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公開番号2025140229
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-29
出願番号2024039459
出願日2024-03-13
発明の名称電池パック
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/236 20210101AFI20250919BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ブラケットの変形および大型化を抑制することができる電池パックを提供すること。
【解決手段】電池パックは、収容ケースと、複数の電池セルが第一方向に積層されてなり、かつ第一方向と直交する第二方向に複数配置された電池モジュールと、複数の電池モジュールの間に配置された中間プレートと、電池モジュールを収容ケースに固定するブラケットと、ブラケットの上側に配置された磁性部材と、を備え、ブラケットが、第二方向において、中間プレートと重なるように配置されており、磁性部材が、ブラケットよりも剛性の高い素材で構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
収容ケースと、
複数の電池セルが第一方向に積層されてなり、かつ前記第一方向と直交する第二方向に複数配置された電池モジュールと、
複数の電池モジュールの間に配置された中間プレートと、
前記電池モジュールを前記収容ケースに固定するブラケットと、
前記ブラケットの上側に配置された磁性部材と、
を備え、
前記ブラケットは、前記第二方向において、前記中間プレートと重なるように配置されており、
前記磁性部材は、前記ブラケットよりも剛性の高い素材で構成されている、
電池パック。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電池パックに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、電池モジュールをロアケースに固定するブラケットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－０４６６４４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で開示された構成では、電池パックの外部から入力される荷重の大半をブラケットで受け持つことになるため、ブラケットが変形するおそれがある。また、特許文献１で開示された構成では、ブラケットの剛性を高めるために当該ブラケットを大型化する必要があるため、体格が大きくなる。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、ブラケットの変形および大型化を抑制することができる電池パックを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る電池パックは、収容ケースと、複数の電池セルが第一方向に積層されてなり、かつ前記第一方向と直交する第二方向に複数配置された電池モジュールと、複数の電池モジュールの間に配置された中間プレートと、前記電池モジュールを前記収容ケースに固定するブラケットと、前記ブラケットの上側に配置された磁性部材と、を備え、前記ブラケットが、前記第二方向において、前記中間プレートと重なるように配置されており、前記磁性部材が、前記ブラケットよりも剛性の高い素材で構成されている。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、第二方向で中間プレートと重なるように配置されたブラケットの上側に、当該ブラケットよりも剛性の高い磁性部材を配置することにより、ブラケットの変形および大型化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る電池パックの構成を示す平面図である。
図２は、実施形態に係る電池パックにおける磁性部材の構成を示す斜視図である。
図３は、実施形態に係る電池パックにおける磁性部材の構成を示す斜視図であり、図２をＸ－Ｘ線の位置で切断した状態を示す図である。
図４は、実施形態に係る電池パックにおいて、電池セル、バスバーおよびＰＣＵの接続関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る電池パックについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
実施形態に係る電池パックは、例えばハイブリッド車（ＨＥＶ：Hybrid Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等の車両のバッテリとして用いられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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