TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025143647
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-02
出願番号
2024042979
出願日
2024-03-19
発明の名称
カーテンウォールユニット
出願人
YKK AP株式会社
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
E04B
2/96 20060101AFI20250925BHJP(建築物)
要約
【課題】押縁との間にパネル体を保持する縦枠の温度の低下を抑制しつつ、カーテンウォールユニットの荷重に対する強度を簡単に向上させる。
【解決手段】カーテンウォールユニット2は、パネル体2Aを室内側において保持する縦枠6と、パネル体2Aを室外側において保持する押縁20と、縦枠6との間に絶縁材80、81を介在させて縦枠6に装着され、押縁20が取り付けられたアタッチメント50と、アタッチメント50を縦枠6に連結して、アタッチメント50の縦枠6から離れる方向への移動を規制する連結部品70と、を備えている。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
パネル体を室内側において保持する縦枠と、
前記パネル体を室外側において保持する押縁と、
前記縦枠との間に絶縁材を介在させて前記縦枠に装着され、前記押縁が取り付けられたアタッチメントと、
前記アタッチメントを前記縦枠に連結して、前記アタッチメントの前記縦枠から離れる方向への移動を規制する連結部品と、
を備えたカーテンウォールユニット。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
請求項1に記載されたカーテンウォールユニットにおいて、
前記連結部品を前記縦枠に固定した状態で、前記アタッチメントを前記縦枠に取り付ける取付具を備えたカーテンウォールユニット。
【請求項3】
請求項1又は2に記載されたカーテンウォールユニットにおいて、
前記アタッチメントは、前記縦枠の長手方向に互いに離隔して設けられた複数の前記連結部品により前記縦枠に連結されたカーテンウォールユニット。
【請求項4】
請求項1又は2に記載されたカーテンウォールユニットにおいて、
前記縦枠は、前記連結部品を受ける受け部を有し、
前記アタッチメントは、前記連結部品を介して前記縦枠に連結される連結部を有し、
前記連結部品は、前記受け部に係合して装着される装着部と、前記連結部に係合して前記連結部を拘束する拘束部と、を有するカーテンウォールユニット。
【請求項5】
請求項1又は2に記載されたカーテンウォールユニットにおいて、
前記パネル体よりも室外側に設けられた外装材と、
前記アタッチメントに取り付けられて、前記外装材を支持するブラケットと、
を備えたカーテンウォールユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、縦枠と押縁によりパネル体を保持するカーテンウォールユニットに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
カーテンウォールユニットでは、パネル体が枠体の開口部に配置されて、押縁が枠体の縦枠に取り付けられている。押縁は、パネル体の室外側に配置され、パネル体は、縦枠と押縁の間に保持される。このようなカーテンウォールユニットでは、押縁と縦枠の間で熱が伝達されて、外気の温度に応じて、縦枠の温度が押縁との伝熱により低下することがある。そこで、従来、縦枠に第1枠部と第2枠部を設けて、押縁を第2枠部に取り付けたカーテンウォールユニットが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載された従来のカーテンウォールユニットでは、第1枠部がパネル体の室内側でパネル体を保持し、絶縁材が第1枠部と第2枠部の間に設けられる。絶縁材により、第2枠部と第1枠部の間での熱の伝達が阻害されて、第1枠部の温度の低下が抑制される。ところが、従来のカーテンウォールユニットにおいて、パネル体に作用する荷重への更なる対処を図るためには、例えば、第2枠部を第1枠部に取り付けるボルトの数の増加や第2枠部の厚みの増加等を行う必要がある。これに対し、カーテンウォールユニットの製作性の観点からは、より簡単にカーテンウォールユニットの荷重に対する強度を向上させることが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7358578号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、前記従来の問題に鑑みなされたもので、その目的は、押縁との間にパネル体を保持する縦枠の温度の低下を抑制しつつ、カーテンウォールユニットの荷重に対する強度を簡単に向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
パネル体を室内側において保持する縦枠と、
前記パネル体を室外側において保持する押縁と、
前記縦枠との間に絶縁材を介在させて前記縦枠に装着され、前記押縁が取り付けられたアタッチメントと、
前記アタッチメントを前記縦枠に連結して、前記アタッチメントの前記縦枠から離れる方向への移動を規制する連結部品と、
を備えたカーテンウォールユニットである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、押縁との間にパネル体を保持する縦枠の温度の低下を抑制しつつ、カーテンウォールユニットの荷重に対する強度を簡単に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態のカーテンウォールを示す正面図である。
本実施形態のカーテンウォールを示す縦断面図である。
本実施形態のカーテンウォールを示す横断面図である。
本実施形態の左右の2つのカーテンウォールユニットの互いに隣り合う箇所を示す横断面図である。
本実施形態の左右方向に隣り合うカーテンウォールユニットの縦枠側の部分を示す横断面図である。
本実施形態の縦枠、押縁、ブラケット、アタッチメント、及び、連結部品を分解して示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明のカーテンウォールユニットの一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態のカーテンウォールユニットは、建物のカーテンウォールに用いられて、建物の外壁に設けられる。複数のカーテンウォールユニットは、互いに組み合わされて、カーテンウォールの一部を構成する。カーテンウォールユニット及びカーテンウォールは、建物の外壁で、建物の室内(屋内)と室外(屋外)の間に設置されて、建物の外壁を形成する。
【0010】
図1は、本実施形態のカーテンウォール1を示す正面図であり、建物10に設置されたカーテンウォール1及びカーテンウォールユニット2を室外側からみて示している。図2は、本実施形態のカーテンウォール1を示す縦断面図であり、図1のX1-X1線で切断したカーテンウォール1と建物10の一部を示している。図3は、本実施形態のカーテンウォール1を示す横断面図であり、図1のX2-X2線で切断したカーテンウォール1を示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
YKK AP株式会社
建具
4日前
YKK AP株式会社
建具
14日前
YKK AP株式会社
戸体
1か月前
YKK AP株式会社
外装体
今日
YKK AP株式会社
屋根構造体
1日前
YKK AP株式会社
屋根構造体
1日前
YKK AP株式会社
屋根構造体
1日前
YKK AP株式会社
屋根構造体
1日前
YKK AP株式会社
戸車および建具
4日前
YKK AP株式会社
カーテンウォールユニット
1日前
YKK AP株式会社
パネルおよびパネル設置構造
28日前
YKK AP株式会社
屋根構造体及び屋根構造体の施工方法
1日前
BXテンパル株式会社
パーゴラ式オーニング装置
1か月前
個人
屋台
14日前
個人
野良猫ハウス
1か月前
個人
キャチクランプ
4か月前
個人
転落防止用手摺
24日前
個人
フェンス
1か月前
個人
地下型マンション
3か月前
個人
居住車両用駐車場
1か月前
個人
水害と共にある家
4か月前
ニチハ株式会社
建築板
1か月前
個人
筋交自動設定装置
4日前
積水樹脂株式会社
柵体
23日前
個人
壁断熱パネル
3か月前
個人
熱抵抗多層断熱建材
1か月前
株式会社タナクロ
テント
3か月前
個人
鋼管結合資材
3か月前
個人
津波と共にある漁港
4か月前
個人
柵
1か月前
個人
地滑りと共にある山荘
4か月前
積水樹脂株式会社
フェンス
5か月前
個人
パーティション
4か月前
個人
補強部材
1か月前
個人
身体用シェルター
4日前
個人
循環流水式屋根融雪装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る