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公開番号
2025166432
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-06
出願番号
2024070472
出願日
2024-04-24
発明の名称
ホルダ体、および車体固定構造
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/507 20210101AFI20251029BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】本発明の目的は、車体に固定された状態のまま、バスバのみを取り外し可能とすることにより、メンテナンスをする際の作業性の向上を図ったホルダ体、および車体固定構造を提供することにある。
【解決手段】ホルダ体1は、帯板状のストレート部20を有するバスバ2を支持して、車体Bの固定対象に固定されるものであって、ストレート部20を収容可能な樋形状のホルダ本体3と、該ホルダ本体3に組み付けられて当該ホルダ本体3とともにストレート部20を保持する板状の蓋材4と、該蓋材を挟んでストレート部20から離れた側に設けられて蓋材を押さえて支持する押さえ部6と、を備え、押さえ部は、ホルダ本体に係止可能に設けられているとともに、蓋材に対向して設けられる板状の押さえ部本体61と、該押さえ部本体から蓋材に向けて突出して設けられて蓋材に当接可能な当接リブ63と、を有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
帯板状のストレート部を有するバスバを支持して、車体の固定対象に固定されるホルダ体であって、
前記ストレート部を収容可能な樋形状のホルダ本体と、該ホルダ本体に組み付けられて当該ホルダ本体とともに前記ストレート部を覆って保持する板状の蓋材と、該蓋材を挟んで前記ストレート部から離れた側に設けられて前記蓋材を押さえて支持する押さえ部と、を備え、
前記押さえ部は、前記ホルダ本体に係止可能に設けられているとともに、前記蓋材に対向して設けられる板状の押さえ部本体と、該押さえ部本体から前記蓋材に向けて板状に突出して設けられて前記蓋材に当接可能な当接リブと、を有していることを特徴とするホルダ体。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記押さえ部本体の一端は、前記ホルダ本体にヒンジを介して連結され、
前記押さえ部本体の前記一端から前記当接リブを挟んで離れた他端には、前記ホルダ本体に係止可能な係止部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のホルダ体。
【請求項3】
前記ホルダ本体は、該ホルダ本体の長手方向に前記蓋材をスライドさせる凹溝と、該凹溝における前記蓋材のスライド方向の端部に位置しているとともに、前記蓋材に当接して該蓋材のスライドを停止させる停止壁と、を有していることを特徴とする請求項2に記載のホルダ体。
【請求項4】
前記押さえ部は、前記当接リブに対向するように前記押さえ部本体から突出して設けられ、前記蓋材のスライド方向の反対側への脱落を防止する脱落防止壁を有していることを特徴とする請求項3に記載のホルダ体。
【請求項5】
請求項1に記載のホルダ体、及び前記バスバを有して構成されたバスバ支持体を一対備え、
前記バスバは、前記ストレート部の外面が、絶縁性を有する絶縁被覆部で覆われて構成されたものであり、
前記各ホルダ体は、前記固定対象に固定される被固定部を有し、
前記一対のバスバ支持体は、各々の前記ホルダ本体が背合わせとなる格好で、前記被固定部が前記固定対象に固定されていることを特徴とする車体固定構造。
【請求項6】
前記ホルダ本体は、前記ストレート部が載置される載置板と、該載置板の幅方向の端縁から立設する一対の対向板と、を有し、
前記被固定部は、前記載置板において、前記一対の対向板とは反対側の面に設けられ、前記一対のホルダ本体それぞれに設けられた前記被固定部は、前記ホルダ本体の長手方向に位置をずらして設けられていることを特徴とする請求項5に記載の車体固定構造。
【請求項7】
前記ストレート部の長手寸法は、前記ホルダ本体の長手寸法より長いことを特徴とする請求項5または6に記載の車体固定構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホルダ体、および車体固定構造に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両に搭載されたバッテリモジュール間を接続するために用いられる接続部材として、バスバが絶縁樹脂製のバスバ用プロテクタに収容されたプロテクタ付バスバの形態で設置されること等が広く行われている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載のプロテクタ付バスバは、バスバと、該バスバの周囲を覆ってバスバを絶縁するバスバ用プロテクタと、を有し、バスバの端部に設けられて接続対象に接続される接続部が露出して構成されている。バスバ用プロテクタは、互いの間にバスバを位置付ける一対のプロテクタ片と、これら一対のプロテクタ片同士を結合するための爪構造と、を有し、車体の所定位置に固定されるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-59436号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の従来のプロテクタ付バスバは、メンテナンス等の作業の際、バスバの接続対象への接続を解除し、バスバ用プロテクタの車体への固定を解除することによりプロテクタ付バスバを車体から一旦取り外し、この後、プロテクタ付バスバを分解して、バスバをバスバ用プロテクタから取り外していた。このため、メンテナンス等の作業終了時に、再度、バスバにバスバ用プロテクタを組み付けることにより組み立てたプロテクタ付バスバを車体の所定位置に固定する必要があり、メンテナンスをする際の作業性が悪かった。
【0006】
本発明の目的は、車体に固定された状態のまま、バスバのみを取り外し可能とすることにより、メンテナンスをする際の作業性の向上を図ったホルダ体、および車体固定構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された第1発明は、帯板状のストレート部を有するバスバを支持して、前記車体の固定対象に固定されるホルダ体であって、前記ストレート部を収容可能な樋形状のホルダ本体と、該ホルダ本体に組み付けられて当該ホルダ本体とともに前記ストレート部を保持する板状の蓋材と、該蓋材を挟んで前記ストレート部から離れた側に設けられて前記蓋材を押さえて支持する押さえ部と、を備え、前記蓋材は、前記ストレート部を覆うように前記ホルダ本体に収容可能に設けられ、前記押さえ部は、前記ホルダ本体に係止可能に設けられているとともに、前記蓋材に対向して設けられる板状の押さえ部本体と、該押さえ部本体から前記蓋材に向けて突出して設けられて前記蓋材に当接可能な当接リブと、を有していることを特徴とするホルダ体である。
【0008】
また、第2発明は、請求項1に記載のホルダ体、及び前記バスバを有して構成されたバスバ支持体を一対備え、前記バスバは、前記ストレート部の外面が、絶縁性を有する絶縁被覆部で覆われて構成されたものであり、前記各ホルダ体は、前記固定対象に固定される被固定部を有し、前記一対のバスバ支持体は、各々の前記ホルダ本体が背合わせとなる格好で、前記被固定部が固定対象に固定されていることを特徴とする車体固定構造である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ホルダ本体が車体に固定された状態のまま、バスバのみを取り外し可能とすることにより、メンテナンスをする際の作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る車体固定構造が車体に固定された状態を示す斜視図である。
前記車体固定構造を構成するホルダ体を示す斜視図である。
前記ホルダ体を分解して示す分解斜視図である。
図2中のI-I線に沿う断面図である。
前記ホルダ体を別の角度から見た斜視図である。
前記車体固定構造を組み立てる様子を説明するための斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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