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公開番号
2025167961
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024073008
出願日
2024-04-26
発明の名称
振動波モータ、光学機器、及び電子機器
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H02N
2/14 20060101AFI20251030BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】小型で製造コストの低い振動波モータを提供する。
【解決手段】振動波モータは、第1弾性体1及び第2弾性体2と、第1弾性体1と第2弾性体2との間に配置された圧電素子3-1,3-2と、圧電素子3-1,3-2と電気的に接続された端子基板4と、を有する振動体15と、振動体15の振動により振動体15に対して相対的に移動する移動体16と、振動体16を支持するシャフト5と、を備え、シャフト5は、上部ナット14により固定部12に支持されており、端子基板は、第1接続部及び第2接続部を有しており、端子基板4の第1接続部4aは、圧電素子3-1,3-2に配置された駆動電極と電気的に接続されており、端子基板4の第2接続部4bは、シャフト5、固定部13、及び上部ナット14のうちの少なくとも1つと接触することで、圧電素子3-1,3-2に配置された接地電極と電気的に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1弾性体及び第2弾性体と、
前記第1弾性体と前記第2弾性体との間に配置された電気-機械エネルギー変換素子と、
前記電気-機械エネルギー変換素子と電気的に接続された端子基板と、
を有する振動体と、
前記振動体の振動により前記振動体に対して相対的に移動する移動体と、
前記振動体を支持するシャフトと、
を備え、
前記シャフトは、上部ナットにより固定部に支持されており、
前記端子基板は、第1接続部及び第2接続部を有しており、
前記第1接続部は、前記電気-機械エネルギー変換素子に配置された駆動電極と電気的に接続されており、
前記第2接続部は、前記シャフト、前記固定部、及び前記上部ナットのうちの少なくとも1つと接触することで、前記電気-機械エネルギー変換素子に配置された接地電極と電気的に接続されている、
振動波モータ。
続きを表示(約 770 文字)
【請求項2】
前記駆動電極は、前記電気-機械エネルギー変換素子の第1主面に配置されており、
前記接地電極は、前記電気-機械エネルギー変換素子の第2主面に配置されている、
請求項1に記載の振動波モータ。
【請求項3】
前記第2接続部は、前記端子基板において折り曲げられ、前記シャフト、前記固定部、及び前記上部ナットのうちの少なくとも1つと接触する、
請求項1に記載の振動波モータ。
【請求項4】
前記第2接続部は、前記端子基板の一端側において前記第1接続部と分岐して延在する、
請求項1に記載の振動波モータ。
【請求項5】
前記第1弾性体、前記第2弾性体、前記シャフト、前記固定部、及び前記上部ナットは、導電材料を有する、
請求項1に記載の振動波モータ。
【請求項6】
前記端子基板は、フレキシブルプリント基板である、
請求項1に記載の振動波モータ。
【請求項7】
前記第1弾性体は、前記移動体との接触面が窒化されている、
請求項1に記載の振動波モータ。
【請求項8】
前記第1弾性体は、前記電気-機械エネルギー変換素子との接触面が窒化されていない、
請求項7に記載の振動波モータ。
【請求項9】
前記電気-機械エネルギー変換素子の少なくとも一方の主面には、軸周りの位相の適否を識別するための電極が形成されている、
請求項1に記載の振動波モータ。
【請求項10】
レンズと、
前記レンズを駆動する請求項1~9のいずれか1項に記載の振動波モータと、
を備える、
光学機器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、振動波モータ、光学機器、及び電子機器に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
圧電素子等の電気-機械エネルギー変換素子を用いた振動波モータとして、種々な構成のものが知られている。例えば、特許文献1,2のように、圧電素子をステンレス等の弾性体で挟持して構成するランジュバン型の振動子に移動体であるロータを加圧接触させて駆動する振動波モータがある。この振動波モータの駆動原理は、圧電素子に所定の交流電圧(駆動電圧)を印加することによって、振動子に直交する2つの曲げ振動を発生させて弾性体表面に楕円運動又は円運動を起こし、摩擦力により移動体を回転運動させるというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5074674号公報
特開平7-115783号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、振動波モータを低電圧で駆動するために積層圧電素子が採用されている。この積層圧電素子では、駆動用電極及びグランド電極への給電はスルーホールを介して行われる。各々のスルーホール電極を1つの面に露出させ、その面にフレキシブルプリント基板を圧接させることによって導通させている。積層圧電素子では電極に貴金属を使用しているため、製造コストが高い。そこで近時では、コストダウンのために単板圧電素子を採用する場合がある。このとき、圧電素子の表裏面の一方に駆動電極、他方にグランド電極が形成される。圧電素子への給電は、フレキシブルプリント基板を圧電素子の一面に接触させることで行うため、グランド電極を、圧電素子の側面に形成された側面電極を通じて駆動電極のある側の面に回り込ませて形成する必要がある。ところがこの場合、側面電極を要する上記の構成では、側面電極を印刷して焼成して形成する工程に加え、電極切れを防止するために圧電素子のエッジを面取りする必要があり、製造コストの増大を招来してしまうという問題がある。
【0005】
一方、特許文献2では、側面電極を形成することなく、グランド電極を直接的に弾性体に押し当て、シャフト及び皿ばねを通じてフレキシブルプリント基板に導通させる構成の振動波モータが開示されている。ところがこの場合、振動波モータの内部構造が複雑化するため、振動波モータの大型化を招来してしまうという問題がある。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、小型で製造コストの低い振動波モータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の振動波モータは、第1弾性体及び第2弾性体と、前記第1弾性体と前記第2弾性体との間に配置された電気-機械エネルギー変換素子と、前記電気-機械エネルギー変換素子と電気的に接続された端子基板と、を有する振動体と、前記振動体の振動により前記振動体に対して相対的に移動する移動体と、前記振動体を支持するシャフトと、を備え、前記シャフトは、上部ナットにより固定部に支持されており、前記端子基板は、第1接続部及び第2接続部を有しており、前記第1接続部は、前記電気-機械エネルギー変換素子に配置された駆動電極と電気的に接続されており、前記第2接続部は、前記シャフト、前記固定部、及び前記上部ナットのうちの少なくとも1つと接触することで、前記電気-機械エネルギー変換素子に配置された接地電極と電気的に接続されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、小型で製造コストの低い振動波モータが実現する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態による振動波モータを分解して示す斜視図である。
第1の実施形態による振動波モータを示す断面図である。
第1の実施形態における振動子の曲げ振動における振動モードを示す模式図である。
第1の実施形態における圧電素子の構成を示す模式図である。
第1の実施形態におけるフレキシブルプリント基板4の構成を示す平面図である。
第1の実施形態における圧電素子とフレキシブルプリント基板との関係を表す斜視図である。
第1の実施形態の変形例におけるフレキシブルプリント基板の構成を示す平面図である。
第1の実施形態の変形例による振動波モータを示す断面図である。
第2の実施形態による振動波モータにおいて、圧電素子とフレキシブルプリント基板との関係を表す斜視図である。
第2の実施形態による振動波モータを示す断面図である。
第3の実施形態による撮像装置を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
-諸実施形態における振動波モータの基本的構成-
具体的に諸実施形態を説明するにあたり、本開示における振動波モータの基本的構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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