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公開番号
2025158407
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-17
出願番号
2024060913
出願日
2024-04-04
発明の名称
活性線硬化型インクジェットインク、活性線硬化型インクジェットインクの製造方法、インクジェット画像形成方法及びインクジェット記録装置
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
C09D
11/326 20140101AFI20251009BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】本発明によれば、高温に保管しても画像濃度ムラやサテライトが生じづらい活性線硬化型インクジェットインク、その製造方法、インクジェット画像形成方法、及びインクジェット記録装置が提供される。
【解決手段】顔料と、ヒドロキシ脂肪酸由来の構造を有する塩基性化合物を含む顔料分散剤と、ジカルボン酸構造又はジカルボン酸由来の構造を有する化合物を含む添加剤と、を含む、活性線硬化型インクジェットインク。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
顔料と、
ヒドロキシ脂肪酸由来の構造を有する塩基性化合物を含む顔料分散剤と、
ジカルボン酸構造又はジカルボン酸由来の構造を有する化合物を含む添加剤と、
を含む、
活性線硬化型インクジェットインク。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記ジカルボン酸構造又はジカルボン酸由来の構造を有する化合物が、マレイン酸由来のポリエーテル構造を有する、
請求項1に記載の活性線硬化型インクジェットインク。
【請求項3】
前記ヒドロキシ脂肪酸由来の構造を有する塩基性化合物が、ヒドロキシステアリン酸由来の構造を有し、
前記ヒドロキシ脂肪酸由来の構造を有する塩基性化合物のアミン価が、5.00mgKOH/g~25.00mgKOH/gである、
請求項1に記載の活性線硬化型インクジェットインク。
【請求項4】
前記ジカルボン酸構造又はジカルボン酸由来の構造を有する化合物を含む添加剤の含有量が、前記活性線硬化型インクジェットインクの全質量に対して、0.01質量%~5.00質量%である、
請求項1に記載の活性線硬化型インクジェットインク。
【請求項5】
前記ヒドロキシ脂肪酸由来の構造を有する塩基性化合物を含む顔料分散剤の含有質量を分子とし、前記ジカルボン酸構造又はジカルボン酸由来の構造を有する化合物を含む添加剤の含有質量を分母としたときの質量比が、1/5~200/1の範囲内である、
請求項1に記載の活性線硬化型インクジェットインク。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載の活性線硬化型インクジェットインクの製造方法であって、
前記顔料と、前記ヒドロキシ脂肪酸由来の構造を有する塩基性化合物を含む顔料分散剤と、を含む顔料分散液を調製する工程と、
前記顔料分散液に、前記ジカルボン酸構造又はジカルボン酸由来の構造を有する化合物を含む添加剤を添加して活性線硬化型インクジェットインクを調製する工程と、
を含む、活性線硬化型インクジェットインクの製造方法。
【請求項7】
請求項1~5のいずれか一項に記載の活性線硬化型インクジェットインクを記録媒体に着弾させるインクジェット画像形成方法であって、
前記活性線硬化型インクジェットインクの射出温度が、40℃~120℃の範囲内であり、
前記記録媒体の温度が、60℃以下である、
インクジェット画像形成方法。
【請求項8】
請求項1~5のいずれか一項に記載の活性線硬化型インクジェットインクを記録媒体に着弾させる、
インクジェット記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、活性線硬化型インクジェットインク、活性線硬化型インクジェットインクの製造方法、インクジェット画像形成方法及びインクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット画像形成方法は、簡易かつ安価に画像を形成できることから、各種印刷分野で用いられている。インクジェット画像形成方法に用いるインクの一種として、活性線硬化型インクジェットインク(以下、単にインクとも称する)が挙げられる。活性線硬化型インクジェットインクは、インクの液滴を記録媒体上に着弾させた後、活性線を照射して硬化させ、画像を形成する。活性線硬化型インクジェットインクを用いるインクジェット画像形成方法では、インクを吸収しづらい記録媒体上でも画像形成が可能である。そして、形成される画像は、高い耐擦過性や密着性を有するため、近年注目されている。
【0003】
上記インクでは、顔料の凝集を抑制するために顔料分散剤が添加されるが、顔料の分散が不十分である場合や、高温での保存によって顔料が凝集する場合がある。このような場合に、画像濃度ムラが生じやすくなったり、サテライト(インクジェットヘッドのノズルから吐出される液滴(主滴)が記録媒体に着弾するまでの間に分離して、主滴と別の液滴とに分かれて記録媒体に着弾する現象)が発生しやすくなったりする。
【0004】
例えば、特許文献1には、特定のマゼンタ顔料と、光重合性化合物と、光重合開始剤からなる紫外線硬化型インクジェット記録用マゼンタ色インク組成物が開示されている。このようなインク組成物により、吐出安定性、保存安定性、に優れたインク組成物が得られた、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-285677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、本発明者らの知見によると、特許文献1に記載されたインク組成物では、画像濃度ムラやサテライトが生じやすく、インクを高温保管するとさらに画像濃度ムラやサテライトが生じやすくなるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記問題・状況に鑑みてなされたものであり、高温に保管しても画像濃度ムラやサテライトが生じづらい活性線硬化型インクジェットインク、その製造方法、インクジェット画像形成方法、及びインクジェット記録装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題は、以下の手段により解決される。
【0009】
[1]顔料と、
ヒドロキシ脂肪酸由来の構造を有する塩基性化合物を含む顔料分散剤と、
ジカルボン酸構造又はジカルボン酸由来の構造を有する化合物を含む添加剤と、
を含む、
活性線硬化型インクジェットインク。
【0010】
[2]前記ジカルボン酸構造又はジカルボン酸由来の構造を有する化合物が、マレイン酸由来のポリエーテル構造を有する、
[1]に記載の活性線硬化型インクジェットインク。
(【0011】以降は省略されています)
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