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公開番号
2025160532
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-23
出願番号
2024063060
出願日
2024-04-10
発明の名称
飲酒検知装置、飲酒検知方法、および、プログラム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人山王内外特許事務所
主分類
A61B
5/0245 20060101AFI20251016BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】飲酒検知の誤検知を抑制し、従来の飲酒検知技術より飲酒検知の精度を向上させる。
【解決手段】飲酒検知装置(100)は、被験者の現在の心拍数を取得する心拍数取得部(110)と、被験者の心拍数の基準値である基準心拍数を取得する基準値取得部(120)と、現在の心拍数および基準心拍数を用いて、心拍数の上昇率を算出する心拍上昇検知部(130)と、現在の心拍数、基準心拍数、および、心拍数の上昇率、を用いて被験者の飲酒状態の度合いを示す飲酒スコアを出力する飲酒検知部(140)と、を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被験者の現在の心拍数を取得する心拍数取得部と、
前記被験者の心拍数の基準値である基準心拍数を取得する基準値取得部と、
前記現在の心拍数および前記基準心拍数を用いて、心拍数の上昇率を算出する心拍上昇検知部と、
前記現在の心拍数、前記基準心拍数、および、前記心拍数の上昇率、を用いて前記被験者の飲酒状態の度合いを示す飲酒スコアを出力する飲酒検知部と、
を備えたことを特徴とする飲酒検知装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記心拍数取得部は、
前記被験者の生体データを取得し、生体データを用いて前記現在の心拍数を算出し、
前記基準値取得部は、
前記心拍数取得部により算出された時系列の心拍数を用いて、前記基準心拍数を算出し、
前記心拍上昇検知部は、
前記現在の心拍数および前記基準心拍数を用いて心拍数の変化量を算出し、前記心拍数の変化量を用いて前記心拍数の上昇率を算出し、
前記飲酒検知部は、
前記心拍数の上昇率を用いて前記飲酒スコアの信頼度を算出し、算出した信頼度を前記飲酒スコアとともに出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の飲酒検知装置。
【請求項3】
前記生体データは、
前記被験者を撮像した画像の輝度値変化を用いて測定された前記被験者の脈拍数、
シートセンサにより測定された前記被験者の脈拍数、
または、
ミリ波レーダにより測定された前記被験者の脈拍数、
であることを特徴とする、
ことを特徴とする請求項2に記載の飲酒検知装置。
【請求項4】
前記飲酒検知部は、
前記心拍数の上昇率があらかじめ記憶された上昇率閾値超えた場合に前記飲酒スコアの信頼度を下げる、
ことを特徴とする請求項2に記載の飲酒検知装置。
【請求項5】
前記被験者は、移動体の乗員である。
ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の飲酒検知装置。
【請求項6】
前記被験者の覚醒度を取得する覚醒度取得部、
をさらに備え、
前記飲酒検知部は、
前記覚醒度をさらに用いて前記被験者の飲酒状態の度合いを示す前記飲酒スコアを出力する、
ことを特徴とする請求項5に記載の飲酒検知装置。
【請求項7】
前記被験者の覚醒度を取得する覚醒度取得部、
をさらに備え、
前記基準値取得部は、さらに、前記被験者の覚醒度の基準値である基準覚醒度を取得し、
前記飲酒検知部は、前記覚醒度と前記基準覚醒度との差分をさらに用いて、前記被験者の飲酒状態の度合いを示す前記飲酒スコアを出力する、
ことを特徴とする請求項5に記載の飲酒検知装置。
【請求項8】
前記被験者を識別する個人認証情報を取得し、
前記心拍数の基準値、
または、
前記覚醒度の基準値、
のうちの少なくとも1つを前記個人認証情報と関連付けて記憶させる基準値記憶制御部、
をさらに備え、
前記基準値記憶制御部は、個人認証結果に基づく個人認証情報を受け付けると、受け付けた個人認証情報に対応する基準値を前記基準値取得部へ出力する、
ことを特徴とする請求項7に記載の飲酒検知装置。
【請求項9】
前記被験者の運転集中度を取得する運転集中度取得部、
をさらに備え、
前記飲酒検知部は、
前記運転集中度をさらに用いて前記被験者の飲酒状態の度合いを示す前記飲酒スコアを出力する、
ことを特徴とする請求項5に記載の飲酒検知装置。
【請求項10】
前記被験者の運転集中度を取得する運転集中度取得部、
をさらに備え、
前記基準値取得部は、さらに、前記被験者の運転集中度の基準値である基準集中度を取得し、
前記飲酒検知部は、前記運転集中度と前記基準集中度との差分をさらに用いて、前記被験者の飲酒状態の度合いを示す飲酒スコアを出力する、
ことを特徴とする請求項5に記載の飲酒検知装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示技術は、飲酒検知技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
人間などの生体は飲酒により交感神経が活性化するので心拍数が上昇する。この特徴を利用した従来の飲酒検知技術は、心拍数が増加した場合に飲酒状態を検知する(例えば特許文献1に記載の「飲酒状態検出装置」)。従来の飲酒検知技術は、心拍数が急上昇した場合にも飲酒状態を検知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-219541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、心拍数が急上昇する場合は、実際には飲酒以外の要因による場合が多く、従来の飲酒検知技術においては、誤検知が多いといった課題がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するもので、飲酒検知の誤検知を抑制し、従来の飲酒検知技術より飲酒検知の精度を向上させる、ことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の飲酒検知装置は、
被験者の現在の心拍数を取得する心拍数取得部と、
前記被験者の心拍数の基準値である基準心拍数を取得する基準値取得部と、
前記現在の心拍数および前記基準心拍数を用いて、心拍数の上昇率を算出する心拍上昇検知部と、
前記現在の心拍数、前記基準心拍数、および、前記心拍数の上昇率、を用いて前記被験者の飲酒状態の度合いを示す飲酒スコアを出力する飲酒検知部と、
を備えたものである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、飲酒検知の誤検知を抑制し、従来の飲酒検知技術より飲酒検知の精度を向上させることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本開示の実施の形態1に係る飲酒検知装置100の基本的な構成例を示す図である。
図2は、実施の形態1に係る飲酒検知装置100(100A)を含む飲酒検知システム10(10A)の構成例を示す図である。
図3は、実施の形態1に係る飲酒検知装置100Aの処理の一例を示すフローチャートである。
図4は、本開示の実施の形態2に係る飲酒検知装置100(100B)を含む飲酒検知システム10(10B)の構成例を示す図である。
図5は、実施の形態2に係る飲酒検知装置100Bにおける心拍数取得部110の処理の詳細な一例を示すフローチャートである。
図6は、実施の形態2に係る飲酒検知装置100Bにおける基準値取得部120Bの処理の詳細な一例を示すフローチャートである。
図7は、実施の形態2に係る飲酒検知装置100Bにおける心拍上昇検知部130Bの処理の詳細な一例を示すフローチャートである。
図8は、実施の形態2に係る飲酒検知装置100Bにおける飲酒検知部140Bの処理の詳細な一例を示すフローチャートである。
図9は、本開示の実施の形態2に係る飲酒検知装置100(100B)を車両1に実装した場合における構成の一例を示す図である。
図10は、図9に示す構成における処理の一例を示すフローチャートである。
図11は、本開示の実施の形態3に係る飲酒検知装置100(100C)を含む飲酒検知システム10(10C)の構成例を示す図である。
図12は、実施の形態3に係る飲酒検知装置100Cにおいて用いられる各種スコアと乗員の状態との対応関係の例を示す図である。
図13は、実施の形態3に係る飲酒検知装置100Cの処理の一例を示すフローチャートである。
図14は、実施の形態3に係る飲酒検知装置100Cにおける覚醒度取得部112の処理の詳細な一例を示すフローチャートである。
図15は、実施の形態3に係る飲酒検知装置100Cにおける運転集中度取得部113の処理の詳細な一例を示すフローチャートである。
図16は、実施の形態3に係る飲酒検知装置100Cにおける操作乱雑度取得部114の処理の詳細な一例を示すフローチャートである。
図17は、本開示の実施の形態3に係る飲酒検知装置100Cを車両1に実装した場合における構成の一例を示す図である。
図18は、図17に示す構成における処理の一例を示すフローチャートである。
図19は、本開示の実施の形態4に係る飲酒検知装置100(100D)を含む飲酒検知システム10(10D)の構成例を示す図である。
図20は、実施の形態4に係る飲酒検知装置100Dの処理の一例を示すフローチャートである。
図21は、本開示の実施の形態4に係る飲酒検知装置100Dを車両1に実装した場合における構成の一例を示す図である。
図22は、図21に示す構成における処理の一例を示すフローチャートである。
図23は、本開示の構成による機能を実現するためのハードウェア構成の第1の例を示す図である。
図24は、本開示の構成による機能を実現するためのハードウェア構成の第2の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示をより詳細に説明するために、本開示の実施の形態について、添付の図面に従って説明する。
【0010】
実施の形態1.
実施の形態1においては、本開示の基本的な形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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