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公開番号2025142579
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-01
出願番号2024042025
出願日2024-03-18
発明の名称ゼオライト触媒
出願人川崎重工業株式会社,国立大学法人大阪大学
代理人弁理士法人三協国際特許事務所
主分類B01J 29/48 20060101AFI20250924BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】従来より低温で触媒性能を再生できるMFI型ゼオライト触媒を提供すること。
【解決手段】6価クロムを含むクロムを含有する、MFI型ゼオライト触媒。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
6価クロムを含むクロムを含有する、MFI型ゼオライト触媒。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
亜鉛を含有する、請求項1に記載のゼオライト触媒。
【請求項3】
ゼオライト触媒全量に対する、前記クロムの含有量が0.1重量%以上10.0重量%以下である、請求項1に記載のゼオライト触媒。
【請求項4】
シリカ被膜を有する、請求項1に記載のゼオライト触媒。
【請求項5】
前記シリカ被膜がシリカライト被膜である、請求項4に記載のゼオライト触媒。
【請求項6】
パラキシレン製造用触媒である、請求項1~5のいずれかに記載のゼオライト触媒。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はゼオライト触媒に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、化石資源の代替製法として、二酸化炭素のマテリアル化が注目されている。具体的には、二酸化炭素と水素などを反応させ、化学原料を製造する技術が研究されている。例えば、二酸化炭素をベンゼン、メタノール、エチレン、キシレンなどへ転換することが知られている。
【0003】
キシレン等の芳香族化合物を製造する方法としては、結晶性アルミノシリケートあるいは結晶性ガロシリケートを触媒として、アルコール、オレフィンまたはパラフィンから製造する方法が公知である。しかし、前記触媒を用いる製造方法では、キシレンが、パラ体、メタ体、オルト体の異性体混合物として得られてしまうため、それらの中からパラキシレンを分離するには、特殊な分離装置などが必要となる。そのため、キシレンの中でもパラキシレンを選択的に得ることができる製造方法が求められている。
【0004】
これまでに、キシレン異性体中のパラキシレンの比率が高い芳香族炭化水素混合物を得ることが可能な技術として、アルコール、オレフィンおよびパラフィンから選ばれた少なくとも一つの化合物から芳香族炭化水素を合成する製造方法において、結晶性アルミノシリケートおよび結晶性ガロシリケートから選ばれるシリケートをシリカで修飾した化合物を含む触媒の存在下に反応を行うことを特徴とする芳香族炭化水素の製造方法が報告されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2010-208948号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載されている触媒の中でも、特に、MFI型ゼオライト触媒等は、キシレン異性体中のパラキシレンの比率が高い芳香族炭化水素混合物を得ることが可能とされている。しかしながら、MFI型ゼオライト触媒をパラキシレン合成に使用すると、比較的短時間で触媒表面及び内部に副生成物のコークスが堆積し、触媒の性能低下を引き起こすことがわかってきた。このように触媒寿命の比較的短いMFI型ゼオライト触媒では、再生処理が必要となる。
【0007】
ところが、MFI型ゼオライト触媒の再生処理の温度は、MFI型ゼオライト触媒を用いたパラキシレン合成時の温度より高く、触媒再生のためには昇温しなければならない。そのため、パラキシレン合成と触媒再生を繰り返す度に、高温への昇温が必要となり、時間とエネルギーのロスを生じるという問題がある。
【0008】
したがって、本発明の主な課題は、従来より低温で触媒性能を再生できるMFI型ゼオライト触媒を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一局面は、6価クロムを含むクロムを含有する、MFI型ゼオライト触媒に関する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、従来より低温で触媒性能を再生することができるMFI型ゼオライト触媒を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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