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公開番号
2025161315
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064410
出願日
2024-04-12
発明の名称
ロータリーエンコーダ
出願人
多摩川精機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16C
35/077 20060101AFI20251017BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】簡単に、ディスクと受光素子との間隙の大きさを調整することができるロータリーエンコーダを提供する。
【解決手段】ロータリーエンコーダ1は、基台20と、基台20に設けられた円筒状穴部21と、円筒状穴部21に挿入された軸受保持筒22と、軸受保持筒22に保持された軸受23と、軸受23を介して基台20に対して回転自在に設けられた回転軸24と、回転軸24に設けられたディスク30と、基台20に設けられたLED31と、ディスク30を挟んで前記LED31に対向して設けられたフォトダイオード32とを備え、円筒状穴部21は雌ねじ部25を有し、軸受保持筒22は雄ねじ部26を有し、円筒状穴部21の雌ねじ部25と軸受保持筒22の雄ねじ部26とが螺合される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基台(20)と、
前記基台(20)に設けられた円筒状穴部(21)と、
前記円筒状穴部(21)に挿入された軸受保持筒(22)と、
前記軸受保持筒(22)に保持された軸受(23)と、
前記軸受(23)を介して前記基台(20)に対して回転自在に設けられた回転軸(24)と、
前記回転軸(24)に設けられたディスク(30)と、
前記基台(20)に設けられた発光部材(31)と、
前記ディスク(30)を挟んで前記発光部材に対向して設けられた受光部材(32)と
を備え、
前記円筒状穴部(21)は雌ねじ部(25)を有し、
前記軸受保持筒(22)は雄ねじ部(26)を有し、
前記円筒状穴部(21)の前記雌ねじ部(25)と前記軸受保持筒(22)の前記雄ねじ部(26)とが螺合されているロータリーエンコーダ。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記円筒状穴部(21)と、前記軸受保持筒(22)とを接着する接着剤を更に有する、請求項1に記載のロータリーエンコーダ。
【請求項3】
前記円筒状穴部(21)は、内部に設けられた金属製円筒状部材(27)を含み、前記雌ねじ部(25)は、前記金属製円筒状部材(27)の内部に形成されている、請求項1に記載のロータリーエンコーダ。
【請求項4】
前記軸受保持筒(22)の前記雄ねじ部(26)に螺合し、前記金属製円筒状部材(27)と前記軸受保持筒(22)とを固定するナット(28)を有する、請求項3に記載のロータリーエンコーダ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、ロータリーエンコーダに関し、特に光学式ロータリーエンコーダに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のロータリーエンコーダの構成として、特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載のロータリーエンコーダは、光学パターンを有するディスクが固定された回転軸と、回転軸の外径部に設けられた軸受と、軸受の外径部に設けられ軸受を保持している軸受保持筒とを有している。そして、この軸受保持筒を基台の中心穴に挿入して嵌合し、軸受保持筒の軸方向位置を調整してディスクと受光素子の間の間隙の大きさを微調整した後に、軸受保持筒と中心穴の間に接着剤を注入することによりディスクの位置を固定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平5-27616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のロータリーエンコーダでは、軸受保持筒を中心穴に嵌合し、軸受保持筒の軸方向位置を調節することで、ディスクと受光素子との間隙の大きさを微調整しているため、軸受保持筒と中心穴との摩擦力の変化等の要因により軸受保持筒の軸方向位置の微調整が困難となり、このためにディスクと受光素子との間隙の大きさの微調整が困難であるという問題点があった。
【0005】
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、簡単に、ディスクと受光素子との間隙の大きさを調整することができるロータリーエンコーダを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明に係るロータリーエンコーダは、基台と、基台に設けられた円筒状穴部と、円筒状穴部に挿入された軸受保持筒と、軸受保持筒に保持された軸受と、軸受を介して基台に対して回転自在に設けられた回転軸と、回転軸に設けられたディスクと、基台に設けられた発光部材と、ディスクを挟んで発光部材に対向して設けられた受光部材とを備え、円筒状穴部は雌ねじ部を有し、軸受保持筒は雄ねじ部を有し、円筒状穴部の雌ねじ部と軸受保持筒の雄ねじ部とが螺合されている。
【0007】
また、円筒状穴部と、軸受保持筒とを接着する接着剤を更に有してもよい。
また、円筒状穴部は内部に設けられた金属製円筒状部材を含み、雌ねじ部は金属製円筒状部材の内部に形成されていてもよい。
また、軸受保持筒の雄ねじ部に螺合し、金属製円筒状部材と軸受保持筒とを固定するナットを有してもよい。
【発明の効果】
【0008】
この発明に係るロータリーエンコーダは、基台に設けられた円筒状穴部の雌ねじ部と、ディスクが設けられた回転軸を回転自在に支持する軸受を保持する、軸受保持筒に設けられた雄ねじ部とを螺合することで、簡単に、ディスクと受光素子との間隙の大きさを調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係るロータリーエンコーダの正面断面図である。
実施の形態2に係るロータリーエンコーダの正面断面図である。
実施の形態3に係るロータリーエンコーダの正面断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1に係るロータリーエンコーダを添付図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態1に係るロータリーエンコーダ1の正面断面図である。ロータリーエンコーダ1は、光学式ロータリーエンコーダであって、円柱状の基台20を有している。基台20は、円筒状穴部21を有している。円筒状穴部21の内径部には、円筒状の軸受保持筒22が設けられている。軸受保持筒22の内径部には、軸受23が設けられている。軸受23の内側には、中空の回転軸24が設けられている。すなわち、軸受保持筒22は、基台20と回転軸24との間で軸受23を保持している。回転軸24の端部には、面部に光学パターンが構成されているディスク30が取り付けられている。ディスク30は、その面部が、回転軸24の軸方向に対して略直交するように設けられており、回転軸24を中心に回転自在に設けられている。なお、本実施の形態1では、回転軸24の軸方向においてディスク30が取り付けられている端部の側を上側、ディスク30が取り付けられていない端部の側を下側と呼ぶ。また、基台20、軸受保持筒22及び回転軸24は、ステンレス鋼等の金属で形成されていてもよいし、樹脂で形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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