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公開番号2025169933
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2025076616
出願日2025-05-02
発明の名称ナレッジグラフの変更履歴を提供及び/又は記憶するためのコンピュータ実装方法、データ構造、装置
出願人ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング,ROBERT BOSCH GMBH
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 16/28 20190101AFI20251107BHJP(計算;計数)
要約【課題】第1のナレッジグラフ(102)の変更履歴を提供及び/又は記憶するためのコンピュータ実装方法、データ構造、装置(120)に関する。
【解決手段】本装置(120)は、少なくとも1つの特に不揮発性のメモリ(112)を含み、少なくとも1つのメモリ(112)に、第1のナレッジグラフ(102)の少なくとも一部を含む第2のナレッジグラフ(104)が記憶されており、第2のナレッジグラフ(104)は、変更履歴を含み、変更履歴は、主語としての第1のナレッジグラフ(102)のトリプレットを含む少なくとも1つのトリプレットを含み、少なくとも1つのトリプレットは、述語及び目的語を含み、述語及び目的語は、第1のナレッジグラフ(102)のトリプレットと、第1のナレッジグラフ(102)で行われた変更に関する情報を含む第2のナレッジグラフ(104)の部分グラフ、特に第2でのナレッジグラフのRDFグラフとを結び付ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1のナレッジグラフ(102)の変更履歴を提供及び/又は記憶するための装置(120)であって、
前記装置(120)は、少なくとも1つの特に不揮発性のメモリ(112)を含み、前記少なくとも1つのメモリ(112)に、前記第1のナレッジグラフ(102)の少なくとも一部を含む第2のナレッジグラフ(104)が記憶されており、
前記第2のナレッジグラフ(104)は、変更履歴を含み、前記変更履歴は、主語としての前記第1のナレッジグラフ(102)のトリプレットを含む少なくとも1つのトリプレットを含み、前記少なくとも1つのトリプレットは、述語及び目的語を含み、
前記述語及び前記目的語は、前記第1のナレッジグラフ(102)のトリプレットと、前記第1のナレッジグラフ(102)で行われた変更に関する情報を含む前記第2のナレッジグラフ(104)の部分グラフ、特に前記第2のナレッジグラフのRDFグラフとを結び付ける、
ことを特徴とする装置(120)。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
前記情報は、前記第1のナレッジグラフ(102)に記憶されている情報が時間の経過においてどのように変更されたか、又は、前記第1のナレッジグラフ(102)に記憶されている情報の変更が誰若しくは何によって引き起こされたか、又は、前記第1のナレッジグラフ(102)に記憶されている情報の変更がいつ若しくはどのように引き起こされたかを示す、請求項1に記載の装置(120)。
【請求項3】
前記第1のナレッジグラフ(102)は、物理学、化学、医学、生物学のドメインからの情報、特に技術システム、好適には工場又は建物又は車両又はセンサ又はデジタルイメージングシステム又はコンピュータネットワーク又は加熱システム及び/又は冷却システムに関する情報を含み、特に、工場又は建物又は車両又はセンサ又はデジタルイメージングシステム又はコンピュータネットワーク又は加熱システム及び/又は冷却システムのデジタルツインに関する情報を表す、
請求項1又は2に記載の装置(120)。
【請求項4】
前記第1のナレッジグラフ(102)の変更に関連する複数のトリプレットが、前記変更履歴のそれぞれ1つのトリプレットの主語に収容され、
前記変更履歴の各トリプレットは、同じ目的語及び同じ述語を有する、
請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装置(120)。
【請求項5】
前記装置(120)は、変更を受信して前記第2のナレッジグラフ(104)に記憶するように構成された計算装置(110)を含み、
前記装置(120)は、情報を受信し、又は、受信された変更若しくは当該変更の種類若しくは当該変更の受信時点に依存して当該情報を決定し、前記変更履歴の一部として前記第2のナレッジグラフ(104)に当該情報を記憶するように構成されている、
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の装置(120)。
【請求項6】
前記計算装置(110)は、変更のための問い合わせ、特にSPARQL-Starクエリを受信するように構成されており、
前記装置(120)は、前記第2のナレッジグラフ(104)を用いて、問い合わせに依存して、当該問い合わせに対する応答を決定するように構成されており、
前記計算装置(110)は、前記変更についての情報又は前記変更のキャンセルについての情報を含む応答を送信するように構成されており、
前記変更についての情報は、前記第1のナレッジグラフ(102)に記憶されている情報が時間の経過においてどのように変更されたか、又は、前記第1のナレッジグラフ(102)に記憶されている情報の変更が誰若しくは何によって引き起こされたか、又は、前記第1のナレッジグラフ(102)の変更がいつ若しくはどのように引き起こされたかを示す、
請求項1乃至5のいずれか一項に記載の装置(120)。
【請求項7】
前記第1のナレッジグラフ(102)での変更は、前記第1のナレッジグラフからのトリプレットの除去若しくは前記第1のナレッジグラフ(102)へのトリプレットの追加を含み、又は、
前記第1のナレッジグラフ(102)での変更は、特に別のトリプレットによる前記トリプレットの置換による、前記第1のナレッジグラフ(102)のトリプレットの更新を含む、
請求項1乃至6のいずれか一項に記載の装置(120)。
【請求項8】
第1のナレッジグラフ(102)の変更履歴を提供及び/又は記憶するための方法であって、
前記第1のナレッジグラフ(102)の少なくとも一部を含む第2のナレッジグラフ(104)が提供され(202)、
前記第2のナレッジグラフ(104)は、変更履歴を含み、前記変更履歴は、主語としての前記第1のナレッジグラフ(102)のトリプレットを含む少なくとも1つのトリプレットを含み、
前記少なくとも1つのトリプレットは、述語及び目的語を含み、
前記述語及び前記目的語は、前記第1のナレッジグラフ(102)のトリプレットと、前記第1のナレッジグラフ(102)で行われた変更に関する情報を含む前記第2のナレッジグラフ(104)の部分グラフ、特に前記第2のナレッジグラフのRDFグラフとを結び付ける、
ことを特徴とする方法。
【請求項9】
前記変更履歴が提供され(206)、
前記情報は、前記第1のナレッジグラフ(102)に記憶されている情報が時間の経過においてどのように変更されたか、又は、前記第1のナレッジグラフ(102)に記憶されている情報の変更が誰若しくは何によって引き起こされたか、又は、前記第1のナレッジグラフ(102)に記憶されている情報の変更がいつ若しくはどのように引き起こされたかを示す、
請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記第1のナレッジグラフ(102)は、物理学、化学、医学、生物学のドメインからの情報、特に技術システム、好適には工場又は建物又は車両又はセンサ又はデジタルイメージングシステム又はコンピュータネットワーク又は加熱システム及び/又は冷却システムに関する情報を含み、特に、工場又は建物又は車両又はセンサ又はデジタルイメージングシステム又はコンピュータネットワーク又は加熱システム及び/又は冷却システムのデジタルツインに関する情報を表す、
請求項8又は9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
従来技術
本発明は、ナレッジグラフの変更履歴を提供及び/又は記憶するためのコンピュータ実装方法、データ構造及び装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
ナレッジグラフは、データベースにおいて、テーマ領域に関する情報を記憶するために使用される。ナレッジグラフは、問い合わせに対する応答として、問い合わせの時点でナレッジグラフに記憶されている情報を提供することができる。
【0003】
ナレッジグラフに記憶されている情報の1つ又は複数の変更を含む変更履歴は、ナレッジグラフ用の、例えば、リソース記述フレームワークデータベース、すなわち、RDFデータベースに記憶することができる。VDFデータベースの例として、https://graphdb.ontotext.com/documentation/10.6/pdf/GraphDB.pdfにおいて入手可能なOntotext GraphDB Documentation Release 10.6.2.,26 March 2024が挙げられる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
Ontotext GraphDB Documentation Release 10.6.2.,26 March 2024(https://graphdb.ontotext.com/documentation/10.6/pdf/GraphDB.pdfにおいて入手可能)
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
発明の開示
独立請求項の対象により、変更履歴を追跡することができる。
【0006】
例えば、変更履歴は、ナレッジグラフに記憶されている情報が時間の経過においてどのように変更されたかを示す情報を含む。
【0007】
例えば、変更履歴は、ナレッジグラフに記憶されている情報の変更が誰若しくは何によって引き起こされたか、又は、ナレッジグラフに記憶されている情報の変更がいつ若しくはどのように引き起こされたかを示す情報を含む。
【0008】
これらの変更履歴により、ナレッジグラフに記憶されている情報の変更後に存在するナレッジグラフのバージョンを起点として、以前のナレッジグラフのバージョンを復元することができる。
【0009】
変更履歴によって、所定の時点において最新のものとして存在するナレッジグラフから、当該時点前の時間からの情報、すなわち、過去からの情報を含む応答を提供することができる。
【0010】
より遅い時点で存在しているナレッジグラフから、より早い時点で任意のバージョンのナレッジグラフを復元することができる。ナレッジグラフの古いバージョンの変更履歴は、当該時点までの変更のみが考慮されて伝達されるように、変更履歴の問い合わせに時点を加えることによって同様に算定又は使用することもできる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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