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公開番号
2025156471
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-14
出願番号
2025129036,2024109076
出願日
2025-08-01,2012-08-27
発明の名称
表示装置および表示装置の駆動方法
出願人
パイオニア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
5/74 20060101AFI20251002BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】簡単な回路構成であるとともに、低消費電力化を図ることができる表示装置および表示装置の駆動方法を提供する。
【解決手段】リバースモードのスクリーン21の対向電極26には、光学層の光学状態を変化させる周期の2倍の周期で、正の電圧V11と0ボルトとの間で変化する矩形波電圧を印加し、制御電極27には、対向電極26に印加した矩形波電圧と同じ周期かつ同相でV11と同じ値である正の電圧V12と0ボルトとの間で変化する矩形波電圧に光学層25の光学状態を変化させるタイミングで光学状態が変化する電極間電位差となるパルス電圧を重畳させて印加するように制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
電圧の印加により光学状態が変化する光学層、および前記光学層に電圧を印加するために前記光学層を挟んで対向配置される第1電極及び第2電極を備えたスクリーンと、
前記スクリーンに投影される映像光の投影期間において、前記第1電極および前記第2電極に所定の電圧を印加し、前記スクリーンを前記映像光を散乱する所定の映像状態と該映像状態と異なる光学状態である非映像状態との間で切り替える制御部と、
を有する表示装置において、
前記制御部が、前記第1電極に、前記光学状態を変化させる周期の整数倍の周期の第1矩形波電圧を印加し、前記第2電極に、前記第1矩形波電圧と同じ周期かつ同じ位相または同じ周期かつ半周期ずれている位相の第2矩形波電圧と、前記光学状態を変化させるタイミングで前記光学状態が変化する電極間電位差とするパルス電圧と、を重畳させて印加することを特徴とする表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像を表示する表示装置および表示装置の駆動方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来からプロジェクタ等の光源からの投影映像をスクリーン(投影面)に投影して映像を表示する表示装置が知られている。
【0003】
この種の表示装置のスクリーンには、液晶素子を使用することがある。液層素子(液晶ディスプレイ)は、一般的に直流駆動すると寿命が短くなるため、交流電圧を加えることで駆動する交流電圧駆動が行われている。この交流の印加方式としては、フレーム反転駆動方式、行ライン反転駆動方式、列ライン反転駆動方式およびドット反転駆動方式などが挙げられる(交流駆動の液晶を使用したスクリーンの例として特許文献1を参照)。
【0004】
また、特許文献2には、スクリーンとして透過型の液晶ディスプレイパネルを使用し、スクリーンの透過率を制御して透明状態と不透明状態とを交互に変化させて、透明状態のときにスクリーンの背後に設置されたカメラで鑑賞者の撮影を行い、不透明状態のときにはディプレイとして映像を表示させることが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開第4229161号公報
特許第4490357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献2に記載された透過型の液晶ディスプレイも、駆動方法としては交流駆動が行われる。しかしながら、交流駆動の場合、光学状態を変化させるタイミングの自由度を高くするために、一方の電極を0ボルトに固定して、他方の電極に両極性の交流電圧波形を印加することがあるが、その場合、正の所定電圧+Vと負の所定電圧-Vの2つの電源が必要となり、電源や駆動回路が複雑化するという問題がある。また、駆動電圧の振幅も大きくなってしまうために、消費電力が大きくなってしまうという問題がある。
【0007】
そこで、本発明は、上述した問題に鑑み、例えば、簡単な回路構成であるとともに、低消費電力化を図ることができる表示装置および表示装置の駆動方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の表示装置は、電圧の印加により光学状態が変化する光学層、および前記光学層に電圧を印加するために前記光学層を挟んで対向配置される第1電極及び第2電極を備えたスクリーンと、前記スクリーンに投影される映像光の投影期間において、前記第1電極および前記第2電極に所定の電圧を印加し、前記スクリーンを前記映像光を散乱する所定の映像状態と該映像状態と異なる光学状態である非映像状態との間で切り替える制御部と、を有する表示装置において、前記制御部が、前記第1電極に、前記光学状態を変化させる周期の整数倍の周期の第1矩形波電圧を印加し、前記第2電極に、前記第1矩形波電圧と同じ周期かつ同じ位相または同じ周期かつ半周期ずれている位相の第2矩形波電圧と、前記光学状態を変化させるタイミングで前記光学状態が変化する電極間電位差とするパルス電圧と、を重畳させて印加することを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施例にかかる表示装置の概略構成図である。
図1に示されたスクリーンの模式的な断面図である。
図1に示されたスクリーンの光学特性と同期して投射するプロジェクタの説明図である。
図1に示された表示装置における映像光による映像とスクリーンの背景が重なる表示状態の説明図である。
図1に示されたスクリーンがリバースモードで動作する場合の駆動電圧波形を示したタイミングチャートである。
図1に示されたスクリーンがノーマルモードで動作する場合の駆動電圧波形を示したタイミングチャートである。
本発明の第2の実施例にかかる表示装置のスクリーンがリバースモードで動作する場合の駆動電圧波形を示したタイミングチャートである。
図7に示されたスクリーンがノーマルモードで動作する場合の駆動電圧波形を示したタイミングチャートである。
本発明の第3の実施例にかかる表示装置のスクリーンがリバースモードで動作する場合の駆動電圧波形を示したタイミングチャートである。
本発明の第4の実施例にかかる表示装置のスクリーンがリバースモードで動作する場合の駆動電圧波形を示したタイミングチャートである。
図5に示された駆動電圧波形の光学層の素子電圧と平行光線透過率との関係を示したグラフである。
図10に示された駆動電圧波形の光学層の素子電圧と平行光線透過率との関係を示したグラフである。
本発明の第5の実施例にかかる表示装置のスクリーンがリバースモードで動作する場合の駆動電圧波形を示したタイミングチャートである。
本発明の第6の実施例にかかるスクリーンの模式的な断面図である。
図14に示された複数の制御電極の配置を示すスクリーンの模式的な正面図である。
図14に示されたスクリーンの走査と駆動との同期制御の説明図である。
図14に示されたスクリーンを走査するプロジェクタの説明図である。
図14に示されたスクリーンの走査と駆動の模式的なタイミングチャートである。
図14に示された駆動電圧波形を複数の領域に対して印加した場合を示すタイミングチャートである。
本発明の第7の実施例にかかる表示装置のスクリーンがリバースモードで動作する場合の駆動電圧波形を示したタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態にかかる表示装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる表示装置は、電圧の印加により光学状態が変化する光学層、および光学層に電圧を印加するために光学層を挟んで対向配置される第1電極及び第2電極を有するスクリーンの第1電極には、光学層の光学状態を変化させる周期の整数倍の周期の第1矩形波電圧を印加し、第2電極には、第1矩形波電圧と同じ周期かつ位相が同じまたは半周期ずれている第2矩形波電圧に光学層の光学状態を変化させるタイミングで光学状態が変化する電極間電位差となるパルス電圧を重畳させて印加するように制御部が駆動するので、例えば、第1、第2矩形波電圧およびパルス電圧の振幅を所望の光学特性が得られる電極間電位差とすれば、少ない電源(1電源)で駆動するための回路を構成することができるので、簡単な回路構成にすることができる。また、電圧を低下させることができるので、消費電力を低下させることができる。さらに、容易に任意のタイミングで光学層を構成する素子の光学特性を変化させることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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