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公開番号2025156276
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2025060841
出願日2025-04-01
発明の名称端末及び通信方法
出願人株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人ITOH
主分類H04W 72/54 20230101AFI20251006BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無線通信システムにおいて、非SBFDシンボルに対してUL信号のミュートを適用すること。
【解決手段】端末は、非SBFD(Subband non-overlapping Full Duplex)シンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルを適用するか否かに関する指示を含む設定情報を基地局から受信する受信部と、前記設定情報に基づいて、非SBFDシンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルの適用を決定する制御部と、前記制御部が前記適用を決定した場合、物理上りリンクデータチャネル送信機会において、上りリンクミューティングシンボルを適用したデータ送信を実行する送信部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
非SBFD(Subband non-overlapping Full Duplex)シンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルを適用するか否かに関する指示を含む設定情報を基地局から受信する受信部と、
前記設定情報に基づいて、非SBFDシンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルの適用を決定する制御部と、
前記制御部が前記適用を決定した場合、物理上りリンクデータチャネル送信機会において、上りリンクミューティングシンボルを適用したデータ送信を実行する送信部と、
を有する端末。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
非SBFD(Subband non-overlapping Full Duplex)シンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルを適用するか否かを、セル上にSBFDが設定されているか否かに基づいて決定する制御部と、
前記制御部が前記適用を決定した場合、物理上りリンクデータチャネル送信機会において、上りリンクミューティングシンボルを適用したデータ送信を実行する送信部と、
を有する端末。
【請求項3】
非SBFD(Subband non-overlapping Full Duplex)シンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルを適用するか否かを、最初の物理上りリンクデータチャネル送信機会のシンボルタイプに基づいて決定する制御部と、
前記制御部が前記適用を決定した場合、物理上りリンクデータチャネル送信機会において、上りリンクミューティングシンボルを適用したデータ送信を実行する送信部と、
を有する端末。
【請求項4】
非SBFD(Subband non-overlapping Full Duplex)シンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルを適用するか否かを、スケジューリングされた送信機会における最初の上りリンクミューティングシンボルのシンボルタイプに基づいて決定する制御部と、
前記制御部が前記適用を決定した場合、物理上りリンクデータチャネル送信機会において、上りリンクミューティングシンボルを適用したデータ送信を実行する送信部と、
を有する端末。
【請求項5】
非SBFD(Subband non-overlapping Full Duplex)シンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルを適用するか否かに関する指示を含む設定情報を基地局から受信する受信部と
前記設定情報と、セル上にSBFDが設定されているか否かと、基づいて、非SBFDシンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルの適用を決定する制御部と、
前記制御部が前記適用を決定した場合、物理上りリンクデータチャネル送信機会において、上りリンクミューティングシンボルを適用したデータ送信を実行する送信部と、
を有する端末。
【請求項6】
非SBFD(Subband non-overlapping Full Duplex)シンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルを適用するか否かに関する指示を含む設定情報を基地局から受信するステップと、
前記設定情報に基づいて、非SBFDシンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルの適用を決定するステップと、
前記適用が決定された場合、物理上りリンクデータチャネル送信機会において、上りリンクミューティングシンボルを適用したデータ送信を実行するステップと、
を有する端末が実行する通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信システムにおける端末及び通信方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project)では、システム容量の更なる大容量化、データ伝送速度の更なる高速化、無線区間における更なる低遅延化等を実現するために、5GあるいはNR(New Radio)と呼ばれる無線通信方式(以下、当該無線通信方式を「NR」という。)の検討が進んでいる。5Gでは、10Gbps以上のスループットを実現しつつ無線区間の遅延を1ms以下にするという要求条件を満たすために、様々な無線技術及びネットワークアーキテクチャの検討が行われている(例えば、非特許文献1及び非特許文献2)。
【0003】
Release 18において、時分割複信(TDD)のバンドを構成する複数のサブバンドを利用することにより、下りリンク(DL)と上りリンク(UL)との同時使用を可能にする複信方式の拡張が議論されている。このような拡張された複信方式は、Subband non-overlapping Full Duplex(SBFD)と呼ばれている。
【0004】
SBFDとダイナミック/フレキシブルTDDの導入により、基地局(以下、gNodeB(gNB)ともいう)/端末(以下、ユーザ装置(UE)ともいう)からのDL/UL送信が同時に可能になった。
【0005】
ここで、SBFDの拡張により、Cross Link Interference(CLI)が発生することになった。また、SBFD symbolにおいて、ある基地局(例えば、gNB#1)において、gNB#1に在圏する端末から送信されるUL信号が、他の基地局(例えば、gNB#2)から送信されるDL信号から干渉を受ける可能性がある(gNB-to-gNB CLI)。また、セル毎にDL送信、UL送信のタイミングが異なるダイナミックTDDにおいてCLIが発生する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
3GPP TS 38.300 V18.4.0(2024-12)
3GPP TS 38.401 V18.4.0(2024-12)
3GPP TS 38.214 V18.4.0(2024-09)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
SBFDシンボルにおけるgNB-to-gNB CLIを抑制するために、一部のUL信号をミュートする(送信を停止/中止する)仕組みの導入が検討されている。また、非SBFDシンボルに対しても、ダイナミックTDDでは、CLIが発生することから、UL信号をミュートする仕組みの導入が必要である。
【0008】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、無線通信システムにおいて、非SBFDシンボルに対してUL信号のミュートを適用することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示の技術によれば、非SBFD(Subband non-overlapping Full Duplex)シンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルを適用するか否かに関する指示を含む設定情報を基地局から受信する受信部と、前記設定情報に基づいて、非SBFDシンボルにおける物理上りリンクデータチャネル送信機会に対して、上りリンクミューティングシンボルの適用を決定する制御部と、前記制御部が前記適用を決定した場合、物理上りリンクデータチャネル送信機会において、上りリンクミューティングシンボルを適用したデータ送信を実行する送信部と、を有する端末が提供される。
【発明の効果】
【0010】
開示の技術によれば、無線通信システムにおいて、非SBFDシンボルに対してUL信号のミュートを適用することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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