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公開番号2025156837
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2024059548
出願日2024-04-02
発明の名称ホース用ゴム組成物及びホース
出願人横浜ゴム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C08L 15/00 20060101AFI20251007BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】低温条件下での耐久性が優れる硬化物になることができるホース用ゴム組成物、ホースを提供すること。
【解決手段】アクリロニトリル量が24質量%以下である水素化アクリロニトリルブタジエンゴムと、カーボンブラックと、過酸化物とを含有し、過酸化物の含有量が水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して1.0質量部以上2.4質量部未満であり、酸化マグネシウムの含有量が水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、0質量部以上10.0質量部未満である、又は、過酸化物の含有量が水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、1.0~3.5質量部であり、酸化マグネシウムの含有量が水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、0~3.0質量部である、ホース用ゴム組成物、上記ホース用ゴム組成物を用いて製造されたホース。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
アクリロニトリル量が24質量%以下である水素化アクリロニトリルブタジエンゴムと、カーボンブラックと、過酸化物とを含有し、
前記過酸化物の含有量が、前記水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、1.0質量部以上2.4質量部未満であり、
酸化マグネシウムの含有量が、前記水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、0質量部以上10.0質量部未満である、ホース用ゴム組成物。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
アクリロニトリル量が24質量%以下である水素化アクリロニトリルブタジエンゴムと、カーボンブラックと、過酸化物とを含有し、
前記過酸化物の含有量が、前記水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、1.0~3.5質量部であり、
酸化マグネシウムの含有量が、前記水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、0~3.0質量部である、ホース用ゴム組成物。
【請求項3】
前記過酸化物の含有量が、前記水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、1.0~2.4質量部である、請求項2に記載のホース用ゴム組成物。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載のホース用ゴム組成物を用いて製造されたホース。
【請求項5】
自動車用のホースである、請求項4に記載のホース。
【請求項6】
自動車用のパワーステアリングシステムの配管である、請求項4に記載のホース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ホース用ゴム組成物及びホースに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
自動車は温暖な環境下だけでなく寒冷地で使用されることもあるため、自動車に搭載されるパワーステアリング用のホースには厳しい低温性が要求される。
従来、耐油性及び低温性が優れるホース用ゴム組成物及びホースが提案されている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-131899号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は特許文献1に開示されているホース用ゴム組成物及びホースについて検討したところ、上記ホース用ゴム組成物の硬化物による構成部材を有するホースの低温条件下での耐久性(つまり、ホース又はゴム組成物から得られる硬化物の低温条件下での強靭性)について更なる向上の余地があることを知見した。
【0005】
そこで、本発明は、低温条件下での耐久性が優れる硬化物になることができる、ホース用ゴム組成物を提供することを課題とする。
また、本発明は、低温条件下での耐久性が優れるホースを提供することも課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、
アクリロニトリル量が24質量%以下である水素化アクリロニトリルブタジエンゴムと、カーボンブラックと、過酸化物とを含有する、ホース用ゴム組成物において、
過酸化物の含有量が、水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、1.0質量部以上2.4質量部未満であり、酸化マグネシウムの含有量が、水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、0質量部以上10.0質量部未満である場合、又は、
過酸化物の含有量が、水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、1.0~3.5質量部であり、酸化マグネシウムの含有量が、水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、0~3.0質量部である場合、所望の効果が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、具体的には以下の構成によって上記課題を解決するものである。
【0007】
[1] アクリロニトリル量が24質量%以下である水素化アクリロニトリルブタジエンゴムと、カーボンブラックと、過酸化物とを含有し、
上記過酸化物の含有量が、上記水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、1.0質量部以上2.4質量部未満であり、
酸化マグネシウムの含有量が、上記水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、0質量部以上10.0質量部未満である、ホース用ゴム組成物。
なお、本明細書において、上記[1]に記載したホース用ゴム組成物を、「本発明の第1のゴム組成物」と称する場合がある。
【0008】
[2] アクリロニトリル量が24質量%以下である水素化アクリロニトリルブタジエンゴムと、カーボンブラックと、過酸化物とを含有し、
上記過酸化物の含有量が、上記水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、1.0~3.5質量部であり、
酸化マグネシウムの含有量が、上記水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、0~3.0質量部である、ホース用ゴム組成物。
なお、本明細書において、上記[2]に記載したホース用ゴム組成物を、「本発明の第2のゴム組成物」と称する場合がある。
また、「本発明の第1のゴム組成物」及び「本発明の第2のゴム組成物」をまとめて「本発明のゴム組成物」と称する場合がある。
【0009】
[3] 上記過酸化物の含有量が、上記水素化アクリロニトリルブタジエンゴム100質量部に対して、1.0~2.4質量部である、上記[2]に記載のホース用ゴム組成物。
[4] [1]~[3]のいずれか1つに記載のホース用ゴム組成物を用いて製造されたホース。
[5] 自動車用のホースである、[4]に記載のホース。
[6] 自動車用のパワーステアリングシステムの配管である、[4]又は[5]に記載のホース。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、低温条件下での耐久性が優れる硬化物になることができる、ホース用ゴム組成物を提供できる。
また、本発明は、低温条件下での耐久性が優れるホースも提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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