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公開番号2025155420
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-14
出願番号2024059243
出願日2024-04-01
発明の名称データ処理プログラム、データ処理装置、及びデータ処理方法
出願人株式会社東芝
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 12/00 20060101AFI20251006BHJP(計算;計数)
要約【課題】フラッシュメモリの長寿命化が実現可能なデータ処理プログラム、データ処理装置及びデータ処理方法を提供する。
【解決手段】データ処理装置10において、第1記憶媒体は、揮発性記憶部と、不揮発性記憶部と、を備える。データ処理プログラムは、処理回路に、第1記憶媒体にオーバーレイ処理が適用可能なオーバーレイ適用プログラムと、データ生成装置からデータが取得可能なデータ取得プログラムと、データ更新が実行可能なデータ更新プログラムと、第1記憶媒体にデータを記憶することが実行可能なデータ記憶プログラムと、オーバーレイ処理の解除の判定が可能な解除判定プログラムと、オーバーレイ処理の適用解除が可能なオーバーレイ解除プログラムと、データの経過時間に応じてデータを不揮発性記憶部に記憶するか判定可能な経過時間判定プログラムと、永続化対象のデータを不揮発性記憶部に記憶すさせるデータ永続化プログラムと、を実行させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
記憶媒体は、揮発性記憶部と、不揮発性記憶部と、を備え、
処理回路に、
前記揮発性記憶部を上層、前記不揮発性記憶部を下層と指定して、前記記憶媒体の少なくとも一部にオーバーレイ処理を適用させ、
データを前記揮発性記憶部に記憶させ、
前記オーバーレイ処理の適用を解除させ、
所定の条件に基づき、前記データのうち永続化の対象である第1データ群と永続化の対象外である第2データ群とに判別させ、
前記第1データ群のデータを前記不揮発性記憶部に記憶させる、
データ処理プログラム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記所定の条件に、前記データの最終更新日時からの経過時間を用いる、
請求項1に記載のデータ処理プログラム。
【請求項3】
前記第1データ群のデータはコンテナイメージである、
請求項1に記載のデータ処理プログラム。
【請求項4】
前記所定の条件に、前記データのデータ容量を用いる、
請求項1に記載のデータ処理プログラム。
【請求項5】
前記所定の条件に、前記データの作成時間を用いる、
請求項1に記載のデータ処理プログラム。
【請求項6】
揮発性記憶部及び不揮発性記憶部を備える記憶媒体と、
処理回路と、
を備え、
前記処理回路は、
前記揮発性記憶部を上層、前記不揮発性記憶部を下層と指定して、前記記憶媒体の少なくとも一部にオーバーレイ処理を適用し、
前記揮発性記憶部にデータの記憶を指示し、
前記オーバーレイ処理の適用を解除し、
所定の条件に基づき、前記データのうち永続化の対象である第1データ群と永続化の対象外である第2データ群とに判別し、
前記不揮発性記憶部に前記第1データ群のデータの記憶を指示する、
データ処理装置。
【請求項7】
記憶媒体は、揮発性記憶部と、不揮発性記憶部と、を備え、
前記揮発性記憶部を上層、前記不揮発性記憶部を下層と指定して、前記記憶媒体の少なくともにオーバーレイ処理を適用するステップと、
データを前記揮発性記憶部に記憶するステップと、
前記オーバーレイ処理の適用を解除するステップと、
所定の条件に基づき、前記データのうち永続化の対象である第1データ群と永続化の対象外である第2データ群とに判別するステップと、
前記第1データ群のデータを前記不揮発性記憶部に記憶するステップと、
を含む、
データ処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、データ処理プログラム、データ処理装置、及びデータ処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
IoT(Internet of Things)に利用されるデバイスの多くには、フラッシュメモリを使用した記憶媒体が補助記憶装置として採用されている。しかし、フラッシュメモリには寿命があり、産業・インフラ分野においては、特に寿命を延ばすために書き込み回数を削減する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-101917号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、フラッシュメモリの長寿命化が実現可能なデータ処理プログラム、データ処理装置、及びデータ処理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態によれば、記憶媒体は、揮発性記憶部と、不揮発性記憶部と、を備え、処理回路に、揮発性記憶部を上層、不揮発性記憶部を下層と指定して、記憶媒体の少なくとも一部にオーバーレイ処理を適用させ、データを揮発性記憶部に記憶させ、オーバーレイ処理の適用を解除させ、所定の条件に基づき、データのうち永続化の対象である第1データ群と永続化の対象外である第2データ群とに判別させ、第1データ群のデータを不揮発性記憶部に記憶させる、データ処理プログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係るデータ処理装置の概略の一例を示すブロック図。
実施形態に係るデータ処理方法の流れの一例を示すフローチャート。
記憶媒体の処理の様子を表した模式図。
実施形態に係るデータ処理装置とサーバ装置の概略の一例を示すブロック図。
実施形態に係るデータ処理方法の流れの変形例を示すフローチャート。
実施形態に係るデータ処理装置の概略の変形例を示すブロック図。
実施形態に係るデータ処理方法の流れの変形例を示すフローチャート。
実施形態に係るデータ処理装置の概略の変形例を示すブロック図。
実施形態に係るデータ処理方法の流れの変形例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、同一又は類似した機能を発揮する構成要素には、すべての図面を通じて同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。また、各図は実施形態の説明とその理解を促すための模式図であり、その形状や寸法、比などは実際の装置と異なる点があるが、これらは以下の説明と公知の技術を参酌して適宜設計変更することができる。
【0008】
本発明は、フラッシュメモリなどの不揮発性記憶媒体へのデータ書き込み量を削減する方法として、記憶領域にオーバーレイを適用する方法を用いている。オーバーレイの上層はデータの読み込みと書き込みの両方が可能であり、下層はデータの読み込みのみが可能である。オーバーレイの下層として不揮発性記憶媒体を指定し、上層として揮発性記憶媒体を指定して適用すると、不揮発性記憶媒体にデータは書き込まれず、揮発性記憶媒体にのみデータが書き込まれる。これにより不揮発性記憶媒体への書き込み量を削減することができる。
【0009】
揮発性記憶媒体と不揮発性記憶媒体の両方を搭載したデバイスの電源が切られると、揮発性記憶媒体内のデータは消去されてしまう。そのためデータを永続的に保持するためには、オーバーレイを解除して不揮発性記憶媒体にデータを反映させなければならない。一方で、揮発性記憶媒体内には永続化が必要なデータと不要なデータが混在しており、不要なデータを不揮発性記憶媒体に書き込むことはフラッシュメモリの劣化につながる。そのため本発明ではオーバーレイを用いつつ永続化が必要なデータのみを不揮発性記憶媒体に保存される方法を採用している。
【0010】
また、各実施形態において、判定の条件はそれぞれ異なる。そのため永続化の対象となるデータの種類や数は、各実施形態において同一ではなく異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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