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公開番号
2025169394
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-12
出願番号
2025136870,2020143487
出願日
2025-08-20,2020-08-27
発明の名称
化合物及び発光デバイス
出願人
株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類
C07C
211/61 20060101AFI20251105BHJP(有機化学)
要約
【課題】高発光効率の発光デバイスに用いられる新規の化合物を提供する。
【解決手段】一般式(G1)で表される新規の化合物。
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式中、Aは炭素数10乃至30の縮合芳香環、または炭素数10乃至30の縮合複素芳香環を表し、Z
1
乃至Z
3
は独立に、式(Z-1)または式(Z-2)で表される構造を有し、Ar
1
乃至Ar
4
は独立に炭素数6乃至13の芳香族炭化水素基を表す。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
構造式(100)、構造式(101)及び構造式(102)のいずれか一で表される化合物。
JPEG
2025169394000088.jpg
177
167
続きを表示(約 140 文字)
【請求項2】
構造式(124)及び構造式(125)のいずれか一で表される化合物。
JPEG
2025169394000089.jpg
119
167
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の化合物を用いた発光デバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の一態様は、化合物、発光デバイス、発光装置、電子機器、および照明装置に関す
る。但し、本発明の一態様は、それらに限定されない。すなわち、本発明の一態様は、物
、方法、製造方法、または駆動方法に関する。または、本発明の一態様は、プロセス、マ
シン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、エレクトロルミネッセンス(Electroluminescence:EL)を
利用した発光デバイスの研究が盛んに行われている。これらの発光デバイスは、一対の電
極間にEL層(発光物質を含む)を挟んだ構造を有する。発光デバイスは、一対の電極間
に電圧を印加することにより、各電極から注入された電子およびホールがEL層において
再結合し、EL層に含まれる発光物質(有機化合物)が励起状態となり、その励起状態が
基底状態に戻る際に発光する。なお、励起状態の種類としては、一重項励起状態(S
*
)
と三重項励起状態(T
*
)とがあり、一重項励起状態からの発光が蛍光、三重項励起状態
からの発光が燐光と呼ばれている。また、発光デバイスにおけるそれらの統計的な生成比
率は、S
*
:T
*
=1:3であると考えられている。そのため、三重項励起状態のエネル
ギーを発光に変換できる燐光発光物質を用いた発光デバイスが高い効率が得られるとして
、近年盛んに開発が行われている。
【0003】
三重項励起状態のエネルギーの一部もしくは全てを発光に変換することが可能な材料とし
て、燐光発光物質の他に、熱活性化遅延蛍光(Thermally Activated
Delayed Fluorescence:TADF)材料が知られている。TAD
F材料は、逆項間交差により三重項励起状態から一重項励起状態を生成することができる
。
【0004】
TADF材料を用いた発光デバイスとして、蛍光発光物質と組み合わせることにより、T
ADF材料の一重項励起エネルギーを蛍光発光物質へ移動させ、蛍光発光物質を効率よく
発光させる方法が提案されている(特許文献1参照)。
【0005】
また、発光デバイスの発光層におけるホスト材料からゲスト材料への励起エネルギーのエ
ネルギー移動に関して、一般にフェルスター機構によるエネルギー移動効率を高める(エ
ネルギー移動速を向上させる)ために、ホスト材料に対するゲスト材料(蛍光発光物質)
の濃度比を高めることが好ましいが、ゲスト材料の濃度比を高めると、デクスター機構に
よるエネルギー移動の移動速度が向上し、結果的に発光効率が低下するというトレードオ
フの関係を有することが知られている。従って、ゲスト材料の濃度比を高めることは発光
効率を向上させるための有効な手段とは言えなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2014-45179号公報
【非特許文献】
【0007】
第61回応用物理学会春季学術講演会(2014年)予稿集18a-E3-5
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の一態様では、新規の化合物を提供する。また、発光デバイスのEL層において、
濃度比を高めても、ホスト材料の一重項励起状態(S
*
)からのエネルギー(以下、一重
項励起エネルギーという)を効率良く受け取り、ホスト材料の三重項励起状態(T
*
)か
らのエネルギー(以下、三重項励起エネルギーという)移動が起こりにくい(デクスター
機構によるエネルギー移動が抑制可能な)新規の化合物を提供する。
【0009】
また、本発明の一態様では、発光デバイスに用いることができる新規な化合物を提供する
。また、本発明の一態様では、発光デバイスのEL層に用いることができる、新規な化合
物を提供する。また、本発明の一態様である新規な化合物を用いた発光効率の高い新規な
発光デバイスを提供する。また、新規な発光装置、新規な電子機器、または新規な照明装
置を提供する。
【0010】
なお、これらの課題の記載は、他の課題の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一
態様は、これらの課題の全てを解決する必要はないものとする。なお、これら以外の課題
は、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、明細書、図
面、請求項などの記載から、これら以外の課題を抽出することが可能である。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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