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公開番号
2025161313
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024064408
出願日
2024-04-12
発明の名称
プラネタリギヤ装置
出願人
株式会社オティックス
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
F16H
57/04 20100101AFI20251017BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】ピニオンギヤへのオイル供給を簡易な構成により実現できるプラネタリギヤ装置を提供する。
【解決手段】プラネタリギヤ装置100は、軸(回転軸A)周りに回転する軸部材10と、軸周りに回転するキャリア70と、キャリア70に支持されたピニオン軸30と、ピニオン軸30に回転可能に支持されるピニオンギヤ20と、を備えたプラネタリギヤ装置であって、ピニオン軸30には、ピニオンギヤ20を潤滑するためのオイルを流す油路31が形成され、キャリア70は、油路31にオイルを供給する給油部(油路52、周回溝53)を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
軸周りに回転する軸部材と、
前記軸周りに回転するキャリアと、
前記キャリアに支持されたピニオン軸と、
前記ピニオン軸に回転可能に支持されるピニオンギヤと、を備えたプラネタリギヤ装置であって、
前記ピニオン軸には、前記ピニオンギヤを潤滑するためのオイルを流す油路が形成され、
前記キャリアは、前記油路にオイルを供給する給油部を有している、プラネタリギヤ装置。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
前記キャリアは、前記軸部材の外周面に対向する内周面を有し、
前記給油部は、前記キャリアの前記内周面側に開口して前記ピニオン軸に向けて延びるキャリア側油路を有している、請求項1に記載のプラネタリギヤ装置。
【請求項3】
前記給油部は、前記キャリアの前記内周面を周方向に延びる周回溝を有し、前記キャリア側油路は、前記周回溝の底面に開口している、請求項2に記載のプラネタリギヤ装置。
【請求項4】
前記ピニオン軸の前記油路は、前記ピニオン軸の一方の端面に開口し、
前記キャリアは、前記ピニオン軸の前記一方の端面側が挿入される有底の挿入孔を有しており、
前記キャリア側油路は、前記挿入孔の底面に開口して前記油路に連通している、請求項2又は請求項3に記載のプラネタリギヤ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、プラネタリギヤ装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は従来のプラネタリギヤ装置を開示している。このプラネタリギヤ装置は、複数のピニオンギヤと、これら複数のピニオンギヤのそれぞれの回転軸であるピニオン軸を支持するキャリアと、を有している。キャリアの端面には、径方向内側から供給される潤滑油をピニオンギヤに導くオイルレシーバが取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-150638号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種のプラネタリギヤ装置において、ピニオンギヤへのオイルの供給は、適切に機能を発揮できればよく、その構成はより簡単であることが好ましい。
【0005】
そこで、本開示は、ピニオンギヤへのオイル供給を簡易な構成により実現できるプラネタリギヤ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のプラネタリギヤ装置は、軸周りに回転する軸部材と、前記軸周りに回転するキャリアと、前記キャリアに支持されたピニオン軸と、前記ピニオン軸に回転可能に支持されるピニオンギヤと、を備えたプラネタリギヤ装置であって、前記ピニオン軸には、前記ピニオンギヤを潤滑するためのオイルを流す油路が形成され、前記キャリアは、前記油路にオイルを供給する給油部を有している。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ピニオンギヤへのオイル供給を簡易な構成により実現できるプラネタリギヤ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の実施形態1のプラネタリギヤ装置を示す斜視図である。
図2は、実施形態1のプラネタリギヤ装置を示す要部拡大断面図である。
図3は、実施形態1のキャリアを示す部分断面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のプラネタリギヤ装置は、
(1)軸周りに回転する軸部材と、前記軸周りに回転するキャリアと、前記キャリアに支持されたピニオン軸と、前記ピニオン軸に回転可能に支持されるピニオンギヤと、を備えたプラネタリギヤ装置であって、前記ピニオン軸には、前記ピニオンギヤを潤滑するためのオイルを流す油路が形成され、前記キャリアは、前記油路にオイルを供給する給油部を有している。
【0010】
上記構成によれば、キャリアは給油部を有し、この給油部によってピニオン軸の油路にオイルを供給する。このように、本開示に係るプラネタリギヤ装置は、キャリア自体にピニオン軸の油路へのオイル供給機能が備えられたことによって、従来のようにキャリアとは別部材のレシーバを設ける必要がない。したがって、本開示のプラネタリギヤ装置は、ピニオンギヤへのオイル供給を簡易な構成により実現できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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