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公開番号2025141821
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2025026697
出願日2025-02-21
発明の名称駆動回路
出願人株式会社半導体エネルギー研究所
代理人
主分類H03K 19/0175 20060101AFI20250919BHJP(基本電子回路)
要約【課題】新規な半導体装置を提供する。
【解決手段】第1トランジスタの第1端子は、第2トランジスタの第1端子と、第1配線と、に接続され、第1トランジスタのゲートは、第4トランジスタの第1端子と、第5トランジスタの第1端子と、に接続され、第5トランジスタの第2端子は、第5トランジスタのゲートと、第3トランジスタの第1端子と、第1容量素子の第1端子と、に接続され、第3トランジスタの第2端子と、第4トランジスタの第2端子と、のそれぞれは、第2配線に接続され、第1トランジスタの第2端子は、第3配線に接続され、第2トランジスタの第2端子は、第4配線に接続され、第3トランジスタのゲートと、第4トランジスタのゲートと、のそれぞれは、第5配線に接続され、第1容量素子の第2端子は、第6配線に接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
第１トランジスタと、第２トランジスタと、第３トランジスタと、第４トランジスタと、第５トランジスタと、第１容量素子と、を有し、
前記第１トランジスタの第１端子は、前記第２トランジスタの第１端子と、第１配線と、に電気的に接続され、
前記第１トランジスタのゲートは、前記第４トランジスタの第１端子と、前記第５トランジスタの第１端子と、に電気的に接続され、
前記第５トランジスタの第２端子は、前記第５トランジスタのゲートと、前記第３トランジスタの第１端子と、前記第１容量素子の第１端子と、に電気的に接続され、
前記第３トランジスタの第２端子と、前記第４トランジスタの第２端子と、のそれぞれは、第２配線に電気的に接続され、
前記第１トランジスタの第２端子は、第３配線に電気的に接続され、
前記第２トランジスタの第２端子は、第４配線に電気的に接続され、
前記第３トランジスタのゲートと、前記第４トランジスタのゲートと、のそれぞれは、第５配線に電気的に接続され、
前記第１容量素子の第２端子は、第６配線に電気的に接続され、
前記第５配線は、第１クロック信号を伝える機能を有し、
前記第６配線は、位相が前記第１クロック信号と異なる第２クロック信号を伝える機能を有する、
駆動回路。
続きを表示（約 1,200 文字）【請求項２】
請求項１において、
第１回路を有し、
前記第１回路は、第１端子と、第２端子と、を有し、
前記第１回路の第１端子は、前記第３トランジスタの第１端子に電気的に接続され、
前記第１回路の第２端子は、前記第２トランジスタのゲートに電気的に接続され、
前記第４配線は、第１電位を伝える機能を有し、
前記第３配線は、前記第１電位より大きい第２電位を伝える機能を有し、
前記第１回路は、前記第１クロック信号、及び前記第２クロック信号に従って、前記第１回路の第１端子に前記第１電位を出力する機能と、前記第１回路の第１端子をハイインピーダンスにする機能と、前記第１回路の第２端子に前記第１電位を出力する機能と、前記第１回路の第２端子に前記第２電位を出力する機能と、を有する、
駆動回路。
【請求項３】
請求項１において、
第６トランジスタと、第７トランジスタと、第８トランジスタと、第９トランジスタと、第１０トランジスタと、第１１トランジスタと、第１２トランジスタと、を有し、
前記第６トランジスタのゲートは、前記第９トランジスタの第１端子と、前記第１０トランジスタの第１端子と、前記第１１トランジスタのゲートと、に電気的に接続され、
前記第６トランジスタの第１端子は、前記第７トランジスタの第１端子に電気的に接続され、
前記第７トランジスタの第２端子は、前記第８トランジスタの第１端子と、前記第２トランジスタのゲートと、に電気的に接続され、
前記第１１トランジスタの第１端子は、前記第１２トランジスタの第１端子に電気的に接続され、
前記第１１トランジスタの第２端子は、前記第３トランジスタの第１端子に電気的に接続され、
前記第８トランジスタのゲートと、前記第１０トランジスタのゲートと、のそれぞれは、前記第４トランジスタの第１端子に電気的に接続され、
前記第６トランジスタの第２端子は、前記第６配線に電気的に接続され、
前記第７トランジスタのゲートは、前記第６配線に電気的に接続され、
前記第８トランジスタの第２端子は、前記第４配線に電気的に接続され、
前記第９トランジスタの第２端子は、前記第３配線に電気的に接続され、
前記第９トランジスタのゲートは、前記第５配線に電気的に接続され、
前記第１０トランジスタの第２端子は、前記第５配線に電気的に接続され、
前記第１２トランジスタの第２端子は、前記第４配線に電気的に接続され、
前記第１２トランジスタのゲートは、前記第６配線に電気的に接続される、
駆動回路。
【請求項４】
請求項１乃至請求項３のいずれか一において、
前記第１トランジスタのチャネル幅は、前記第５トランジスタのチャネル幅より大きい、
駆動回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の一態様は、駆動回路に関する。
続きを表示（約 3,000 文字）【０００２】
なお、本発明の一態様は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の一態様の技術分野は、物、方法、駆動方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一態様は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物（コンポジション・オブ・マター）に関するものである。より具体的には、本明細書等で開示する本発明の一態様の技術分野としては、半導体装置、表示装置、発光装置、蓄電装置、光学装置、撮像装置、照明装置、投影装置、電気光学装置、受光装置、検出装置、電源装置、通信装置、情報処理装置、演算装置、制御装置、記憶装置、入力装置、出力装置、入出力装置、信号処理装置、演算処理装置、電子計算機、電子機器、それらを有するシステム、それらの駆動方法、または、それらの製造方法、を一例として挙げることができる。
【背景技術】
【０００３】
表示装置は様々な用途に応用されている。大型の表示装置の用途として、家庭用のテレビジョン装置、デジタルサイネージ向けのＰＩＤ（ＰｕｂｌｉｃＩｎｆｏｒｍａｔｉｏｎＤｉｓｐｌａｙ）などが挙げられる。また、小型の表示装置の用途として、スマートフォン、タブレット端末などの携帯情報端末、ＶＲ（ＶｉｒｔｕａｌＲｅａｌｉｔｙ、仮想現実）向け機器、ＡＲ（ＡｕｇｍｅｎｔｅｄＲｅａｌｉｔｙ、拡張現実）向け機器などのウェアラブル機器、などが挙げられる。また、表示装置に表示以外の機能を付与することで、表示装置の高機能化、高付加価値化が図られている。例えば、タッチパネルの機能を有する表示装置などが開発されている。
【０００４】
また、表示装置を駆動する回路が開発されている。特許文献１には、表示装置に用いることができる駆動回路の一例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１３－２１１０８８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明の一態様は、信頼性の高い駆動回路、または当該駆動回路を有する半導体装置を提供することを課題の一とする。または、本発明の一態様は、動作の安定性が高い駆動回路、または当該駆動回路を有する半導体装置を提供することを課題の一とする。または、本発明の一態様は、動作速度を速めた駆動回路、または当該駆動回路を有する半導体装置を提供することを課題の一とする。または、本発明の一態様は、占有面積が縮小された駆動回路、または当該駆動回路を有する半導体装置を提供することを課題の一とする。または、本発明の一態様は、消費電力が低減された駆動回路、または当該駆動回路を有する半導体装置を提供することを課題の一とする。または、本発明の一態様は、表示装置の性能を高めることができる駆動回路、または当該駆動回路を有する半導体装置を提供することを課題の一とする。または、本発明の一態様は、新規な駆動回路、または当該駆動回路を有する半導体装置を提供することを課題の一とする。
【０００７】
なお、上記の課題は、他の課題の存在を妨げるものではない。当業者であれば、本明細書、図面、特許請求の範囲等の記載から自ずと他の課題を導き出せるものであり、本明細書、図面、特許請求の範囲等の記載から他の課題を抽出することが可能である。なお、本発明の一態様は、これらの課題（上記の課題及び他の課題）の全てを解決する必要はない。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
（１）
本発明の一態様は、第１トランジスタと、第２トランジスタと、第３トランジスタと、第４トランジスタと、第５トランジスタと、第１容量素子と、を有し、第１トランジスタの第１端子は、第２トランジスタの第１端子と、第１配線と、に電気的に接続され、第１トランジスタのゲートは、第４トランジスタの第１端子と、第５トランジスタの第１端子と、に電気的に接続され、第５トランジスタの第２端子は、第５トランジスタのゲートと、第３トランジスタの第１端子と、第１容量素子の第１端子と、に電気的に接続され、第３トランジスタの第２端子と、第４トランジスタの第２端子と、のそれぞれは、第２配線に電気的に接続され、第１トランジスタの第２端子は、第３配線に電気的に接続され、第２トランジスタの第２端子は、第４配線に電気的に接続され、第３トランジスタのゲートと、第４トランジスタのゲートと、のそれぞれは、第５配線に電気的に接続され、第１容量素子の第２端子は、第６配線に電気的に接続され、第５配線は、第１クロック信号を伝える機能を有し、第６配線は、位相が第１クロック信号と異なる第２クロック信号を伝える機能を有する、駆動回路である。
【０００９】
（２）
また、上記（１）において、第１回路を有し、第１回路は、第１端子と、第２端子と、を有し、第１回路の第１端子は、第３トランジスタの第１端子に電気的に接続され、第１回路の第２端子は、第２トランジスタのゲートに電気的に接続され、第４配線は、第１電位を伝える機能を有し、第３配線は、第１電位より大きい第２電位を伝える機能を有し、第１回路は、第１クロック信号、及び第２クロック信号に従って、第１回路の第１端子に第１電位を出力する機能と、第１回路の第１端子をハイインピーダンスにする機能と、第１回路の第２端子に第１電位を出力する機能と、第１回路の第２端子に第２電位を出力する機能と、を有してもよい。
【００１０】
（３）
また、上記（１）において、第６トランジスタと、第７トランジスタと、第８トランジスタと、第９トランジスタと、第１０トランジスタと、第１１トランジスタと、第１２トランジスタと、を有し、第６トランジスタのゲートは、第９トランジスタの第１端子と、第１０トランジスタの第１端子と、第１１トランジスタのゲートと、に電気的に接続され、第６トランジスタの第１端子は、第７トランジスタの第１端子に電気的に接続され、第７トランジスタの第２端子は、第８トランジスタの第１端子と、第２トランジスタのゲートと、に電気的に接続され、第１１トランジスタの第１端子は、第１２トランジスタの第１端子に電気的に接続され、第１１トランジスタの第２端子は、第３トランジスタの第１端子に電気的に接続され、第８トランジスタのゲートと、第１０トランジスタのゲートと、のそれぞれは、第４トランジスタの第１端子に電気的に接続され、第６トランジスタの第２端子は、第６配線に電気的に接続され、第７トランジスタのゲートは、第６配線に電気的に接続され、第８トランジスタの第２端子は、第４配線に電気的に接続され、第９トランジスタの第２端子は、第３配線に電気的に接続され、第９トランジスタのゲートは、第５配線に電気的に接続され、第１０トランジスタの第２端子は、第５配線に電気的に接続され、第１２トランジスタの第２端子は、第４配線に電気的に接続され、第１２トランジスタのゲートは、第６配線に電気的に接続されてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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