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公開番号2025169139
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-12
出願番号2024193994,2024073755
出願日2024-11-05,2024-04-30
発明の名称プリフォーム及びプラスチックボトル
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B29C 49/06 20060101AFI20251105BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約【課題】口部を結晶化させることなく高温の内容液を充填することが可能なプリフォーム及びプラスチックボトルを提供する。
【解決手段】プリフォーム10は、開口部15を有する口部11と、口部11に連結された胴部20と、胴部20に連結された底部30とを備えている。プリフォーム10の口部11は口部本体12とねじ部13とを有する。口部本体12の外径をD1とし、口部本体12の内径をD2とすると、D2/D1=0.80~0.90となる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
口部本体と、前記口部本体の外周に設けられたねじ部とを有する円筒状の口部と、
前記口部に連結された円筒状の胴部と、
前記胴部に連結された底部とを備え、
前記口部の前記口部本体の外径をD1とし、
前記口部本体の内径をD2とした場合、
D2/D1=0.80~0.90となり、
前記ねじ部はエアベント用の切断部を有することなく円周方向に沿って連続して延びる、プリフォーム。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記口部は非結晶であり、前記口部の示差走査熱量測定により得られる、第1回昇温後の第1回降温時の結晶化熱量が40.0J/g以上、43.0J/g以下である、請求項1記載のプリフォーム。
【請求項3】
前記口部は非結晶であり、前記口部の示差走査熱量測定により得られる、第2回昇温時の融解熱量が41.0J/g以上、44.0J/g以下である、請求項2記載のプリフォーム。
【請求項4】
口部本体と、前記口部本体の外周に設けられたねじ部とを有する円筒状の口部を含むプラスチックボトルにおいて、
前記口部の前記口部本体の外径をD1とし、
前記口部本体の内径をD2とした場合、
D2/D1=0.80~0.90となり、
前記ねじ部はエアベント用の切断部を有することなく円周方向に沿って連続して延びる、プラスチックボトル。
【請求項5】
前記口部は非結晶であり、前記口部の示差走査熱量測定により得られる、第1回昇温後の第1回降温時の結晶化熱量が40.0J/g以上、43.0J/g以下である、請求項4記載のプラスチックボトル。
【請求項6】
前記口部は非結晶であり、前記口部の示差走査熱量測定により得られる、第2回昇温時の融解熱量が41.0J/g以上、44.0J/g以下である、請求項5記載のプラスチックボトル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プリフォーム及びプラスチックボトルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えば射出成形法により作製したポリエチレンテレフタレート製プリフォームを二軸延伸ブロー成形し、プラスチックボトルを作製することが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-13664号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、作製されたプラスチックボトルには口部から内容液が充填されるが、この場合常温の内容液を充填する時と同様に口部を結晶化させることなく、口部から高温(例えば70℃~90℃)の内容液を充填することが望まれている。
【0005】
本開示は、このような点を考慮してなされたものであり、口部を結晶化させることなく高温の内容液を充填することが可能なプリフォーム及びプラスチックボトルを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、口部本体と、前記口部本体の外周に設けられたねじ部とを有する円筒状の口部と、前記口部に連結された円筒状の胴部と、前記胴部に連結された底部とを備え、前記口部の前記口部本体の外径をD

とし、前記口部本体の内径をD

とした場合、D

/D

=0.80~0.90となり、前記ねじ部は切断部を有することなく円周方向に沿って連続して延びる、プリフォームである。
【0007】
本開示は、前記口部は非結晶であり、前記口部の示差走査熱量測定により得られる、第1回昇温後の第1回降温時の結晶化熱量が40.0J/g以上、43.0J/g以下である、プリフォームである。
【0008】
本開示は、前記口部は非結晶であり、前記口部の示差走査熱量測定により得られる、第2回昇温時の融解熱量が41.0J/g以上、44.0J/g以下である、プリフォームである。
【0009】
本開示は、口部本体と、前記口部本体の外周に設けられたねじ部とを有する円筒状の口部を含むプラスチックボトルにおいて、前記口部の前記口部本体の外径をD

とし、前記口部本体の内径をD

とした場合、D

/D

=0.80~0.90となり、前記ねじ部は切断部を有することなく円周方向に沿って連続して延びる、プラスチックボトルである。
【0010】
本開示は、前記口部は非結晶であり、前記口部の示差走査熱量測定により得られる、第1回昇温後の第1回降温時の結晶化熱量が40.0J/g以上、43.0J/g以下である、プラスチックボトル。
(【0011】以降は省略されています)

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