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公開番号2025156426
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2025127200,2024112753
出願日2025-07-30,2019-11-26
発明の名称表示制御方法
出願人マクセル株式会社
代理人弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類H04N 21/435 20110101AFI20251002BHJP(電気通信技術)
要約【課題】高度デジタル放送サービスをより好適に送信または受信する技術を提供する。
【解決手段】放送伝送路を介して4K放送サービスと2K放送サービスとのサイマル放送が行われている放送波を受信可能な放送受信装置における表示制御方法であって、前記放送波に含まれる前記4K放送サービスを受信し、復調して、前記4K放送サービスの放送番組を表示し、前記4K放送サービスの放送番組を表示中に、緊急放送情報を受信した場合に、前記4K放送サービスのサイマル放送である前記2K放送サービスを受信し、復調して、放送受信装置の表示画面を、前記4K放送サービスの放送番組の表示から前記2K放送サービスで伝送される緊急放送の画面の表示へと強制的に切り替えるように構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
放送伝送路を介して第1の放送サービスと第2の放送サービスとのサイマル放送が行われている放送波を受信可能な放送受信装置における表示制御方法であって、
前記放送伝送路を介して前記放送波に含まれる前記第1の放送サービスを受信し、復調して、前記第1の放送サービスの放送番組を表示する表示処理、または前記放送伝送路を介して前記放送波に含まれる前記第2の放送サービスを受信し、復調して、前記第2の放送サービスの放送番組を表示する表示処理を実行するステップを備え、
前記ステップにおいて、
前記第1の放送サービスの放送番組を表示中に緊急放送情報を受信した場合には、前記放送伝送路を介して前記サイマル放送の前記第1の放送サービスと前記第2の放送サービスがそれぞれ緊急放送の伝送を行っているときに、前記第1の放送サービスのサイマル放送である前記第2の放送サービスを受信し、復調して、放送受信装置の表示画面を、前記第1の放送サービスの放送番組の表示から前記第2の放送サービスで伝送される緊急放送の画面の表示へと強制的に切り替えるものであり、
前記第1の放送サービスで用いられる圧縮方式は、前記第2の放送サービスで用いられる圧縮方式よりも高効率な圧縮方式である、
表示制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、放送送信技術または放送受信技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来のアナログ放送サービスに替わり、1990年代後半より各国でデジタル放送サービスが開始された。デジタル放送サービスは、誤り訂正技術を用いた放送品質の向上、圧縮符号化技術を用いた多チャンネル化およびHD(High Definition)化、BML(Broadcast Markup Language)やHTML5(Hyper Text Markup Language version5)を用いたサービスのマルチメディア化、等を実現した。
【0003】
近年では、さらなる周波数使用効率の向上、高解像度化や高機能化を目的として、各国において、高度デジタル放送方式の検討が進められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-14420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現行のデジタル放送はサービスを開始してから既に10年以上を経過しており、現行のデジタル放送サービスを受信可能な放送受信装置が充分に普及している。このため、現在検討を進めている高度デジタル放送サービスを開始するにあたっては、現行のデジタル放送サービスとの互換性を考慮する必要がある。即ち、現行のデジタル放送サービスの視聴環境を維持しつつ、映像信号のUHD(Ultra High Definition)化等を実現することが好ましい。
【0006】
デジタル放送サービスでUHD放送を実現する技術として特許文献1に記載のシステムがある。しかしながら、特許文献1に記載のシステムは現行のデジタル放送に置き換えるものであり、現行のデジタル放送サービスの視聴環境の維持を考慮したものではない。
【0007】
本発明の目的は、現行のデジタル放送サービスとの互換性も考慮した、より高機能な高度デジタル放送サービスをより好適に送信または受信する技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲に記載の技術を用いる。
【0009】
一例を挙げるならば、放送伝送路を介して第1の放送サービスと第2の放送サービスとのサイマル放送が行われている放送波を受信可能な放送受信装置における表示制御方法であって、前記放送伝送路を介して前記放送波に含まれる前記第1の放送サービスを受信し、復調して、前記第1の放送サービスの放送番組を表示する表示処理、または前記放送伝送路を介して前記放送波に含まれる前記第2の放送サービスを受信し、復調して、前記第2の放送サービスの放送番組を表示する表示処理を実行するステップを備え、前記ステップにおいて、前記第1の放送サービスの放送番組を表示中に緊急放送情報を受信した場合には、前記放送伝送路を介して前記サイマル放送の前記第1の放送サービスと前記第2の放送サービスがそれぞれ緊急放送の伝送を行っているときに、前記第1の放送サービスのサイマル放送である前記第2の放送サービスを受信し、復調して、放送受信装置の表示画面を、前記第1の放送サービスの放送番組の表示から前記第2の放送サービスで伝送される緊急放送の画面の表示へと強制的に切り替えるものであり、前記第1の放送サービスで用いられる圧縮方式は、前記第2の放送サービスで用いられる圧縮方式よりも高効率な圧縮方式である、表示制御方法を用いる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、高度デジタル放送サービスをより好適に送信または受信する技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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