TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025165305
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-04
出願番号2024069345
出願日2024-04-22
発明の名称電動工具システム、及びアタッチメント
出願人パナソニック株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類B25F 5/00 20060101AFI20251027BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】アタッチメントとの組み合わせが適切ではない状態で作業を行うことを抑制できる電動工具システム、及びアタッチメントを提供すること。
【解決手段】電動工具システム100は、所定種類の電動工具1と、所定種類の電動工具1に取り付けられるアタッチメント2と、を備える電動工具システムである。アタッチメント2は、所定種類の電動工具1に干渉しないことにより、アタッチメント側係合部21が所定種類の電動工具1に係合可能になる構造、かつ、所定種類の電動工具1とは異なる種類の電動工具に干渉することにより、アタッチメント側係合部21が異なる種類の電動工具に係合不可になる構造に構成される突出部3を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定種類の電動工具と、前記所定種類の電動工具に取り付けられるアタッチメントと、を備える電動工具システムであって、
前記アタッチメントは、
前記所定種類の電動工具に係合するアタッチメント側係合部と、
前記アタッチメント側係合部が前記所定種類の電動工具に係合される場合、前記所定種類の電動工具に接続するアタッチメント側接続面と、
突出部と、を備え、
前記所定種類の電動工具は、
駆動部と、
前記駆動部によって回転する出力軸と、
前記出力軸の周りに設けられ、前記アタッチメントが取り付けられる取付部と、を備え、
前記取付部は、
前記アタッチメント側係合部に係合可能に構成される工具側係合部と、
前記工具側係合部が前記アタッチメント側係合部に係合される場合、前記アタッチメント側接続面に接続する工具側接続面と、を有し、
前記所定種類の電動工具に前記アタッチメントが取付けられている状態において、前記所定種類の電動工具と前記アタッチメントとは、所定方向に並んでおり、
前記工具側接続面には、前記所定方向に突出している凸部である少なくとも1つの工具側凸部が設けられ、
前記アタッチメント側接続面には、前記アタッチメント側接続面が前記少なくとも1つの工具側凸部とかみ合うように配置され、前記所定方向に突出している凸部である少なくとも1つのアタッチメント側凸部が設けられ、
前記工具側接続面と前記工具側係合部との間の前記所定方向の工具側第1寸法は、前記少なくとも1つのアタッチメント側凸部の先端と前記アタッチメント側係合部との間の前記所定方向のアタッチメント側第1寸法と同じであり、
前記少なくとも1つの工具側凸部の先端と前記工具側係合部との間の前記所定方向の工具側第2寸法は、前記アタッチメント側接続面と前記アタッチメント側係合部との間の前記所定方向のアタッチメント側第2寸法と同じであり、
前記突出部は、
前記所定種類の電動工具に干渉しないことにより、前記アタッチメント側係合部が前記所定種類の電動工具に係合可能になる構造、かつ、
前記所定種類の電動工具とは異なる種類の電動工具に干渉することにより、前記アタッチメント側係合部が前記異なる種類の電動工具に係合不可になる構造に構成される、
電動工具システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記アタッチメントは、前記アタッチメント側係合部を収容する筒状のハウジングを更に備え、
前記ハウジングは、前記所定種類の電動工具に前記アタッチメントが取付けられている状態において、前記所定方向における前記所定種類の電動工具側に位置する端部を有し、
前記突出部は、前記端部から前記ハウジングの外側に向かって突出している、
請求項1に記載の電動工具システム。
【請求項3】
前記突出部は、前記端部の全周にわたって設けられている、
請求項2に記載の電動工具システム。
【請求項4】
前記アタッチメントは、前記アタッチメント側係合部を収容する筒状のハウジングを更に備え、
前記ハウジングは、前記所定種類の電動工具に前記アタッチメントが取付けられている状態において、前記所定方向における前記所定種類の電動工具側に位置する端部を有し、
前記突出部は、前記端部から前記所定方向に沿って前記所定種類の電動工具に向かって突出している、
請求項1に記載の電動工具システム。
【請求項5】
前記突出部は、前記端部の全周にわたって設けられている、
請求項4に記載の電動工具システム。
【請求項6】
前記所定種類の電動工具は、ドリルドライバである、
請求項1に記載の電動工具システム。
【請求項7】
所定種類の電動工具に取り付けられるアタッチメントであって、
前記所定種類の電動工具が備える工具側係合部に係合するアタッチメント側係合部と、
前記アタッチメント側係合部が前記工具側係合部に係合される場合、前記所定種類の電動工具が備える工具側接続面に接続するアタッチメント側接続面と、
突出部と、を備え、
前記所定種類の電動工具に前記アタッチメントが取付けられている状態において、前記所定種類の電動工具と前記アタッチメントとは、所定方向に並んでおり、
前記工具側接続面には、前記所定方向に突出している凸部である少なくとも1つの工具側凸部が設けられ、
前記アタッチメント側接続面には、前記アタッチメント側接続面が前記少なくとも1つの工具側凸部とかみ合うように配置され、前記所定方向に突出している凸部である少なくとも1つのアタッチメント側凸部が設けられ、
前記少なくとも1つのアタッチメント側凸部の先端と前記アタッチメント側係合部との間の前記所定方向のアタッチメント側第1寸法は、前記工具側接続面と前記工具側係合部との間の前記所定方向の工具側第1寸法と同じであり、
前記アタッチメント側接続面と前記アタッチメント側係合部との間の前記所定方向のアタッチメント側第2寸法は、前記少なくとも1つの工具側凸部の先端と前記工具側係合部との間の前記所定方向の工具側第2寸法と同じであり、
前記突出部は、
前記所定種類の電動工具に干渉しないことにより、前記アタッチメント側係合部が前記所定種類の電動工具に係合可能になる構造、かつ、
前記所定種類の電動工具とは異なる種類の電動工具に干渉することにより、前記アタッチメント側係合部が前記異なる種類の電動工具に係合不可になる構造に構成される、
アタッチメント。
【請求項8】
前記アタッチメントは、前記アタッチメント側係合部を収容する筒状のハウジングを更に備え、
前記ハウジングは、前記所定種類の電動工具に前記アタッチメントが取付けられている状態において、前記所定方向における前記所定種類の電動工具側に位置する端部を有し、
前記突出部は、前記端部から前記ハウジングの外側に向かって突出している、
請求項7に記載のアタッチメント。
【請求項9】
前記突出部は、前記端部の全周にわたって設けられている、
請求項8に記載のアタッチメント。
【請求項10】
前記アタッチメントは、前記アタッチメント側係合部を収容する筒状のハウジングを更に備え、
前記ハウジングは、前記所定種類の電動工具に前記アタッチメントが取付けられている状態において、前記所定方向における前記所定種類の電動工具側に位置する端部を有し、
前記突出部は、前記端部から前記所定方向に沿って前記所定種類の電動工具に向かって突出している、
請求項7に記載のアタッチメント。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、電動工具システム、及びアタッチメントに関する。より詳細には、本開示は、感情を推定する電動工具システム、及びアタッチメントに関する。
続きを表示(約 3,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インパクト力発生部と、軸部と、トルク測定部と、回転角測定部と、算出部と、制御部と、を備えるインパクト回転工具が開示されている。インパクト力発生部は、駆動源の動力をパルス状のトルクに変化させてインパクト力を発生させる。軸部は、発生したインパクト力によりパルス状のトルクを先端工具に伝達する。トルク測定部は、軸部に加わるトルクである測定トルクを測定する。回転角測定部は、軸部の回転角を測定する。算出部は、測定した回転角を基に角加速度を算出し、該角加速度と測定トルクとを基に締め付けトルクを算出する。制御部は、締め付けトルクを基に駆動源を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/154623号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のインパクト回転工具のような電動工具システムは、複数の種類のアタッチメントが電動工具に選択的に取り付け可能に構成されている。この場合、電動工具との組み合わせが適切でないアタッチメントが当該電動工具に取付けられてしまうことが考えられる。すなわち、電動工具とアタッチメントとの組み合わせが適切ではない状態で作業を行ってしまうことが考えられる。
【0005】
本開示の目的とするところは、アタッチメントとの組み合わせが適切ではない状態で作業を行うことを抑制できる電動工具システム、及びアタッチメントを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る電動工具システムは、所定種類の電動工具と、前記所定種類の電動工具に取り付けられるアタッチメントと、を備える電動工具システムである。前記アタッチメントは、アタッチメント側係合部と、アタッチメント側接続面と、突出部と、を備える。前記アタッチメント側係合部は、前記所定種類の電動工具に係合する。前記アタッチメント側接続面は、前記アタッチメント側係合部が前記所定種類の電動工具に係合される場合、前記所定種類の電動工具に接続する。前記所定種類の電動工具は、駆動部と、出力軸と、取付部と、を備える。前記出力軸は、前記駆動部によって回転する。前記取付部は、前記出力軸の周りに設けられ、前記アタッチメントが取り付けられる。前記取付部は、工具側係合部と、工具側接続面と、を有する。前記工具側係合部は、前記アタッチメント側係合部に係合可能に構成される。前記工具側接続面は、前記工具側係合部が前記アタッチメント側係合部に係合される場合、前記アタッチメント側接続面に接続する。前記所定種類の電動工具に前記アタッチメントが取付けられている状態において、前記所定種類の電動工具と前記アタッチメントとは、所定方向に並んでいる。前記工具側接続面には、前記所定方向に突出している凸部である少なくとも1つの工具側凸部が設けられる。前記アタッチメント側接続面には、前記アタッチメント側接続面が前記少なくとも1つの工具側凸部とかみ合うように配置され、前記所定方向に突出している凸部である少なくとも1つのアタッチメント側凸部が設けられる。前記工具側接続面と前記工具側係合部との間の前記所定方向の工具側第1寸法は、前記少なくとも1つのアタッチメント側凸部の先端と前記アタッチメント側係合部との間の前記所定方向のアタッチメント側第1寸法と同じである。前記少なくとも1つの工具側凸部の先端と前記工具側係合部との間の前記所定方向の工具側第2寸法は、前記アタッチメント側接続面と前記アタッチメント側係合部との間の前記所定方向のアタッチメント側第2寸法と同じである。前記突出部は、前記所定種類の電動工具に干渉しないことにより、前記アタッチメント側係合部が前記所定種類の電動工具に係合可能になる構造、かつ、前記所定種類の電動工具とは異なる種類の電動工具に干渉することにより、前記アタッチメント側係合部が前記異なる種類の電動工具に係合不可になる構造に構成される。
【0007】
本開示の一態様に係るアタッチメントは、所定種類の電動工具に取り付けられるアタッチメントである。本開示の一態様に係るアタッチメントは、アタッチメント側係合部と、アタッチメント側接続面と、突出部と、を備える。前記アタッチメント側係合部は、前記所定種類の電動工具が備える工具側係合部に係合する。前記アタッチメント側接続面は、前記アタッチメント側係合部が前記工具側係合部に係合される場合、前記所定種類の電動工具が備える工具側接続面に接続する。前記所定種類の電動工具に前記アタッチメントが取付けられている状態において、前記所定種類の電動工具と前記アタッチメントとは、所定方向に並んでいる。前記工具側接続面には、前記所定方向に突出している凸部である少なくとも1つの工具側凸部が設けられる。前記アタッチメント側接続面には、前記アタッチメント側接続面が前記少なくとも1つの工具側凸部とかみ合うように配置され、前記所定方向に突出している凸部である少なくとも1つのアタッチメント側凸部が設けられる。前記少なくとも1つのアタッチメント側凸部の先端と前記アタッチメント側係合部との間の前記所定方向のアタッチメント側第1寸法は、前記工具側接続面と前記工具側係合部との間の前記所定方向の工具側第1寸法と同じである。前記アタッチメント側接続面と前記アタッチメント側係合部との間の前記所定方向のアタッチメント側第2寸法は、前記少なくとも1つの工具側凸部の先端と前記工具側係合部との間の前記所定方向の工具側第2寸法と同じである。前記突出部は、前記所定種類の電動工具に干渉しないことにより、前記アタッチメント側係合部が前記所定種類の電動工具に係合可能になる構造、かつ、前記所定種類の電動工具とは異なる種類の電動工具に干渉することにより、前記アタッチメント側係合部が前記異なる種類の電動工具に係合不可になる構造に構成される。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、アタッチメントとの組み合わせが適切ではない状態で作業を行うことを抑制できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る電動工具システムの概略構成を示すブロック図である。
図2は、同上の電動工具システムの外観斜視図である。
図3は、同上のアタッチメントの外観斜視図である。
図4は、同上の所定種類の電動工具の要部における外観斜視図である。
図5は、同上のアタッチメントにおいて、所定種類の電動工具に近づけた場合における要部断面図である。
図6は、同上のアタッチメントにおいて、所定種類の電動工具とは異なる種類の電動工具に近づけた場合における要部断面図である。
図7Aは、同上の所定種類の電動工具における工具側接続面の断面の一部を展開した概略展開図である。図7Bは、同上のアタッチメントにおけるアタッチメント側接続面の断面の一部を展開した概略展開図である。
図8は、同上のアタッチメントを所定種類の電動工具に近づけた場合における、所定種類の電動工具の工具側接続面及びアタッチメントのアタッチメント側接続面の断面の一部を展開した概略展開図である。
図9は、同上の第1変形例に係るアタッチメントにおいて、所定種類の電動工具に近づけた場合における要部断面図である。
図10は、同上の第1変形例に係るアタッチメントにおいて、所定種類の電動工具とは異なる種類の電動工具に近づけた場合における要部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎない。本開示は、実施形態及び変形例に限定されることなく、この実施形態及び変形例以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。下記の実施形態及び変形例において説明する各図は模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

パナソニック株式会社
分電盤
13日前
パナソニック株式会社
分電盤
13日前
パナソニック株式会社
分電盤
13日前
パナソニック株式会社
分電盤
13日前
パナソニック株式会社
工具及びカバー
1か月前
パナソニック株式会社
インパクト回転工具
今日
パナソニック株式会社
キャビネット及び分電盤
13日前
パナソニック株式会社
キャビネット及び分電盤
13日前
パナソニック株式会社
電動工具及び電動工具システム
15日前
パナソニック株式会社
電動工具システム、及びアタッチメント
16日前
パナソニック株式会社
分電盤システム、分電盤システムの制御方法及びプログラム
1日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置、端末プログラム、及びMaaS提供方法
今日
個人
フラワーホッチキス。
1か月前
個人
手持ち挟持具
15日前
川崎重工業株式会社
ロボット
1か月前
株式会社竹中工務店
補助セット
1か月前
トヨタ自動車株式会社
学習装置
今日
株式会社不二越
ロボット
1か月前
川崎重工業株式会社
ハンド
1か月前
株式会社マキタ
ハンマドリル
24日前
株式会社マキタ
ハンマドリル
24日前
工機ホールディングス株式会社
作業機
1か月前
トヨタ自動車株式会社
ロボット
1か月前
株式会社安川電機
ロボット
21日前
川崎重工業株式会社
塗装システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
軌道生成装置
1か月前
株式会社不二越
垂直多関節ロボット
今日
株式会社三共コーポレーション
工具保持具
15日前
工機ホールディングス株式会社
作業機
1か月前
アネックスツール株式会社
ドライバービット
1か月前
トヨタ自動車株式会社
ロボットハンド
21日前
川崎重工業株式会社
ワーク搬送ロボット
1か月前
株式会社マキタ
現場用作業機
1か月前
株式会社不二越
ロボットに用いる伝送路
1か月前
ワールド技研株式会社
ロボットセル装置
1か月前
株式会社マキタ
回転打撃工具
1か月前
続きを見る