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公開番号
2025167421
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-11-07
出願番号
2024071991
出願日
2024-04-26
発明の名称
無線電力伝送システム
出願人
富士ウェーブ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
50/05 20160101AFI20251030BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】インピーダンス調整の手間を低減可能な無線電力伝送システムを提供する。
【解決手段】無線電力伝送システム10は、送電側共振回路20に含まれる送電側電極34A,34B,36A,36Bと受電側共振回路40に含まれる受電側電極54A,54B,56A,56Bとを介して交流電力を非接触で伝送可能に構成されており、送電側共振回路20の電圧位相を調節することによりインピーダンスZinが基準インピーダンスZ0に近づくように調節する第1移相器40A,40Bを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
送電側共振回路に含まれる送電用電極と受電側共振回路に含まれる受電用電極とを介して交流電力を非接触で伝送可能に構成された伝送ユニットを含む無線電力伝送システムであって、
前記送電側共振回路の電圧の位相を調節することによりインピーダンスが所定の基準インピーダンスに近づくように調節する第1位相調節部を備える、
無線電力伝送システム。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
送電側共振回路に含まれる送電用電極と受電側共振回路に含まれる受電用電極とを介して交流電力を非接触で伝送可能に構成された伝送ユニットを含む無線電力伝送システムであって、
前記受電側共振回路の電圧の位相を調節することによりインピーダンスが所定の基準インピーダンスに近づくように調節する第2位相調節部を備える、
無線電力伝送システム。
【請求項3】
送電側共振回路に含まれる送電用電極と受電側共振回路に含まれる受電用電極とを介して交流電力を非接触で伝送可能に構成された伝送ユニットを含む無線電力伝送システムであって、
前記送電側共振回路の電圧の位相を調節する第1位相調節部と、
前記受電側共振回路の電圧の位相を調節する第2移相調節部と、
を備え、
前記第1位相調節部および前記第2移相調節部を用いてインピーダンスが所定の基準インピーダンスに近づくように電圧の位相を調節する、
無線電力伝送システム。
【請求項4】
前記伝送ユニットを複数備え、
複数の前記伝送ユニットに各々含まれる前記送電用電極は同一平面上に配置され、
複数の前記伝送ユニットに各々含まれる前記受電用電極も同一平面に配置される、
請求項1から3のいずれか1項に記載の無線電力伝送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、非接触で交流電力を伝送する伝送システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、非接触で送電側から受電側に交流電力を伝送する無線電力伝送システムの開発が進められている。このような無線電力伝送システムには、例えば、電極とコイルを直列配置とした直列型共振回路で各々構成された送電側共振回路および受電側共振回路との間で発生する共振現象を利用して非接触で交流電力の伝送が行われるものがある。このような共振現象を利用する無線電力伝送システムとしては、電界結合や磁界結合を利用したものがある。
【0003】
特許文献1には、送電装置の導電性を有する筐体内に配置された第1および第2電極と第1インダクタによって構成される送電用カプラの共振周波数と、受電装置の導電性を有する筐体内に配置された第3および第4電極および第2インダクタによって構成される受電用カプラの共振周波数が同じ大きさとなるよう設定された電界結合方式の無線電力伝送システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6182551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に記載の無線電力伝送システムなどでは、送電側共振回路と受電側共振回路とを共振状態とするために送電側ポートから見た伝送ユニットの入力インピーダンスが受電側負荷のインピーダンス(基準インピーダンス)に近い値となるようにインピーダンスを調整する必要がある。このようなインピーダンス調整は、例えば、送電側共振回路や受電側共振回路にバリアブルコンデンサや可変インダクタを含むインピーダンス整合器を設けキャパシタンスやインダクタンスの値を調整することにより行われる。
【0006】
しかしながら、上記インピーダンス整合器を用いて入力インピーダンスを調整する場合にはキャパシタンスおよびインダクタンス双方の物理量を変化させる必要があり調整作業に手間を要するという問題がある。
【0007】
本発明は、インピーダンス調整の手間を低減可能な無線電力伝送システムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1態様に係る無線電力伝送システムは、送電側共振回路に含まれる送電用電極と受電側共振回路に含まれる受電用電極とを介して交流電力を非接触で伝送可能に構成された伝送ユニットを含む無線電力伝送システムであって、送電側共振回路の電圧の位相を調節することによりインピーダンスが所定の基準インピーダンスに近づくように調節する第1位相調節部を備えるものである。
【0009】
本発明の第2態様に係る無線電力伝送システムは、送電側共振回路に含まれる送電用電極と受電側共振回路に含まれる受電用電極とを介して交流電力を非接触で伝送可能に構成された伝送ユニットを含む無線電力伝送システムであって、受電側共振回路の電圧の位相を調節することによりインピーダンスが所定の基準インピーダンスに近づくように調節する第2位相調節部を備えるものである。
【0010】
本発明の第3態様に係る無線電力伝送システムは、送電側共振回路に含まれる送電用電極と受電側共振回路に含まれる受電用電極とを介して交流電力を非接触で伝送可能に構成された伝送ユニットを含む無線電力伝送システムであって、送電側共振回路の電圧の位相を調節する第1位相調節部と、受電側共振回路の電圧の位相を調節する第2位相調節部と、を備え、第1位相調節部および第2位相調節部を用いてインピーダンスが所定の基準インピーダンスに近づくように電圧の位相を調節するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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