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公開番号
2025167219
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024071635
出願日
2024-04-25
発明の名称
車両用サイドドア構造
出願人
日野自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60R
21/04 20060101AFI20251030BHJP(車両一般)
要約
【課題】側面衝突から乗員を適切に保護する。
【解決手段】
一態様に係る車両用サイドドア構造は、サイドドア本体と、サイドドア本体を閉位置に保持するために、サイドドア本体に連結されたドアロックと、サイドドア本体を車室内側から覆うサイドドアトリムと、サイドドア本体とサイドドアトリムとの間に配置され、車室内側からサイドドアトリムに入力された荷重をサイドドア本体に伝達する荷重伝達部材とを備え、荷重伝達部材は、前後方向においてサイドドア本体の中心線よりも後方で、且つ、上下方向においてドアロックよりも上方に配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
サイドドア本体と、
前記サイドドア本体を閉位置に保持するために、前記サイドドア本体に連結されたドアロックと、
前記サイドドア本体を車室内側から覆うサイドドアトリムと、
前記サイドドア本体と前記サイドドアトリムとの間に配置され、前記車室内側から前記サイドドアトリムに入力された荷重をサイドドア本体に伝達する荷重伝達部材と、
を備え、
前記荷重伝達部材は、前後方向において前記サイドドア本体の中心線よりも後方で、且つ、上下方向において前記ドアロックよりも上方に配置されている、
車両用サイドドア構造。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記荷重伝達部材は、前記車室内側に突出する山部と車室外側に突出する谷部とが交互に形成された波形の金属板によって構成されている、請求項1に記載の車両用サイドドア構造。
【請求項3】
前記山部及び前記谷部が、前記上下方向に延在している、請求項2に記載の車両用サイドドア構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用サイドドア構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
車両への側面衝突の衝撃から乗員を保護するためのサイドドア構造が知られている。例えば、特許文献1には、サイドドア本体と、当該サイドドア本体を車室内側から覆うドアトリムと、サイドドア本体とドアトリムとの間に配置された側突パッドとを備え、車両側方から荷重が入力されたときに、側突パッドを車幅方向に圧縮変形させて衝突エネルギーを吸収するサイドドア構造が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-116244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
側面衝突時には、車両に物体が衝突する一次衝突の後に、乗員がサイドドアに衝突する二次衝突が起きることがある。特許文献1に記載のサイドドア構造は、一次衝突の衝撃を緩和することを目的としており、二次衝突の衝撃の緩和には直接的に寄与しない。側面衝突から乗員を保護するためには、二次衝突の衝撃を緩和することが重要である。
【0005】
二次衝突から乗員を保護するために、衝撃の入力に応じて膨らむサイドエアバックが一般的に用いられている。しかしながら、小型車向けのサイドドアには、展開前のエアバックを収容するスペースがない場合がある。この場合には、側面衝突から乗員を効果的に保護することが難しい。
【0006】
そこで、本開示は、側面衝突から乗員を適切に保護することができる車両用サイドドア構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一態様に係る車両用サイドドア構造は、サイドドア本体と、サイドドア本体を閉位置に保持するために、サイドドア本体に連結されたドアロックと、サイドドア本体を車室内側から覆うサイドドアトリムと、サイドドア本体とサイドドアトリムとの間に配置され、車室内側からサイドドアトリムに入力された荷重をサイドドア本体に伝達する荷重伝達部材とを備え、荷重伝達部材は、前後方向においてサイドドア本体の中心線よりも後方で、且つ、上下方向においてドアロックよりも上方に配置されている。
【0008】
上記態様に係る車両用サイドドア構造は、サイドドア本体とサイドドアトリムとの間に荷重伝達部材が設けられている。荷重伝達部材が、車体の前後方向におけるサイドドア本体の中心線よりも後方で、且つ、ドアロックよりも上方に配置されることにより、乗員がサイドドアに衝突したときに、乗員からサイドドアトリムに入力された荷重が荷重伝達部材を介してサイドドア本体に伝達される。このとき、荷重伝達部材がドアロックよりも上方に配置されているので、荷重伝達部材を介して荷重がサイドドア本体に伝達されたときに、サイドドア本体の上部がドアロックを支点として車両外側に変形する。この変形によって、乗員からの荷重がサイドドア本体に吸収され、二次衝突時に乗員に加わる衝撃が緩和される。したがって、乗員を適切に保護することができる。
【0009】
荷重伝達部材は、車室内側に突出する山部と車室外側に突出する谷部とが交互に形成された波形の金属板によって構成されていてもよい。荷重伝達部材を波形の金属板によって構成することにより、車幅方向における荷重伝達部材の剛性を高めることができる。したがって、側面衝突時に荷重伝達部材が変形することが防止され、二次衝突の荷重をサイドドア本体に確実に伝達することが可能となる。
【0010】
山部及び谷部は、車体の上下方向に延在していてもよい。山部及び谷部が車体の上下方向に延在していることにより、二次衝突によって乗員の胸部がサイドドアに衝突したときに、乗員に加わる荷重を胸上部、胸中部、胸下部に分散させることができる。その結果、胸部の一部に荷重が集中することが抑制され、二次衝突による乗員の胸撓みを抑制することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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