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公開番号2025172354
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-26
出願番号2024077821
出願日2024-05-13
発明の名称板紙
出願人日本製紙株式会社
代理人弁理士法人お茶の水内外特許事務所
主分類D21H 19/12 20060101AFI20251118BHJP(製紙;セルロースの製造)
要約【課題】フレキソ印刷品質に優れた板紙を提供すること。
【解決手段】紙基材の少なくとも一面に塗工層を有し、
前記塗工層が、エピクロロヒドリン系化合物を含有する板紙。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
紙基材の少なくとも一面に塗工層を有し、
前記塗工層が、エピクロロヒドリン系化合物を含有することを特徴とする板紙。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記塗工層が、澱粉系化合物、ポリアクリルアミド系化合物のいずれか、または両方を含有することを特徴とする請求項1に記載の板紙。
【請求項3】
前記紙基材が、段ボール古紙パルプを含有する紙層を備え、
前記塗工層が、前記紙層上に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の板紙。
【請求項4】
前記エピクロロヒドリン系化合物の片面あたり塗工量(固形分)が0.02g/m

以上であることを特徴とする請求項1または2に記載の板紙。
【請求項5】
前記塗工層上にフレキソ印刷が施されていることを特徴とする請求項1または2に記載の板紙。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、板紙、特に、段ボール用ライナや製函用板紙等の印刷が施される板紙に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
段ボールは、波形に成形した中芯の片面あるいは両面にライナをコルゲーターで貼り合わせて製造される。段ボールは、軽量で安価であるため、種々の物品の梱包に使用されている。段ボールは、強度が要求されるため、一般的に針葉樹クラフトパルプが用いられている。
近年、通信販売の取り扱い量が急増しており、通販業者によっては独自の印刷を施したデザイン性の高い段ボール包装を用いている場合がある。しかし、従来の針葉樹クラフトパルプを高配合した板紙は、クッション性が低く印刷版との密着性に劣るため、印刷品質に劣っていた。
【0003】
本発明者らは、特許文献1において、少なくとも表層、表中層、裏中層及び裏層を備え、4層以上6層以下の層を有し、
前記表層が、針葉樹未晒クラフトパルプを50~100質量%含み、
前記表中層と前記裏中層と前記裏層が、段ボール古紙パルプを含み、
前記表中層と前記裏中層がパルプ全体に対して段ボール古紙パルプを95質量%以下含み、且つ前記裏層がパルプ全体に対して段ボール古紙パルプを90質量%未満含み、
全層が、内添サイズ剤を含有し、全パルプ100質量部に対する全内添サイズ剤の含有量が0.2~1.0質量部であり、
総坪量が330g/m

以上であり、
前記表層と前記裏層の計測時間2分におけるコッブ吸水度が5g/m

以上50g/m

以下であり、前記表層と前記裏層とのこのコッブ吸水度の差の絶対値が10g/m

以下である折り曲げ加工を行った際に罫線割れが発生しにくく、印刷品質に優れた高坪量の板紙を提案している。
【0004】
特許文献2において、表層、1層以上の中層、裏層を有し、
全パルプ質量に対して、広葉樹クラフトパルプを20質量%以上含み、
前記表層が、針葉樹クラフトパルプを50~100質量%含み、
圧縮エネルギーが2.0~25.0gf・cm/cm

、圧縮回復率が40~95%である強度と印刷品質とに優れた板紙を提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7323113号公報
特願2023-038484号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1、2に記載の板紙は、パルプ組成を工夫することにより印刷適性を向上させたものである。本発明者等は、鋭意研究の結果、パルプ組成に依らずに印刷適性を向上させられる構成を見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明は、フレキソ印刷品質に優れた板紙を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の課題を解決するための手段は、以下のとおりである。
1.紙基材の少なくとも一面に塗工層を有し、
前記塗工層が、エピクロロヒドリン系化合物を含有することを特徴とする板紙。
2.前記塗工層が、澱粉系化合物、ポリアクリルアミド系化合物のいずれか、または両方を含有することを特徴とする1.に記載の板紙。
3.前記紙基材が、段ボール古紙パルプを含有する紙層を備え、
前記塗工層が、前記紙層上に設けられていることを特徴とする1.または2.に記載の板紙。
4.前記エピクロロヒドリン系化合物の片面あたり塗工量(固形分)が0.02g/m

以上であることを特徴とする1.~3.のいずれかに記載の板紙。
5.前記塗工層上にフレキソ印刷が施されていることを特徴とする1.~4.のいずれかに記載の板紙。
【発明の効果】
【0008】
本発明の板紙は、印刷品質に優れている。本発明の板紙は、塗工層により優れた印刷品質が付与されているため、紙基材のパルプ組成に依らずに印刷品質を向上させることができる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の板紙は、紙基材の少なくとも一面に塗工層を有し、
塗工層が、エピクロロヒドリン系化合物を含有する。
なお、本明細書において、「A~B」(A、Bは数値)との記載は、その両端を含む数値範囲、すなわち、A以上B以下を意味する。
【0010】
・紙基材
本発明において、紙基材は、単一の紙層のみからなる紙、2層以上の紙層を有する多層紙のいずれでもよい。紙基材が多層紙である場合、表層、任意の中層、裏層とで構成され、表層と裏層とが最外層である。多層紙の層数は、要求される坪量等に応じて設定することができる。なお、裏層とは、抄紙時における下面に位置する層、すなわち、メインのワイヤーまたはフェルトに接する層を指し、表層とは裏層の反対側、つまり抄紙時における上面に位置する層を意味する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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