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公開番号
2025165431
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-05
出願番号
2024069440
出願日
2024-04-23
発明の名称
エレベーターのガイド装置の調整治具及びガイド装置の調整方法
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
B66B
7/00 20060101AFI20251028BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】ガイド装置の位置合わせを容易に行うことができるガイド装置の調整治具及びガイド装置の調整方法を提供する。
【解決手段】調整治具40は、非常止め装置4の下側に設置されるガイド装置5の調整治具である。調整治具40は、ガイド装置5の上面板23の縁部に着脱可能に取り付けられる調整板41と、調整板41に螺合し、非常止め装置4に当接する調整ボルト43、44と、を有している。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
乗りかごを制動する非常止め装置の下側に設置され、前記乗りかごをガイドレールに沿ってガイドするガイド装置の調整治具において、
前記ガイド装置における前記非常止め装置の支持板の下側に重ね合わされる上面板の縁部に着脱可能に取り付けられる調整板と、
前記調整板に螺合し、前記非常止め装置に当接する調整ボルトと、
を備えたエレベーターのガイド装置の調整治具。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記調整板には、前記支持板に形成した係合突起と係合する係合孔が形成されている
請求項1に記載のエレベーターのガイド装置の調整治具。
【請求項3】
前記調整ボルトの軸部の先端部は、前記非常止め装置の支持板の縁部に当接する
請求項1に記載のエレベーターのガイド装置の調整治具。
【請求項4】
前記調整ボルトは、
軸部の先端部が前記非常止め装置の前記支持板の縁部に当接する第1調整ボルトと、
軸部の先端部が前記非常止め装置の前記支持板に支持された筐体に当接する第2調整ボルトと、を有する
請求項1に記載のエレベーターのガイド装置の調整治具。
【請求項5】
前記ガイド装置の前記上面板における前記ガイドレールと対向する対向方向と直交する幅方向の両側の2つの側面部に設置される側面側調整治具と、
前記ガイド装置の前記上面板における前記ガイドレールと対向する正面部とは反対側の背面側に設置される背面側調整治具と、を有する
請求項1に記載のエレベーターのガイド装置の調整治具。
【請求項6】
非常止め装置の支持板の下側にガイド装置を仮固定する工程と、
前記非常止め装置に当接する調整ボルトが螺合された調整板を前記ガイド装置の上面板の縁部に、取り付ける工程と、
前記調整ボルトの締め付け量を調整し、前記ガイド装置の位置合わせを行う工程と、
前記ガイド装置を前記非常止め装置に本固定する工程と、
を含むガイド装置の調整方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベーターのガイド装置の調整治具及びガイド装置の調整方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、エレベーターの乗りかごには、ガイドレールに沿って乗りかごをガイドするガイド装置が設けられている。また、エレベーターには、安全装置として、ガイドレールに沿って昇降する乗りかごの速度が規定された値を超えたときに、乗りかごの運転を自動的に停止する非常止め装置が設けられている。
【0003】
そして、非常止め装置やガイド装置は、ガイドレールに対して芯出しを行って乗りかごに取り付けられる。据付時にガイド装置の芯出しを行う技術としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1には、固定式ガイドシューのうちの1つを選択して調整対象ガイドシューとする技術が記載されている。そして、その調整対象ガイドシューを固定しているボルトを緩めて仮止め状態とする。この後、釣合おもりを所定区間走行させる。このような調整走行ステップでは、残りの固定式ガイドシューは、釣合おもりに固定したままとする。この後、調整走行ステップを終了したときの位置でボルトを締め付けて調整対象ガイドシューを固定する(本固定ステップ)。残りの固定式ガイドシューについても、同様の作業を行う。
【0004】
また、ガイド装置を非常止め装置の下部に設置し、ガイド装置におけるガイドレールに対する芯出し(位置合わせ)を行う際には、調整ボルトを非常止め装置に当接させて、調整ボルトの締め付け量を調整することがガイド装置の芯出し作業が実施される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-37547号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の技術では、調整ボルトが螺合するナットをガイド装置に溶接等の固定方法により設置する必要があった。そのため、従来の技術では、調整ボルトが落下するおそれがあるだけでなく、ナットをガイド装置に溶接する作業が必要になり、ガイド装置の調整作業が大変煩雑なものとなっていた。
【0007】
本目的は、上記の問題点を考慮し、ガイド装置の位置合わせを容易に行うことができるガイド装置の調整治具及びガイド装置の調整方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決し、本目的を達成するためガイド装置の調整治具は、乗りかごを制動する非常止め装置の下側に設置され、乗りかごをガイドレールに沿ってガイドするガイド装置の調整治具である。調整治具は、ガイド装置における非常止め装置の支持板の下側に重ね合わされる上面板の縁部に着脱可能に取り付けられる調整板と、調整板に螺合し、非常止め装置に当接する調整ボルトと、を有している。
【0009】
また、エレベーターのガイド装置の調整方法は、以下(1)から(4)に示す工程を含む。
(1)非常止め装置の支持板の下側にガイド装置を仮固定する工程。
(2)非常止め装置に当接する調整ボルトが螺合された調整板をガイド装置の上面板の縁部に、取り付ける工程。
(3)調整ボルトの締め付け量を調整し、ガイド装置の位置合わせを行う工程。
(4)ガイド装置を非常止め装置に本固定する工程。
【発明の効果】
【0010】
上記構成のガイド装置の調整治具及びガイド装置の調整方法によれば、ガイド装置の位置合わせを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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