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公開番号
2025138261
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037250
出願日
2024-03-11
発明の名称
電池パック
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
50/367 20210101AFI20250917BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】デブリが排煙経路を閉塞させるおそれを抑制することができる電池パックを提供する。
【解決手段】本開示に係る電池パック100は、車両VEに搭載され、電池パック100が車両VEの車室VR下側に搭載された状態で、車両VEの前後方向に積み重ねられた複数の電池セル1と、複数の電池セル1を収容するケース2と、ケース2の下方に配置されたシェアパネル3とを備える。電池セル1は、セル開口部1bと、セル弁1aとを備える。セル開口部1bは、電池セル1の底面1aaに設けられる。セル弁1aは、セル開口部1bに設けられる。ケース2は、セル開口部1bと連通するケース開口部2aを備える。ケース開口部2aは、ケース2の底面22aに設けられる。排煙経路RRがケース2とシェアパネル3との間に形成される。シェアパネル3は、セル弁1a側へ突出する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される電池パックであって、
前記電池パックが前記車両の車室下側に搭載された状態で、
前記車両の前後方向に積み重ねられた複数の電池セルと、
前記複数の電池セルを収容するケースと、
前記ケースの下方に配置されたシェアパネルと、
を備え、
前記電池セルは、セル開口部と、セル弁と、を備え、
前記セル開口部は、前記電池セルの底面に設けられ、
前記セル弁は、前記セル開口部に設けられ、
前記ケースは、前記セル開口部と連通するケース開口部を備え、
前記ケース開口部は、前記ケースの底面に設けられ、
排煙経路が前記ケースと前記シェアパネルとの間に形成され、
前記シェアパネルは、前記セル弁側へ突出する、
電池パック。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記シェアパネルは、シェアパネル本体と、前記セル弁の下方に設けられた凸部を備え、
前記凸部は、前記セル弁側へ突出する、
請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記凸部は、断面形状が三角形である筒状体であり、
前記筒状体の2つの外側面同士が交差して成す角は、前記セル弁側へ突出する、
請求項2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記凸部は、断面形状が台形状である筒状体であり、
前記筒状体は、前記セル弁側へ突出する、
請求項2に記載の電池パック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は電池パックに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の電池モジュールにおいて、複数の電池セルが積層配置される。また、ケーシングが複数の電池セルを横方向に並べて収容する。また、排煙カバーが複数の電池セルとケーシングの上板との間に位置する。複数の電池セルの各々の上面には、圧力開放弁が設けられている。例えば電池セルの内部で短絡が発生し、高圧のガスやデブリが発生し、圧力開放弁から放出されることがある。以下では、電池セルの圧力開放弁からガスやデブリが放出される現象を、単に「発煙」と表現することがある。排煙カバーは、発煙時に電池セルから噴出するガスやデブリを効果的に案内し得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-065217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本願発明者等は、以下の課題を発見した。
本願発明者等は、セル弁が複数の電池セルの各々の底面に設けられた電池パックを想起した。ケースは、セル弁と対向するケース開口部を備える。シェアパネルがケースの下側に配置される。シェアパネルとケースとの間には、排煙経路が形成される。このような電池パックでは、発煙時において、ガスやデブリが電池セルのセル弁から噴出し、ケース開口部を経由して、シェアパネルとケースとによって案内される。つまり、デブリは排煙経路を通過して排出される。しかし、デブリが、シェアパネルにおけるセル弁の下方側において溜まることがあり、排煙経路を閉塞させるおそれがあった。
【0005】
本開示は、上述した課題を鑑みてなされたものであり、デブリが排煙経路を閉塞させるおそれを抑制することができる電池パックを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る電池パックは、
車両に搭載される電池パックであって、
前記電池パックが前記車両の車室下側に搭載された状態で、
前記車両の前後方向に積み重ねられた複数の電池セルと、
前記複数の電池セルを収容するケースと、
前記ケースの下方に配置されたシェアパネルと、
を備え、
前記電池セルは、セル開口部と、セル弁と、を備え、
前記セル開口部は、前記電池セルの底面に設けられ、
前記セル弁は、前記セル開口部に設けられ、
前記ケースは、前記セル開口部と連通するケース開口部を備え、
前記ケース開口部は、前記ケースの底面に設けられ、
排煙経路が前記ケースと前記シェアパネルとの間に形成され、
前記シェアパネルは、前記セル弁側へ突出する。
【0007】
また、上述した電池パックにおいて、前記シェアパネルは、シェアパネル本体と、前記セル弁の下方に設けられた凸部を備え、前記凸部は、前記セル弁側へ突出してもよい。
【0008】
また、上述した電池パックにおいて、前記凸部は、断面形状が三角形である筒状体であり、前記筒状体の2つの外側面同士が交差して成す角は、前記セル弁側へ突出してもよい。
【0009】
また、上述した電池パックにおいて、前記凸部は、断面形状が台形状である筒状体であり、前記筒状体は、前記セル弁側へ突出してもよい。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、デブリが排煙経路を閉塞させるおそれを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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