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公開番号
2025168611
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-10
出願番号
2025098179,2023527305
出願日
2025-06-12,2021-10-29
発明の名称
オリゴヌクレオチドベースの治療剤およびその使用
出願人
スピア、トッド
,
SPEER,Tod
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
51/04 20060101AFI20251031BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】治療剤、診断剤、および造影剤を送達するために有用な化合物を提供する。そのような化合物を含有する医薬組成物、ならびに化合物および組成物を使用する方法も提供する。また、化合物およびそれらを含有する組成物の製造方法も提供する。
【解決手段】癌細胞に対して選択的であり、これらの細胞に迅速に結合されるかまたは内在化され、そして当該化合物が患者特異的な様式でそれらの最大の治療効果を引き出すことのできる細胞中の適切な区画に迅速に局在化される化合物が提供される。一態様では、
A-L
1
-G
1
-Q-G
2
(I)
式中、Aは、少なくとも1つのアビジン型分子を含み、各アビジン型分子は1~4つのモノマー単位を含み、L
1
はリンカー基であり;G
1
は、フォワードプライマー結合部位であり;Qは、ランダム化された一本鎖DNAであり;G
2
は、リバースプライマー結合部位である、式(I)の化合物を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
本明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
癌(悪性腫瘍)は、米国における人々の死因の第2位である。米国では毎年、百万人を超える人々が癌と診断され、その半分が最終的にこの疾患で死亡する。癌は、正常な哺乳動物生細胞が腫瘍性(悪性)転化を受ける場合に生じる。癌は、哺乳動物の身体全体に制御不能かつ急速に転移する能力が強いため、高い死亡率をもたらす。
続きを表示(約 2,200 文字)
【0002】
癌治癒率は、数年にわたって劇的に増加している。この肯定的な傾向は、オリゴヌクレオチド標的化モチーフを含む様々な標的化構造モチーフによる選択的な治療戦略の広範な使用の結果である。オリゴヌクレオチド標的化モチーフを含有する化合物が生体膜を通過する透過性が不十分であるという障害を克服し得ると仮定し、十分に選択的であり得る場合であっても、それらは、典型的には、エンドヌクレアーゼおよびエキソヌクレアーゼによってインビボで迅速に分解される。
【発明の概要】
【0003】
したがって、(i)選択的(腫瘍特異的)であり、(ii)生体膜を通過する透過性が不十分であるという障害を克服し、(iii)それらの薬物動態および標的化特性を有意に変化させることなく、エンドヌクレアーゼおよびエキソヌクレアーゼに対して実質的に安定であり、かつ(iv)患者特異的な治療剤の開発を可能にする、癌に対する選択的な治療戦略が必要とされている。本明細書に開示される化合物は、これらの特徴の全てを含むため、それらの化合物は、癌細胞に対して選択的であり、これらの細胞に迅速に結合されるかまたは内在化され、そして当該化合物が患者特異的な様式でそれらの最大の治療効果を引き出すことのできる細胞中の適切な区画に迅速に局在化される。
【図面の簡単な説明】
【0004】
図面は、全般的に、限定としてではなく、例として、本明細書で記載される様々な実施形態を図示する。
ゲルの写真である。レーン1は水対照に対応し、レーン2は二本鎖DNA(dsDNA)標準ラダーに対応し、レーン3は式(IX)の化合物のPCR産物に対応し、レーン4は式(X)の化合物のPCR産物に対応する。
薬物候補の単離の成功を示すゲルの写真である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
ここで、開示される主題の特定の実施形態を詳細に参照する。開示される主題は、列挙される特許請求の範囲と併せて記載されるが、例示される主題は、特許請求の範囲を開示される主題に限定することを意図するものではないことが理解されよう。
【0006】
本開示は、A-L
1
-G
1
-Q-G
2
(I)
式中、
Aは、少なくとも1つのアビジン型分子を含み、各アビジン型分子は1~4つのモノマー単位を含み
L
1
はリンカー基であり;
G
1
は、フォワードプライマー結合部位であり;
Qは、ランダム化された一本鎖DNAであり;
G
2
は、リバースプライマー結合部位である、式(I)の化合物に関する。
【0007】
本明細書中で使用される場合、「アビジン型分子」という用語は、10
-14
~10
-15
mol/Lのオーダーの解離定数K
d
でビオチンとの相互作用に関与する種を含む。アビジン型分子の例としては、アビジン、ストレプトアビジン、ニュートラアビジン、カプトアビジン、およびアビジン-ビオチン相互作用に関与する任意の他の種(例えば、非免疫原性形態または低免疫原性形態のストレプトアビジン)が挙げられる。例えば、公開された米国出願第2012/0039879号明細書を参照されたい。典型的には、必ずしもそうではないが、アビジンは四量体タンパク質として存在する。ここでその四量体を形成する4つのモノマー単位の各々は、少なくとも1つのビオチン部分に結合して、「ビオチン-アビジン結合」と称され得るものを形成することができる。本明細書中で使用される場合、「ビオチン-アビジン結合」という用語およびその変形は、ビオチン部分とアビジン部分との間に形成される特異的な連結をいう。典型的には、ビオチン部分は、アビジン部分に高い親和性で結合することができ、典型的には10
-14
~10
-15
mol/Lのオーダーの解離定数K
d
である。典型的には、そのような結合は非共有結合相互作用を介して起こる。式(I)の化合物は、少なくとも1つのアビジン型分子に結合した少なくとも1つ、少なくとも2つ、少なくとも3つ、または4つのビオチンまたはその類似体をさらに含んでもよい。
【0008】
したがって、本開示は、(B)
n
-A-L
1
-G
1
-Q-G
2
(Ia)
式中、Bはビオチン分子またはその類似体を表し、nは、1~4の整数であって、少なくとも1つ、少なくとも2つ、少なくとも3つ、または4つのビオチンがアビジン型分子に結合していてもよい、式(Ia)の化合物を企図する。
【0009】
本明細書中で使用される場合、「ビオチン」という用語は、全般的に、式:
【0010】
JPEG
2025168611000002.jpg
29
170
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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