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公開番号
2025158670
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024061447
出願日
2024-04-05
発明の名称
充電制御装置、充電制御方法及び充電制御プログラム
出願人
河村電器産業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20251009BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ユーザーの要望に応じた充電が可能である充電制御装置、充電制御方法及び充電制御プログラムを提供する。
【解決手段】充電制御装置5は、第一バッテリ130の第一現在容量、第一車両110の第一必要電力量、及び、第二車両120第二必要電力量を算出する算出部10と、算出部10によってそれぞれ算出された第一現在容量及び第二必要電力量に基づいて、第一バッテリ130から第二バッテリ150に給電した場合における第一バッテリ130の残容量を取得し、残容量と第一必要電力量とを比較する判断部11と、判断部11の比較結果をタッチパネルディスプレイ8に表示させると共に、充放電装置1における充電を制御する制御部12と、を備え、制御部12は、比較結果において残容量が第一必要電力量よりも少ない場合、第一バッテリ130から第二バッテリ150への給電の指示を受け付ける画面をタッチパネルディスプレイ8に表示させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第一車両の第一蓄電池によって、第二車両の第二蓄電池を充電する充電器を制御する充電制御装置であって、
前記第一蓄電池の現在の第一容量、前記第一車両が走行に必要とする第一電力量、及び、前記第二車両が走行に必要とする第二電力量を算出する算出部と、
前記算出部によってそれぞれ算出された前記第一容量及び前記第二電力量に基づいて、前記第一蓄電池から前記第二蓄電池に給電した場合における前記第一蓄電池の残容量を取得し、前記残容量と前記第一電力量とを比較する比較部と、
前記比較部の比較結果を表示部に表示させると共に、前記充電器における充電を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記比較結果において前記残容量が前記第一電力量よりも少ない場合、前記第一蓄電池から前記第二蓄電池への給電の指示を受け付ける画面を前記表示部に表示させる、充電制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記比較結果において前記残容量が前記第一電力量よりも少ない場合、前記第一蓄電池から前記第二蓄電池への給電を優先するように指示する項目と、前記第一蓄電池の前記残容量を優先するように指示する項目と、を前記表示部に表示させる、請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項3】
前記算出部は、前記第二蓄電池の現在の第二容量を算出し、
前記比較部は、前記算出部によってそれぞれ算出された前記第一容量、前記第二容量及び前記第二電力量に基づいて前記残容量を取得する、請求項1又は2に記載の充電制御装置。
【請求項4】
前記算出部は、
前記第一車両の走行予定距離と前記第一車両の第一電費とに基づいて前記第一電力量を算出し、
前記第二車両の走行予定距離と前記第二車両の第二電費とに基づいて前記第二電力量を算出する、請求項1又は2に記載の充電制御装置。
【請求項5】
前記比較部は、前記充電器における充電に係る損失を含めた前記残容量を取得する、請求項1又は2に記載の充電制御装置。
【請求項6】
第一車両の第一蓄電池によって、第二車両の第二蓄電池を充電する充電器を制御する充電制御方法であって、
前記第一蓄電池の現在の第一容量、前記第一車両が走行に必要とする第一電力量、及び、前記第二車両が走行に必要とする第二電力量を算出する算出ステップと、
前記算出ステップによってそれぞれ算出された前記第一容量及び前記第二電力量に基づいて、前記第一蓄電池から前記第二蓄電池に給電した場合における前記第一蓄電池の残容量を取得し、前記残容量と前記第一電力量とを比較する比較ステップと、
前記比較ステップにおける比較結果を表示部に表示させると共に、前記充電器における充電を制御する制御ステップと、を含み、
前記制御ステップでは、前記比較結果において前記残容量が前記第一電力量よりも少ない場合、前記第一蓄電池から前記第二蓄電池への給電の指示を受け付ける画面を前記表示部に表示させる、充電制御方法。
【請求項7】
第一車両の第一蓄電池によって、第二車両の第二蓄電池を充電する充電器を制御する充電制御プログラムであって、
前記第一蓄電池の現在の第一容量、前記第一車両が走行に必要とする第一電力量、及び、前記第二車両が走行に必要とする第二電力量を算出する算出ステップと、
前記算出ステップによってそれぞれ算出された前記第一容量及び前記第二電力量に基づいて、前記第一蓄電池から前記第二蓄電池に給電した場合における前記第一蓄電池の残容量を取得し、前記残容量と前記第一電力量とを比較する比較ステップと、
前記比較ステップにおける比較結果を表示部に表示させると共に、前記充電器における充電を制御する制御ステップと、をコンピュータに実行させ、
前記制御ステップでは、前記比較結果において前記残容量が前記第一電力量よりも少ない場合、前記第一蓄電池から前記第二蓄電池への給電の指示を受け付ける画面を前記表示部に表示させる、充電制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、充電制御装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の充電制御装置として、例えば、特許文献1に記載された装置が知られている。特許文献1に記載の充電制御装置は、給電側車両の第一バッテリの電力により、受電側車両の第二バッテリを充電する充電制御装置において、第一バッテリの現在の容量を取得しつつ、給電側車両が第一目的地に到着するまでに必要な第一バッテリの残容量を、必要残容量として設定する給電側容量設定手段と、受電側車両が第二目的地に到着するまでに必要な第二バッテリの容量を、必要充電容量として設定する受電側容量設定手段と、第一バッテリの現在の容量と必要充電容量との差分から、第二バッテリに充電した後の第一バッテリの残容量を、充電後残容量として算出し、算出された充電後残容量と必要残容量とを比較し、その比較結果に基づいて、第一バッテリの電力により第二バッテリを充電するか否かを判定する判定手段と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-73382号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の充電制御装置では、給電側車両の充電後残容量が受電側車両の必要残容量よりも少ない場合には、充電が不可能であると判定するため、給電側車両の第一バッテリから受電側車両の第二バッテリへの給電が行えない。ここで、受電側車両(例えば、緊急走行車両)の状況によっては、受電側車両に対して充電がどうしても必要となる場合がある。このような場合、従来の充電制御装置では、給電側車両の充電後残容量が受電側車両の必要残容量よりも少ない場合には充電を行うことができない。
【0005】
本発明は、ユーザーの要望に応じた充電が可能である充電制御装置、充電制御方法及び充電制御プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る充電制御装置は、第一車両の第一蓄電池によって、第二車両の第二蓄電池を充電する充電器を制御する充電制御装置であって、第一蓄電池の現在の第一容量、第一車両が走行に必要とする第一電力量、及び、第二車両が走行に必要とする第二電力量を算出する算出部と、算出部によってそれぞれ算出された第一容量及び第二電力量に基づいて、第一蓄電池から第二蓄電池に給電した場合における第一蓄電池の残容量を取得し、残容量と第一電力量とを比較する比較部と、比較部の比較結果を表示部に表示させると共に、充電器における充電を制御する制御部と、を備え、制御部は、比較結果において残容量が第一電力量よりも少ない場合、第一蓄電池から第二蓄電池への給電の指示を受け付ける画面を表示部に表示させる。
【0007】
(1)本発明に係る充電制御装置では、制御部は、比較結果において残容量が第一電力量よりも少ない場合、第一蓄電池から第二蓄電池への給電の指示を受け付ける画面を表示部に表示させる。このように、充電制御装置では、第一蓄電池から第二蓄電池への給電の指示を受け付ける画面を表示部に表示させることにより、第一蓄電池の残容量が第一電力量よりも少ない場合であっても、第一蓄電池から第二蓄電池への給電の指示を受け付けることができる。そのため、充電制御装置では、第二車両に対して充電がどうしても必要となる場合において、第二車両に充電を行うことができる。すなわち、ユーザーは、第一蓄電池の残容量が第一電力量よりも少ない場合において、第一蓄電池から第二蓄電池へ充電を行うか否かを選択することができる。したがって、充電制御装置では、ユーザーの要望に応じた充電が可能である。
【0008】
給電側の第一車両がPHV(Plug-in Hybrid Vehicle)、HEV(Hybrid Electric Vehicle)等である場合には、充電残量がゼロ(電欠)になったとしてもガソリン等の燃料によって走行することができる。また、給電側の第一車両がEV(Electric Vehicle)である場合であっても、第一車両が直ぐに走行する必要がない場合(次の給電側の車両が到着するまで待てる場合等)には、例えば第一蓄電池の残容量がゼロになるまで第二車両の第二蓄電池に充電することができる。このように、第一車両の状態や状況によっては、第一蓄電池の残容量が第一電力量よりも少なくなるような充電を行ったとしても、第一車両に問題が生じない。充電制御装置では、このような状況等をユーザーが把握した上で、ユーザーの要望に応じた充電が可能である。
【0009】
(2)上記(1)の充電制御装置において、制御部は、比較結果において残容量が第一電力量よりも少ない場合、第一蓄電池から第二蓄電池への給電を優先するように指示する項目と、第一蓄電池の残容量を優先するように指示する項目と、を表示部に表示させてもよい。この構成では、第一蓄電池から第二蓄電池への給電を優先するように指示する項目がユーザーによって選択された場合、残容量の範囲内において、第二車両の第二蓄電池が必要とする電力(給電電力)を供給するように充電を制御する。第一蓄電池の残容量を優先する項目がユーザーによって選択された場合、残容量を維持するように、第一蓄電池から第二蓄電池に電力を供給するように充電を制御する。このように、比較結果において残容量が第一電力量よりも少ない場合において、ユーザーの状況等に応じて選択可能な複数の項目を表示させることにより、ユーザーの要望に応じた充電が可能となる。
【0010】
(3)上記(1)又は(2)の充電制御装置において、算出部は、第二蓄電池の現在の第二容量を算出し、比較部は、算出部によってそれぞれ算出された第一容量、第二容量及び第二電力量に基づいて残容量を取得してもよい。この構成では、第二車両の第二蓄電池が必要とする電力は、第二容量と第二電力量との差分に基づいて算出される。そのため、第二車両の第二蓄電池が必要とする容量が過剰となることを回避できる。そのため、より正確な残容量を取得することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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