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公開番号
2025151402
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-09
出願番号
2024052805
出願日
2024-03-28
発明の名称
除湿装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B01D
53/26 20060101AFI20251002BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】本体高さを抑えながら、除湿効率を高めた除湿装置を提供する。
【解決手段】除湿装置100は、空気吸込口2と空気吹出口を有する本体ケース1を備え、本体ケース1には、吸熱器10、熱交換器11、放熱器8、送風機6が配置される。除湿装置100の空気通路34は、第1除湿経路51と、第2除湿経路52と、第3除湿経路53と、第4除湿経路54とから構成される。熱交換器11は、吸込空気60の第1部分61が通過する横向きの第1通路17と、吸込空気60の第2部分62が通過する縦向きの第2通路18とを有する。熱交換器11は、熱交換器の上側の外面である上面は第2通路18の入口であり、吸熱器10側から放熱器8側に向かって下方へ傾斜する上傾斜面を有している。第3除湿経路53は、熱交換器11の上傾斜面の下端より上方の放熱器8を介して空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースを備え、
前記本体ケースには、吸熱器、熱交換器、放熱器および送風機が配置され、
前記熱交換器は、横方向である第1横方向に延びる複数の第1通路と、縦方向に延び前記第1通路とは独立した複数の第2通路と、を備え、前記第1通路を流れる空気と前記第2通路を流れる空気とを熱交換し、
前記送風機の作用により前記空気吸込口から前記本体ケース内に吸い込まれた吸込空気の第1部分を、前記吸熱器、前記熱交換器の第1通路および前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第1除湿経路と、
前記吸込空気の第2部分を、前記熱交換器の第2通路および前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第2除湿経路と、
前記吸込空気の第3部分を、前記吸熱器および前記熱交換器を介さずに、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第3除湿経路と、を有し、
前記第1横方向に、前記吸熱器、前記熱交換器、及び前記放熱器が順次並んで配置され、前記熱交換器は、前記熱交換器の上側の外面である上面は前記第2通路の入口であり前記吸熱器側から放熱器側に向かって下方へ傾斜する上傾斜面を有し、
前記第3除湿経路は、前記熱交換器の前記上傾斜面の下端より上方の前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す除湿装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記熱交換器の前記第1通路は、上下方向に並んで配置された複数の上部第1通路と、複数の下部第1通路と、を有し、
前記上部第1通路は、前記下部第1通路より上方に配置され、前記吸熱器側から前記放熱器側に向かって斜め下方へ延び、
前記下部第1通路は、前記上部第1通路より下方に配置され、前記吸熱器側から前記放熱器側に向かって斜め上方へ延びる請求項1に記載の除湿装置。
【請求項3】
前記熱交換器の前記第1通路の複数の前記上部第1通路と複数の前記下部第1通路とを連通する連通路を有し、
前記連通路は、上下方向に延びる請求項2に記載の除湿装置。
【請求項4】
前記空気吸込口は、
前記第1横方向に直交する横方向である第2横方向に対向する前記本体ケースの2つの側面に配置され、
前記熱交換器の複数の前記第1通路と前記第2通路は、前記第2横方向に交互に並んで配置され、
前記熱交換器の前記上面の上方には、前記熱交換器の前記上面から所定の距離を有して前記熱交換器の前記上面を覆う上張出部材を有し、
前記上張出部材は、前記本体ケースにおける前記第2横方向における中央部に開口部を有する請求項2に記載に除湿装置。
【請求項5】
前記第3除湿経路と、前記熱交換器の前記上傾斜面の一部と、を開閉するダンパーを有し、
前記ダンパーは、前記上傾斜面と前記放熱器との間に入り込むようにして開閉する請求項2に記載に除湿装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、除湿装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
居住空間に用いられ、居住空間等の湿度を低下させる除湿装置が知られている。例えば、特許文献1には、圧縮機と放熱器と膨張器と吸熱器とを順次環状に連結した冷凍サイクルにより構成した除湿部を備える除湿装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-116580号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置は、第3風路で放熱器を冷やすために放熱器の上部に送風している構成であるが、さらなる能力向上と消費電力の削減を目指す際に、放熱器の段数を増やすと本体が高くなり、使い勝手が悪くなる可能性がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、熱交換器の除湿入口側の形状を吸熱器側から放熱器側に向かって下方へ傾斜する上傾斜面形状に変更し、放熱器を通過する風量を増やすことで、本体高さを抑えながら除湿効率を向上しつつ、気温が低い時にも除湿能力を高めた除湿装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の除湿装置は、空気吸込口と空気吹出口を有する本体ケースを備え、前記本体ケースには、吸熱器、熱交換器、放熱器および送風機が配置され、前記熱交換器は、横方向である第1横方向に延びる複数の第1通路と、縦方向に延び前記第1通路とは独立した複数の第2通路と、を備え、前記第1通路を流れる空気と前記第2通路を流れる空気とを熱交換し、前記送風機の作用により前記空気吸込口から前記本体ケース内に吸い込まれた吸込空気の第1部分を、前記吸熱器、前記熱交換器の第1通路および前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第1除湿経路と、前記吸込空気の第2部分を、前記熱交換器の第2通路および前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第2除湿経路と、前記吸込空気の第3部分を、前記吸熱器および前記熱交換器を介さずに、前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出す第3除湿経路と、を有し、前記第1横方向に、前記吸熱器、前記熱交換器、及び前記放熱器が順次並んで配置され、前記熱交換器は、前記熱交換器の上側の外面である上面は前記第2通路の入口であり前記吸熱器側から放熱器側に向かって下方へ傾斜する上傾斜面を有し、前記第3除湿経路は、前記熱交換器の前記上傾斜面の下端より上方の前記放熱器を介して前記空気吹出口から前記本体ケース外に吹き出すものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
【0007】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、本体高さを抑えながら除湿効率を向上しつつ、気温が低い時にも除湿
能力を高めた除湿装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の実施例に係る除湿装置を模式的に示す斜視図である。
図1の除湿装置を模式的に示す側断面図である。
図1の除湿装置の空気通路を模式的に示す図である。
図1の除湿装置の空気の流れを模式的に示す図である。
図1の除湿装置の放熱器を示す斜視図である。
図1の除湿装置の放熱器を示す背面図である。
図1の除湿装置のダンパーの斜視図である。
図1の除湿装置のダンパーの作用を模式的に示す図である。
図1の除湿装置のダンパーを制御するシステムを示すブロック図である。
図1の除湿装置の送風機の吸気口と吸熱器とを模式的に示す正面図である。
図1の除湿装置の吸熱器側筒部と前面部とを模式的に示す斜視図である。
図1の除湿装置の吸熱器側筒部と吸熱器とを模式的に示す斜視図である。
図1の除湿装置の熱交換器を示す分解図である。
図1の除湿装置の熱交換器を示す斜視図である。
図1の除湿装置の熱交換器の上面を覆う上張出部材の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。以下に説明する実施例は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示す。よって、以下の実施例で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。したがって、以下の実施例における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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