蓋板から前記収容部の前板側に延出し閉時に前板の少なくとも一部を覆う掩蓋片とを有する蓋部と、
を備える、フィルム用収容箱であって、
前記蓋板、掩蓋片、底板及び後板からなる群より選択される少なくとも1つの部材における、前記フィルム用収容箱の外側の表面が、(i)60°における拡散度DR
60
と20°における拡散度DR
20
の差が150以下であり、かつ、(ii)山の最大高さSpが0.010mm以上である、領域を含む、フィルム用収容箱。
[2]
前記領域の中心面平均値Saが、0.002mm以上である、[1]に記載のフィルム用収容箱。
[3]
前記領域の拡散度DR
20
が、100以上300未満である、[1]又は[2]に記載のフィルム用収容箱。
[4]
前記領域の拡散度DR
60
が、100以上200以下である、[1]~[3]のいずれかに記載のフィルム用収容箱。
[5]
前記フィルム用収容箱の基材が、紙である、[1]~[4]のいずれかに記載のフィルム用収容箱。
[6]
前記フィルム用収容箱が、基材と、当該基材の全面を被覆する表面層と、を含む、[1]~[5]のいずれかに記載のフィルム用収容箱。
[7]
前記巻回体が、[1]~[6]のいずれかに記載のフィルム用収容箱に収容された、フィルム用収容体。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、持ちやすさ及び多方向からみた美観を両立する、フィルム用収容箱を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
フィルム収容体の構成の一例を示す斜視図である。
蓋部を開放したときのフィルム収容体を示す斜視図である。
巻回体とフィルム用収容箱の構成を示す斜視図である。
フィルム用収容箱の表面側の展開図である。
開封片を外したフィルム用収容箱の前面図である。
領域Aの他の例を示すフィルム用収容箱の展開図である。
図7(A)は、領域Aの断面構造の一例を示す図である。図7(B)は、コーターニスが十分に形成されていない場合の領域の断面構造の一例を示す図である。
フィルム用収容箱の一面を走査型電子顕微鏡にて断面観察して得られる画像の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」ともいう。)について、適宜図面を参照しつつ、詳細に説明する。なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。以下、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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