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公開番号
2025161346
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064453
出願日
2024-04-12
発明の名称
タコグラフチャート紙用記入器
出願人
個人
代理人
個人
,
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
G07C
5/00 20060101AFI20251017BHJP(チェック装置)
要約
【課題】 チャート紙上に記録された折れ線グラフに対して、その開始点やその終了点等の記入を利用者が容易に行い、かつ正確な記入を可能にするとともに、面倒で時間がかかる不具合を解消する。
【解決手段】 上面2uにタコグラフチャート紙Pを載置するとともに、中央部に位置決め用の規制突起部2pを有するチャート紙基台部2と、規制突起部2pが係合する規制孔部3h,所定の筆記具Qによりタコグラフチャート紙Pに半径方向Fdの表示線L1…を記入する一又は二以上のガイドエッジ3Fe…,3Fe…を有する一又は二以上の第一ガイド部3F,3F,及び,筆記具Qが挿入するガイド孔部3Sp…を有し、回動変位によりタコグラフチャート紙Pに周方向Ffの表示線L3…を記入する一又は二以上の第二ガイド部3Sを有するセル円盤3とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ディスク状のタコグラフチャート紙に少なくとも表示線を記入するためのタコグラフチャート紙用記入器であって、上面にタコグラフチャート紙を載置するとともに、中央部に位置決め用の規制突起部を有するチャート紙基台部と、前記チャート紙基台部が係合する規制孔部,所定の筆記具によりタコグラフチャート紙に半径方向の表示線を記入する一又は二以上のガイドエッジを有する一又は二以上の第一ガイド部,及び,前記筆記具が挿入するガイド孔部を有し、回動変位によりタコグラフチャート紙に周方向の表示線を記入する一又は二以上の第二ガイド部を有するセル円盤とを備えることを特徴とするタコグラフチャート紙用記入器。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記チャート紙基台部は、上面が平坦な基台本体部と、この基台本体部の上面に固定した少なくとも一部にゴム製の滑り止めを有する滑止シート部とを備えることを特徴とする請求項1記載のタコグラフチャート紙用記入器。
【請求項3】
前記セル円盤は、一部又は全部が透明又は半透明となるシート状に形成することを特徴とする請求項1記載のタコグラフチャート紙用記入器。
【請求項4】
前記第一ガイド部は、扇形に形成した開口部により形成し、両側に前記ガイドエッジを有することを特徴とする請求項1記載のタコグラフチャート紙用記入器。
【請求項5】
前記第二ガイド部は、径方向に位置を異ならせた複数の前記ガイド孔部により形成することを特徴とする請求項1記載のタコグラフチャート紙用記入器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録済のタコグラフチャート紙に少なくとも表示線を記入するタコグラフチャート紙用記入器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、路線バスや路線トラック等には、特許文献1に記載される運行記録計や特許文献2に記載される運行記録システム等の運行記録計が搭載されている。
【0003】
この運行記録計には、通常、ディスク状のタコグラフチャート紙が装填され、運行状態が記録される。この場合、タコグラフチャート紙は、24時間に一回転し、走行速度に応じて半径方向に上下する鉄針によりチャート紙に折れ線グラフが描かれる。図5に示す符合Pが、ディスク状のタコグラフチャート紙を示す。なお、中央には、運行記録計に位置決めしてセットされる円孔Poが設けられている。
【0004】
運行記録計は、搭載義務車両が法律的に定められており、記録後のタコグラフチャート紙により、運転日報や作業報告書、更には所定の休息時間の確保、出勤や退勤の確認等を確認できるため、通常、労務管理等に利用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平8-161565号公報
特開2001-201361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上述した従来におけるタコグラフチャート紙は、次のような解決すべき課題も存在した。
【0007】
即ち、チャート紙上には、折れ線グラフのみが記録されるため、使用後は、運行記録計からタコグラフチャート紙を取り出し、当該折れ線グラフの開始点(開始時刻)や終了点(終了時刻)等の記入を利用者が自ら行う必要がある。
【0008】
しかし、タコグラフチャート紙は、一般的な紙とは異なり、円形の感圧記録紙を使用する場合も多いため、旨く記入することができず、記入が不正確になる虞れがあるとともに、面倒で時間がかかる難点があった。
【0009】
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したタコグラフチャート紙用記入器の提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上述した課題を解決するため、ディスク状のタコグラフチャート紙Pに少なくとも表示線L1,L2…を記入するためのタコグラフチャート紙用記入器1を構成するに際して、上面2uにタコグラフチャート紙Pを載置するとともに、中央部に位置決め用の規制突起部2pを有するチャート紙基台部2と、規制突起部2pが係合する規制孔部3h,所定の筆記具Qによりタコグラフチャート紙Pに半径方向Fdの表示線L1…を記入する一又は二以上のガイドエッジ3Fe…,3Fe…を有する一又は二以上の第一ガイド部3F,3F,及び,筆記具Qが挿入するガイド孔部3Sp…,3Sp…を有し、回動変位によりタコグラフチャート紙Pに周方向Ffの表示線L3…を記入する一又は二以上の第二ガイド部3S,3Sを有するセル円盤3とを備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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