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公開番号
2025149405
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-08
出願番号
2024050027
出願日
2024-03-26
発明の名称
極低温用圧縮設備、及びそれを備えるボイルオフガス液化システム
出願人
川崎重工業株式会社
代理人
個人
主分類
F17C
13/00 20060101AFI20251001BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約
【課題】圧縮効率を向上させ、且つコストの増加を抑えることができる極低温用圧縮設備を提供する。
【解決手段】極低温用圧縮設は、極低温流体を吸入する吸入口と、吸入する極低温流体を圧縮する圧縮部と、圧縮された圧縮流体を吐出する吐出口と、を含む圧縮機と、吐出口から吐出される圧縮流体を加熱する加熱装置と、を備えるものである。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
極低温流体を吸入する吸入口と、吸入する極低温流体を圧縮する圧縮部と、圧縮された圧縮流体を吐出する吐出口と、を含む圧縮機と、
前記吐出口から吐出される圧縮流体を加熱する加熱装置と、を備える極低温用圧縮設備。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記圧縮機の前記吸入口に接続される吸入側配管を更に備え、
前記吸入側配管は、真空断熱二重配管である、請求項1に記載の極低温用圧縮設備。
【請求項3】
前記圧縮機の前記吐出口に接続される吐出側配管を更に備え、
前記加熱装置は、前記吐出側配管に設けられている、請求項1に記載の極低温用圧縮設備。
【請求項4】
前記吐出側配管は、前記吐出口に接続される配管部と、前記配管部を覆う断熱性を有する被覆部材と、を含む、請求項3に記載の極低温用圧縮設備。
【請求項5】
前記吐出側配管の下流側に接続される下流側配管を更に備え、
前記加熱装置は、圧縮流体の温度を、常温を含む前記下流側配管の使用限界温度範囲内まで加熱する、請求項3に記載の極低温用圧縮設備。
【請求項6】
前記下流側配管は、炭素鋼製である、請求項5に記載の極低温用圧縮設備。
【請求項7】
前記加熱装置は、熱媒が流れる熱交換器であって、熱媒と圧縮流体との間で熱交換させる、請求項1に記載の極低温用圧縮設備。
【請求項8】
請求項1に記載の極低温用圧縮設備と、
前記極低温用圧縮設備から吐出される圧縮流体を液化する液化機と、を備え、
前記極低温用圧縮設備は、極低温液体を貯留する液体用タンクにおいて極低温液体が気化して発生する極低温流体であるボイルオフガスを吸い込む、ボイルオフガス液化システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、極低温流体を圧縮する極低温用圧縮設備、及びそれを備えるボイルオフガス液化システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
液化水素等の極低温液体を貯蔵するタンクを備える貯蔵設備では、ガスの圧縮のために圧縮機が設けられる。例えば、特許文献1には、貯蔵設備のタンクにおいて発生するボイルオフガスを圧縮する圧縮機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-177464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
圧縮機では、吸入するガスの温度が低い程、圧縮効率が向上する。他方、吸込むガスの温度が低すぎると、圧縮機から吐出される圧縮ガスの温度が常温より低い低温となることがある。このような場合、圧縮機の吐出口より下流側において低温対策が求められ、コストが増加するという問題がある。
【0005】
そこで本発明は、圧縮効率を向上させ、且つコストの増加を抑えることができる極低温用圧縮設備、及びそれを備えるボイルオフガス液化システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の極低温用圧縮設備は、極低温流体を吸入する吸入口と、吸入する極低温流体を圧縮する圧縮部と、圧縮された圧縮流体を吐出する吐出口と、を含む圧縮機と、前記吐出口から吐出される圧縮流体を加熱する加熱装置と、を備えるものである。
【0007】
本発明に従えば、圧縮機の吸入口から極低温流体が吸入される。それ故、圧縮機の圧縮効率を向上させることができる。また、
加熱装置
は、圧縮機の吐出口から吐出される圧縮流体を加熱する。それ故、圧縮流体の温度を上げることができる。これにより、吐出口より下流側に対して講ずるべき低温対策を緩和することができるので、極低温用圧縮設備を製造する際のコスト増加を抑えることができる。従って、極低温用圧縮設備において、圧縮効率を向上させ、且つコストの増加を抑えることができる。
【0008】
本発明のボイルオフガス液化システムは、前述する極低温用圧縮設備と、前記極低温用圧縮設備から吐出される圧縮流体を液化する液化機と、を備え、前記極低温用圧縮設備は、極低温液体を貯留する液体用タンクにおいて極低温液体が気化して発生する極低温流体であるボイルオフガスを吸い込むものである。
【0009】
本発明に従えば、極低温用圧縮設備は、液体用タンクにおいて極低温液体が気化して発生する極低温流体であるボイルオフガスを吸い込む。そして、極低温用圧縮設備は、ボイルオフガスを圧縮して吐出し、液化機は、極低温用圧縮設備から吐出される圧縮されたボイルオフガスを液化する。それ故、ボイルオフガスを再利用することができるボイルオフガス液化システムを構築することができる。また、前述の通り、極低温用圧縮設備のコストの増加を抑えることができるので、コストが抑えられたボイルオフガス液化システムを構築することができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、圧縮効率を向上させ、且つコストの増加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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