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公開番号
2025153953
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-10
出願番号
2024056692
出願日
2024-03-29
発明の名称
蒸気滅菌器
出願人
株式会社タカゾノ
代理人
個人
主分類
A61L
2/07 20060101AFI20251002BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】滅菌処理完了後、効率的にヒータを冷却することができる蒸気滅菌器及びその制御方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る蒸気滅菌器は、被滅菌物を収容するチャンバであって、気体の流入口及び流出口が形成されたチャンバと、前記チャンバ内に供給された液体を加熱するヒータと、前記チャンバ内の温度を検出する温度センサと、前記流入口を介して前記チャンバ内に気体を供給する給気機構と、前記ヒータ及び前記給気装置の動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記ヒータを作動させて前記液体を加熱する前において、前記温度センサにより検出された温度が所定の温度以上である場合に前記給気機構を作動させ、前記流入口から気体を前記チャンバ内に供給するとともに、前記チャンバ内の気体を前記流出口から前記チャンバ外に排出する換気処理を実行する。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
被滅菌物を収容するチャンバであって、気体の流入口及び流出口が形成されたチャンバと、
前記チャンバ内に供給された液体を加熱するヒータと、
前記チャンバ内の温度を検出する温度センサと、
前記流入口を介して前記チャンバ内に気体を供給する給気機構と、
前記ヒータ及び前記給気装置の動作を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記ヒータを作動させて前記液体を加熱する前において、前記温度センサにより検出された温度が所定の温度以上である場合に前記給気機構を作動させ、前記流入口から気体を前記チャンバ内に供給するとともに、前記チャンバ内の気体を前記流出口から前記チャンバ外に排出する換気処理を実行する、
蒸気滅菌器。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記所定の温度は、前記液体の沸点よりも低い、
請求項1に記載の蒸気滅菌器。
【請求項3】
前記チャンバ内に液体を供給する給液機構をさらに備え、
前記制御部は、前記換気工程の実行中に、前記温度センサにより検出された温度が前記所定の温度未満となった場合に、前記給液機構を動作させ、前記チャンバ内に液体を供給する給液工程を実行する、
請求項1または2に記載の蒸気滅菌器。
【請求項4】
前記制御部は、前記給液工程の後に前記ヒータを作動させて前記液体を加熱する、
請求項3に記載の蒸気滅菌器。
【請求項5】
蒸気滅菌器の制御方法であって、前記蒸気滅菌器は、
被滅菌物を収容するチャンバであって、気体の流入口及び流出口が形成されたチャンバと、
前記チャンバ内に供給された液体を加熱するヒータと、
前記チャンバ内の温度を検出する温度センサと、
前記流入口を介して前記チャンバ内に気体を供給する給気機構と
を備え、前記制御方法は、
前記ヒータを作動させて前記液体を加熱する前において、前記温度センサにより検出される温度を取得するステップと、
前記検出された温度が所定の温度以上である場合に前記給気機構を作動させ、前記流入口から気体を前記チャンバ内に供給するとともに、前記チャンバ内の気体を前記流出口から前記チャンバ外に排出するステップと
を含む、
蒸気滅菌器の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸気滅菌器、及び蒸気滅菌器の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、医療用機材等の被滅菌物を収納可能なチャンバと、チャンバ内に供給された液体を加熱するヒータとを備える蒸気滅菌器が開示されている。この蒸気滅菌器は、ヒータの加熱により発生した液体の過熱蒸気でチャンバ内を充満させ、チャンバ内を100℃以上の滅菌温度とすることで被滅菌物を滅菌する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-040183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記蒸気滅菌器では、ヒータでチャンバ内の液体を加熱し、チャンバ内で蒸気を発生させ始めた後、滅菌工程を行う前に、置換工程が行われる。置換工程とは、液体の蒸気によりチャンバ内の空気をできる限り外部に排気し、チャンバ内を液体の蒸気で満たす工程である。特許文献1によれば、チャンバ内の温度を検出する温度センサが、チャンバ内の温度が液体の沸点よりも1度低い所定の温度となったことを検出してから120秒の間、置換工程が継続される。
【0005】
ところで、蒸気滅菌器は、滅菌処理を複数回行うために連続的に使用されることが多い。このため、前の滅菌処理と次の滅菌処理との合間でチャンバ内の温度が十分に下がりきらないことがある。このような状況下において、ヒータで液体を加熱し、チャンバ内で蒸気を発生させ始めると、実際にはチャンバ内の温度が所定の温度に達していないにも関わらず、上記温度センサが所定の温度を誤検出してしまうおそれがあった。そこで、ヒータで液体を加熱する前に、チャンバ内の温度を適切に検出できる蒸気滅菌器が望まれていた。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、チャンバ内の温度の誤検出を防止する蒸気滅菌器及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、滅菌処理完了後、効率的にヒータを冷却することができる蒸気滅菌器及びその制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
項1.被滅菌物を収容するチャンバであって、気体の流入口及び流出口が形成されたチャンバと、
前記チャンバ内に供給された液体を加熱するヒータと、
前記チャンバ内の温度を検出する温度センサと、
前記流入口を介して前記チャンバ内に気体を供給する給気機構と、
前記ヒータ及び前記給気装置の動作を制御する制御部と
を備え、
前記制御部は、前記ヒータを作動させて前記液体を加熱する前において、前記温度センサにより検出された温度が所定の温度以上である場合に前記給気機構を作動させ、前記流入口から気体を前記チャンバ内に供給するとともに、前記チャンバ内の気体を前記流出口から前記チャンバ外に排出する換気処理を実行する、
蒸気滅菌器。
【0009】
項2.前記所定の温度は、前記液体の沸点よりも低い、
項1に記載の蒸気滅菌器。
【0010】
項3.前記チャンバ内に液体を供給する給液機構をさらに備え、
前記制御部は、前記換気工程の実行中に、前記温度センサにより検出された温度が前記所定の温度未満となった場合に、前記給液機構を動作させ、前記チャンバ内に液体を供給する給液工程を実行する、
項1または2に記載の蒸気滅菌器。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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