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公開番号
2025159707
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-21
出願番号
2025045482
出願日
2025-03-19
発明の名称
味覚検査用組成物及びその製造方法
出願人
ハウス食品グループ本社株式会社
,
ハウスウェルネスフーズ株式会社
,
国立大学法人九州大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
49/00 20060101AFI20251014BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】保存性や持ち運びが容易で、かつ、検査時に口の中で溶けて飲み込むことができる味覚検査用組成物を提供すること。
【解決手段】増粘剤と、味覚成分とを含有し、凍結乾燥された固体状物であることを特徴とする味覚検査用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
増粘剤と、味覚成分とを含有し、凍結乾燥された固体状物であることを特徴とする味覚検査用組成物。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記増粘剤がでんぷんを含む、請求項1に記載の味覚検査用組成物。
【請求項3】
前記味覚成分が、甘味、塩味、酸味、旨味又は苦味のいずれかの成分であり、
前記味覚成分が甘味成分である場合、甘味成分として高甘味度甘味料を0.002~0.5mg含み、
前記味覚成分が塩味成分である場合、塩味成分として塩化ナトリウムを0.1~15mg含み、
前記味覚成分が酸味成分である場合、酸味成分としてクエン酸を0.01~2mg含み、
前記味覚成分が旨味成分である場合、旨味成分としてグルタミン酸ナトリウムを0.1~8mg含み、
前記味覚成分が苦味成分である場合、苦味成分としてカフェインを0.05~5mg含む、
請求項1又は2に記載の味覚検査用組成物。
【請求項4】
増粘剤と、味覚成分とを含有する水溶液を凍結乾燥して固体状物を得る工程を有することを特徴とする味覚検査用組成物の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、味覚検査用組成物及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
大規模健診で全口腔法を用いた味覚検査を実施する場合、煩雑な検査方法並びに試験液の調製法、保存性及び持ち運び等が大きな問題となる。そのため、手軽に検査できる方法の開発が望まれていた。また、これら要望は、味覚異常の有無をスクリーニングしたい臨床現場においても存在する。
特許文献1には、ゼラチン水溶液に呈味物質を溶解かせ、この溶液を濾紙に含侵させ、乾燥させ、次いで直径5mmの円形状に裁断して、呈味物質が所定濃度になされた薄片様トローチタイプの味覚検査体が記載されている。この味覚検査体は、呈味物質を濾紙に含侵させたものであるため、飲み込むことができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開昭57-88127
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、保存性や持ち運びが容易で、かつ、検査時に口の中で溶けて飲み込むことができる味覚検査用組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者らは、増粘剤と、味覚成分とを含有する水溶液を凍結乾燥して固体状物とすることにより、上記課題を解決できることを見出した。すなわち、本発明は、以下のものである。
〔1〕
増粘剤と、味覚成分とを含有し、凍結乾燥された固体状物であることを特徴とする味覚検査用組成物。
〔2〕
前記増粘剤がでんぷんを含む、前記〔1〕に記載の味覚検査用組成物。
〔3〕
前記味覚成分が、甘味、塩味、酸味、旨味又は苦味のいずれかの成分であり、
前記味覚成分が甘味成分である場合、甘味成分として高甘味度甘味料を0.002~0.5mg含み、
前記味覚成分が塩味成分である場合、塩味成分として塩化ナトリウムを0.1~15mg含み、
前記味覚成分が酸味成分である場合、酸味成分としてクエン酸を0.01~2mg含み、
前記味覚成分が旨味成分である場合、旨味成分としてグルタミン酸ナトリウムを0.1~8mg含み、
前記味覚成分が苦味成分である場合、苦味成分としてカフェインを0.05~5mg含む、
前記〔1〕又は〔2〕に記載の味覚検査用組成物。
〔4〕
増粘剤と、味覚成分とを含有する水溶液を凍結乾燥して固体状物を得る工程を有することを特徴とする味覚検査用組成物の製造方法。
【発明の効果】
【0006】
本発明の味覚検査用組成物を口に含んで味わうことで、ヒトの味覚認知値を簡単に調べることができる。また、本発明の味覚検査用組成物は、味覚異常のスクリーニング検査としても用いることができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の味覚検査用組成物には増粘剤が含まれる。増粘剤としては、でんぷん、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カルシウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸アンモニウム、アルギン酸エステル、ゼラチン、寒天(テングサ)、カラギーナン、ペクチン、カルボキシメチルセルロースナトリウムなどが挙げられる。増粘剤は、好ましくはでんぷん、アルギン酸ナトリウム、ゼラチンなどであり、より好ましくはでんぷんである。これらの増粘剤は、1種又は2種以上を含んでいてもよく、特に、増粘剤がでんぷんを含む場合は、常温で3か月保管しても検査時に口の中で良好に溶けて飲み込むことができるとともに、保形性も良好であり長期間の保存ができるので好ましい。
味覚検査用組成物における増粘剤の含有量は、好ましくは0.005~0.2gであり、より好ましくは0.005~0.1gである。
【0008】
本発明の味覚検査用組成物に含まれる味覚成分としては、例えば甘味成分、塩味成分、酸味成分、旨味成分、苦味成分などが挙げられる。甘味成分としては、高甘味度甘味料が好ましい。高甘味度甘味料としては、具体的には、スクラロース、アセスルファムカリウム、キシリトール、サッカリンナトリウム、ステビアなどが挙げられる。塩味成分としては、塩化ナトリウムなどが挙げられる。酸味成分としては、クエン酸、クエン酸ナトリウム、L-酒石酸、乳酸などが挙げられる。旨味成分としては、グルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウム、グアニル酸ナトリウムなどが挙げられる。苦味成分としては、カフェイン、ナリンジンなどが挙げられる。
味覚検査用組成物における味覚成分の含有量は、好ましくは0.002~12.8mgであり、より好ましくは0.0075~6.4mgである。例えば、味覚成分が甘味成分である場合、本発明の味覚検査用組成物は、甘味成分として高甘味度甘味料を0.002~0.5mg、好ましくは0.0075~0.24mg含み、味覚成分が塩味成分である場合、本発明の味覚検査用組成物は、塩味成分として塩化ナトリウムを0.1~15mg、好ましくは0.2~12.8mg含み、味覚成分が酸味成分である場合、本発明の味覚検査用組成物は、酸味成分としてクエン酸を0.01~2mg、好ましくは0.03~1.58mg含み、味覚成分が旨味成分である場合、本発明の味覚検査用組成物は、旨味成分としてグルタミン酸ナトリウムを0.1~8mg、好ましくは0.13~7.92mg含み、味覚成分が苦味成分である場合、本発明の味覚検査用組成物は、苦味成分としてカフェインを0.05~5mg、好ましくは0.08~4.75mg含む。なお、甘味成分として蔗糖を使用することもできるが、蔗糖を使用する場合には、味覚検査用組成物が吸湿しやすくなり、長期保存には適さなくなる。
【0009】
本発明の凍結乾燥された固体状物である味覚検査用組成物は、例えば以下のようにして製造することができる。
水に増粘剤及び味覚成分を混合・溶解する。水には、個体識別用の食用色素を含有させてもよい。得られた溶液を型に流し入れて冷凍する。得られた冷凍物から、例えば真空乾燥機を用いて、水を除去して凍結乾燥された固体状物である味覚検査用組成物を得ることができる。
【実施例】
【0010】
(甘味検査用組成物)
個体識別用の食用色素(共立食品株式会社)5mgを水200gに溶解し、色素水溶液を調製した。色素水溶液に、乾燥後の質量が表1に示す配合になるように増粘剤及び味覚成分を加えてミルサーで混合溶解した。得られた溶液を、一マスに2~10g入るトレイに流し入れ、-20℃で冷凍した。得られた冷凍物から、小型真空乾燥機を用いて16時間かけて水分を除去した。得られた凍結乾燥された固体状物をアルミパウチに入れて密閉した(実施例1~3)。
それぞれの固体状物について、喫食前に水を少量飲み、口腔内を湿らせておき、次いでアルミパウチを開封して固体状物を口に含み、味覚の有無の評価を行った。
実施例1~3の固体状物は、いずれも甘味を感じることができ、口の中で溶けて飲み込むことができるものであった。また、実施例1及び2の固体状物は、常温で3か月保管しても、もとの形を保ち、口の中で良好に溶けて飲み込むことができた。
(【0011】以降は省略されています)
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