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公開番号2025157786
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-16
出願番号2024060023
出願日2024-04-03
発明の名称シート製造装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類D21B 1/08 20060101AFI20251008BHJP(製紙;セルロースの製造)
要約【課題】操作性が良く、封止性および意匠性に優れた貯留部の蓋部を備えたシート製造装置を提供すること。
【解決手段】シート製造装置は、紙片を貯留する貯留部と、前記紙片を原料として乾式で再生紙を製造する処理部と、を有し、前記貯留部は、開閉式の蓋部を備え、前記蓋部は、外装カバーと、前記貯留部の投入口を覆う封止カバーとを含み、前記外装カバーと前記封止カバーとは、付勢部を介して連動して開閉する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
紙片を貯留する貯留部と、
前記紙片を原料として乾式で再生紙を製造する処理部と、を有し、
前記貯留部は、開閉式の蓋部を備え、
前記蓋部は、外装カバーと、前記貯留部の投入口を覆う封止カバーとを含み、
前記外装カバーと前記封止カバーとは、付勢部を介して連動して開閉する、
シート製造装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記付勢部は、前記外装カバーと前記封止カバーとの間に設けられた弾性部材である、
請求項1に記載のシート製造装置。
【請求項3】
前記封止カバーは、
前記投入口を覆う平板部と、
前記平板部を囲って設けられ、前記投入口の周囲に当接する当接部と、を備え、
前記平板部と、前記当接部との間には、弾性部材からなるパッキンが設けられる、
請求項1または2に記載のシート製造装置。
【請求項4】
前記投入口を有する天板部は、磁性材料から構成されており、
前記当接部は、磁石を有する、
請求項3に記載のシート製造装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート製造装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
古紙などの紙片から乾式でシートを製造するシート製造装置では、シュレッダーで所定のサイズに裁断された紙片を貯留部に貯留していた。紙片の投入時や、貯留部内で攪拌される際に、紙片から紙粉が舞ったり、静電気で内壁などに付着しないように、貯留部内は加湿されていた。昨今、乾式のシート製造装置は、コピー機などの事務機器と同様に会社の事務所などに設置されることが多くなっている。
【0003】
例えば、特許文献1には、古紙再生装置に紙材を供給する紙材供給装置が開示されている。当該文献によれば、下部に排出口を有するホッパー内に紙片からなる紙材が貯留されており、排出口には一対の送出ローラーを含む送り出し手段が設けられており、送り出し手段により紙材の逆流を防止できる、としている。ホッパーは、貯留部に相当する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-149106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の古紙再生装置のホッパーには、蓋が見当たらず、貯留部から外に紙粉が飛散してしまうという問題があった。また、貯留部内の湿度確保についても何ら考慮されていなかった。貯留部に蓋を設ける場合、容易に開閉可能で、投入口の封止性が良く、事務所などに設置しても違和感のないデザイン性も必要となる。
つまり、操作性が良く、封止性および意匠性に優れた貯留部の蓋部を備えたシート製造装置が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の一態様に係るシート製造装置は、紙片を貯留する貯留部と、前記紙片を原料として乾式で再生紙を製造する処理部と、を有し、前記貯留部は、開閉式の蓋部を備え、前記蓋部は、外装カバーと、前記貯留部の投入口を覆う封止カバーとを含み、前記外装カバーと前記封止カバーとは、付勢部を介して連動して開閉する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態1に係る貯留部の概略構成を示す斜視図。
蓋部を開けた状態の貯留部の斜視図。
蓋部を封止カバー側から見た斜視図。
図3のb-b断面における蓋部の断面図。
蓋部の要部における斜視断面図。
第1係合部周辺の拡大斜視図。
第2係合部周辺の拡大斜視図。
第3部材を外した状態の第2係合部周辺の拡大斜視図。
パッキン部周辺の斜視断面図。
シート製造装置の概略構成図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施形態1
***貯留部の概要***
図1は、実施形態1に係る貯留部の概略構成を示す斜視図である。図2は、蓋部を開けた状態の貯留部の斜視図である。
本実施形態の貯留部100は、古紙などの紙片から乾式でシートを製造するシート製造装置200(図10)において、材料となる紙片を貯留する貯留部である。シート製造装置200については、後述する。
【0009】
本実施形態に係る貯留部100の概略構成について図面を用いて説明する。なお、各図には、互いに直交する3軸であるX軸、Y軸およびZ軸を図示している。本実施形態では、貯留部100の高さ方向をZプラス方向としている。また、X軸に沿った方向を「X方向」、Y軸に沿った方向を「Y方向」、Z軸に沿った方向を「Z方向」と言う。例えば、Z方向とは、Zプラス方向とZマイナス方向との両方の方向を言う。本実施形態では、Z方向は鉛直方向と一致している。また、Z方向プラス側を「上」、Z方向マイナス側を「下」とも言う。また、以下の各図においては、説明を分かりやすくするため、実際とは異なる寸法や尺度で記載している場合がある。
【0010】
図1に示すように、貯留部100は、直方体状をなしており、その上面100aの一辺に沿って蓋部50を備えている。蓋部50は、Xマイナス側から見た正面視では長辺の延在方向がY方向となる長方形をなしており、その中心に取っ手11が設けられている。蓋部50は、Yマイナス側から見た側面視では直角三角形状をなしており、その一方の鋭角部分に回転軸6が設けられている。
蓋部50が閉じた状態で、貯留部100の上面100aと面一となる面を蓋上面10aとし、貯留部100の正面100bと面一となる面を蓋正面10bとする。
(【0011】以降は省略されています)

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