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公開番号2025164313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024068170
出願日2024-04-19
発明の名称車両前部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 25/08 20060101AFI20251023BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】車両前部の設計において制約を受けることを抑制することができる車両前部構造を得る。
【解決手段】車両前部構造が適用された車両の前部10には、ダッシュパネル部20A及びカウル部20Bが設けられている。ダッシュパネル部20Aは、キャビン12と当該キャビン12の前方側の空間とを隔てる。カウル部20Bは、フロントウィンドシールドガラス16の車両下方側の端部に沿って車幅方向に延在しており、ダッシュパネル部20Aと一体に形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車幅方向に延在し、キャビンと前記キャビンの前方側の空間とを隔てるダッシュパネル部と、
フロントウィンドシールドガラスの車両下方側の端部に沿って車幅方向に延在し、前記ダッシュパネル部と一体に形成されたカウル部と、
を備えた車両前部構造

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両前部構造に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ダッシュパネルと、ダッシュパネルの上方側において左右一対のフロントピラー間に架け渡されたカウルアセンブリと、ダッシュパネルとカウルアセンブリとを車幅方向の両端部においてそれぞれ連結する左右一対のカウルアッパパネルとを備えた車両前部構造が開示されている。この文献に記載された車両前部構造では、カウルアセンブリを構成するカウルインナパネルが、ダッシュパネルにスポット溶接等によって接合されている。これにより、カウルインナパネルとダッシュパネルとが上下方向に接合されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-137367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1に記載された構成のように、ダッシュパネルとカウル(カウルアセンブリ)とが溶接等により接合される構成では、ダッシュパネルとカウルとの間からの水の浸入を抑制するために、ダッシュパネルとカウルとの間にシール材を設ける必要が生じる場合がある。また、ダッシュパネルとカウルとが別体となっていることに加えて、ダッシュパネルとカウルアセンブリとを車幅方向の両端部においてそれぞれ連結する左右一対のカウルアッパパネルを有する構成では、部品点数を削減することが難しい。このように、上記特許文献1に記載された構成には、車両前部の設計において制約を受けることを抑制するという観点で改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、車両前部の設計において制約を受けることを抑制することができる車両前部構造を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様の車両前部構造は、車幅方向に延在し、キャビンと前記キャビンの前方側の空間とを隔てるダッシュパネル部と、フロントウィンドシールドガラスの車両下方側の端部に沿って車幅方向に延在し、前記ダッシュパネル部と一体に形成されたカウル部と、を備えている。
【0007】
第1の態様の車両前部構造では、ダッシュパネル部とカウル部とが一体に形成されていることで、両者間にシール材を設けることを不要にすることができる。また、ダッシュパネル部とカウル部とが別体の構成と比べて、部品点数を削減することができる。このように、第1の態様の車両前部構造では、車両前部の設計においてシール材や部品点数の制約を受けることを抑制することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る車両前部構造は、車両前部の設計において制約を受けることを抑制することができる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両の前部をキャビン側から見た模式図である。
図1に示された2-2線に沿って切断したダッシュ部材及びフロントウィンドシールドガラスを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る車両前部構造について説明する。なお、各図に適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印LHは車幅方向(左右方向)の左側を示しており、矢印RHは車幅方向(左右方向)の右側を示している。また、以下の説明で特記なく前後、上下、左右の方向を示す場合は、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、車両左右方向の左右を示すものとする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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