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公開番号2025144817
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-03
出願番号2024044677
出願日2024-03-21
発明の名称遠隔支援システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類G08G 1/09 20060101AFI20250926BHJP(信号)
要約【課題】自動運転車両に対する遠隔支援の安全性を更に高める。
【解決手段】遠隔支援システムは、自動運転車両に対する遠隔支援のためのシステムであって、1又は複数のプロセッサを備える。1又は複数のプロセッサは、自動運転車両からの遠隔支援要求の内容を含む支援要求情報を取得し、支援要求情報に基づいて、遠隔支援者が自動運転車両に対して誤った遠隔支援を行った場合に想定される懸念を伝えるための懸念メッセージを取得し、遠隔支援の際に遠隔支援者によって操作される遠隔支援端末を通して懸念メッセージを遠隔支援者に通知する、ように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
自動運転車両に対する遠隔支援のための遠隔支援システムであって、
1又は複数のプロセッサを備え、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記自動運転車両からの遠隔支援要求の内容を含む支援要求情報を取得し、
前記支援要求情報に基づいて、遠隔支援者が前記自動運転車両に対して誤った遠隔支援を行った場合に想定される懸念を伝えるための懸念メッセージを取得し、
前記遠隔支援の際に前記遠隔支援者によって操作される遠隔支援端末を通して、前記懸念メッセージを前記遠隔支援者に通知する
ように構成された
遠隔支援システム。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
請求項1に記載の遠隔支援システムであって、
複数種類の遠隔支援要求の内容と複数種類の懸念メッセージとの対応関係を示す懸念メッセージデータベースを格納する1又は複数の記憶装置を更に備え、
前記1又は複数のプロセッサは、前記懸念メッセージデータベースを参照することによって、前記支援要求情報に含まれる前記遠隔支援要求の前記内容に対応付けられた前記懸念メッセージを取得するように構成された
遠隔支援システム。
【請求項3】
請求項1に記載の遠隔支援システムであって、
入力される遠隔支援要求の内容に対する懸念メッセージを出力するように学習された機械学習モデルを格納する1又は複数の記憶装置を更に備え、
前記1又は複数のプロセッサは、前記支援要求情報に含まれる前記遠隔支援要求の前記内容を前記機械学習モデルに入力することによって前記懸念メッセージを取得するように構成された
遠隔支援システム。
【請求項4】
請求項1から3の何れか1つに記載の遠隔支援システムであって、
前記遠隔支援要求の前記内容は、前記遠隔支援者が認識あるいは着目すべきターゲットを含む
遠隔支援システム。
【請求項5】
請求項1から3の何れか1つに記載の遠隔支援システムであって、
前記遠隔支援要求の前記内容は、前記遠隔支援者に要求されるサービス支援の内容を含む
遠隔支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、自動運転車両を遠隔で支援する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、運転支援制御装置を開示している。運転支援制御装置は、過去の事故パターンのデータベースに基づいて、注意喚起(例:「飛び出し注意」)を含む運転支援補助情報をオペレータに提示する。
【0003】
また、特許文献2は、車両遠隔操作装置を開示している。車両遠隔操作装置は、遠隔オペレータが注視すべき注視対象エリアを注視していない場合に遠隔オペレータが操作適正状態でないと判定し、注視対象エリアをモニタに強調して表示させる。また、特許文献3は、自動運転車両に関連する事故の責任の所在を特定する事故責任特定方法を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-189683号公報
特開2022-188453号公報
特開2020-166541号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
自動運転車両に対する遠隔支援の安全性を更に高めることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る遠隔支援システムは、自動運転車両に対する遠隔支援のためのシステムであって、1又は複数のプロセッサを備える。1又は複数のプロセッサは、自動運転車両からの遠隔支援要求の内容を含む支援要求情報を取得し、支援要求情報に基づいて、遠隔支援者が自動運転車両に対して誤った遠隔支援を行った場合に想定される懸念を伝えるための懸念メッセージを取得し、遠隔支援の際に遠隔支援者によって操作される遠隔支援端末を通して懸念メッセージを遠隔支援者に通知する、ように構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、誤った遠隔支援を行った場合に想定される具体的な懸念が遠隔支援者に通知される。このため、遠隔支援者は、より慎重により丁寧に遠隔支援を遂行するようになる。その結果、自動運転車両に対する遠隔支援の安全性が向上する。また、遠隔支援者は、想定される懸念が実際に起こらないようにするためには何に注意すべきかをよりはっきりと認識することができる。このことも遠隔支援の安全性の向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る遠隔支援システムの構成を説明するための概念図である。
遠隔支援システムによる懸念メッセージの通知に関連する機能構成の一例を示すブロック図である。
懸念メッセージ取得の第1の例を説明するための図である。
懸念メッセージ取得の第2の例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態を説明する。
【0010】
1.遠隔支援システム
図1は、本実施の形態に係る遠隔支援システム100の構成を説明するための概念図である。遠隔支援システム100は、自動運転車両1に対する遠隔支援のためのシステムである。遠隔支援システム100は、遠隔支援端末110及び管理装置120を含んでいる。より具体的には、自動運転車両1は、例えば、ドライバを必要としないレベル4以上の自動運転機能を備えている。自動運転車両1としては、例えば、限定エリア内で運行する自動運転バスが挙げられる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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