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公開番号
2025164416
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-30
出願番号
2024068389
出願日
2024-04-19
発明の名称
錠剤
出願人
株式会社ファンケル
代理人
弁理士法人お茶の水内外特許事務所
主分類
A61K
35/744 20150101AFI20251023BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】乳酸菌とバラ属植物抽出物とを含み、崩壊性に優れた錠剤を提供すること。
【解決手段】(A)乳酸菌、(B)バラ属植物抽出物、(C)桑葉エキスを含有する錠剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)乳酸菌、(B)バラ属植物抽出物、(C)桑葉エキスを含有することを特徴とする錠剤。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
錠剤全体に対して、前記(A)乳酸菌(固形分)を0.1~20質量%含むことを特徴とする請求項1に記載の錠剤。
【請求項3】
錠剤全体に対して、前記(B)バラ属植物抽出物(固形分)をで0.1~30質量%含むことを特徴とする請求項1に記載の錠剤。
【請求項4】
錠剤全体に対して、前記(C)桑葉エキス(固形分)を10~50質量%含むことを特徴とする請求項1に記載の錠剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、(A)乳酸菌、(B)バラ属植物抽出物、(C)桑葉エキスを含有する錠剤に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
医薬品、医薬部外品、化粧品、食品、飼料等において、錠剤が用いられている。
錠剤は、その目的に応じて様々な成分を含有しており、例えば、乳酸菌は、整腸作用を促進したり、免疫力を高めたりする目的で配合されている。バラ属植物も様々な作用を有することが見出されており、例えば、特許文献1には、バラ科バラ属の植物の花弁及び/又はつぼみのエキスとコラーゲンペプチドを含有するコラーゲン産生促進用組成物からなる錠剤が提案されている。また、有効成分として、桑の葉エキスとともに、ブラックジンジャーエキス、緑茶エキス、キトサン、ギムネマシルベスタエキス、インゲン豆エキスを含むメタボリックシンドローム改善用組成物からなる錠剤が提案されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-141028号公報
特開2020-105094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
錠剤は、打錠して固められているが、経口摂取した際に有効成分が吸収されるように、適切な消化器内で崩壊することが求められる。
本発明者らは、乳酸菌とバラ属植物抽出物とを含む錠剤の崩壊が遅くなることを発見した。錠剤の崩壊性を向上させるためには、崩壊剤を添加することが一般的であるが、崩壊剤は崩壊性を向上させるにすぎず、摂取による健康への有用な効果を期待できるものではない。本発明者らは、乳酸菌とバラ属植物抽出物とを含む錠剤の有効成分による崩壊性向上について検討し、桑の葉エキスが崩壊性を向上させることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、乳酸菌とバラ属植物抽出物とを含み、崩壊性に優れた錠剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の課題を解決するための主な手段は、次のとおりである。
1.(A)乳酸菌、(B)バラ属植物抽出物、(C)桑葉エキスを含有することを特徴とする錠剤。
2.錠剤全体に対して、前記(A)乳酸菌(固形分)を0.1~20質量%含むことを特徴とする1.に記載の錠剤。
3.錠剤全体に対して、前記(B)バラ属植物抽出物(固形分)をで0.1~30質量%含むことを特徴とする1.または2.に記載の錠剤。
4.錠剤全体に対して、前記(C)桑葉エキス(固形分)を10~50質量%含むことを特徴とする1.~3.のいずれかに記載の錠剤。
【発明の効果】
【0006】
本発明の錠剤は、(A)乳酸菌、(B)バラ属植物抽出物を含有しながらも崩壊性に優れている。本発明の錠剤は、(A)乳酸菌、(B)バラ属植物抽出物、(C)桑葉エキスを含有し、これらによる健康促進効果が期待できる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明は、(A)乳酸菌、(B)バラ属植物抽出物、(C)桑葉エキスを含有する錠剤に関する。
本明細書において、「A~B」(A、Bは数値や比率)との表記は、その両端を含む数値範囲を意味する。
【0008】
(A)乳酸菌
乳酸菌としては、植物由来、人由来のものを特に制限することなく使用することができる。乳酸菌の具体例としては、例えば、ラクトバチルス・カゼイ、ラクトバチルス・アシドフィルス等が挙げられ、市販されている菌を用いることもできる。乳酸菌は、生菌であっても死菌であってもよい。
本発明の錠剤における乳酸菌の配合量は特に制限されないが、錠剤全体に対して乳酸菌(固形分)を0.1~20質量%含むことが好ましく、0.5質量%以上がより好ましく、1質量%以上が特に好ましく、15質量%以下がより好ましく、10質量%以下が特に好ましい。
【0009】
(B)バラ属植物抽出物
バラ属植物としては、特に制限されないが、ガリカローズ(Rosa gallica)、ドッグローズ(Rosa canina)、アポテカリーズローズ(Rosa gallicaofficinalis)、スイートブライヤー(Rosa rubiginosa)、ダマスクバラ(Rosa damascena trigintipetala)、セイヨウバラ(Rosacentifolia)、ハマナシ(Rosa rugosarubra)等が挙げられる。これらの中で園芸種として大量に栽培されているものが、大量に安価入手できるため好ましい。
抽出に用いる部位は、特に制限されず、花、葉、茎、根、果実等を用いることができるが、果実(ローズヒップ)を用いることが好ましい。
【0010】
バラ属植物抽出物は、バラ属の植物の全体または部分を、生のまままたは乾燥した後、そのまままたは粗砕機により粉砕して溶媒抽出に供することにより得ることができる。
抽出に用いる溶媒としては、水、親水性有機溶媒、これらの混合溶媒等を用いることができる。親水性有機溶媒としては、メタノール、エタノール等の低級アルコール;アセトン、メチルエチルケトン等の低級脂肪族ケトン;1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール等の炭素数2~4の多価アルコール等が挙げられる。
水と親水性有機溶媒との混合溶媒を使用する場合には、低級アルコールの場合は水10質量部に対して1~90質量部、低級脂肪族ケトンの場合は水10質量部に対して1~40質量部、多価アルコールの場合は水10質量部に対して10~90質量部添加することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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