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公開番号2025139161
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-26
出願番号2024037953
出願日2024-03-12
発明の名称水栓装置
出願人SANEI株式会社
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類E03C 1/05 20060101AFI20250918BHJP(上水;下水)
要約【課題】選定されるボウルに応じて吐水位置を変えることが可能な水栓装置を提供すること。
【解決手段】水栓装置1は、壁面Wから張り出す棚部2と、棚部2に下向きに吐水するように設けられる吐水部3と、を有する。吐水部3は、棚部2に沿って延びる吐水管3Aと、吐水管3Aの分岐により互いに離隔して配置される2つの吐水口(第1吐水口3B及び第2吐水口3C)と、を備える。水栓装置1は、吐水管3Aの分岐された第1分岐管A1と第2分岐管A2とに対する通水を使用者の手の差し出し位置によって変化しないように選択的に切り替えることが可能な切替弁4を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
壁面から張り出す棚部と、該棚部に下向きに吐水するように設けられる吐水部と、を有する水栓装置であって、
前記吐水部が、前記棚部に沿って延びる吐水管と、該吐水管の分岐により互いに離隔して配置される複数の吐水口と、を備え、
前記吐水管の分岐された各分岐管に対する通水を使用者の手の差し出し位置によって変化しないように選択的に切り替えることが可能な切替弁を更に有する水栓装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
請求項1に記載の水栓装置であって、
複数の前記吐水口のうちの2つの前記吐水口が、互いに前記棚部の張出方向に離隔して配置される水栓装置。
【請求項3】
請求項2に記載の水栓装置であって、
2つの前記吐水口のうちの一方が、前記棚部の棚幅方向の両端よりも中央寄りの位置に配置され、他方が、前記一方に対して前記棚幅方向に離隔して配置されると共に、前記一方の配置された前記棚幅方向に向かって斜めに吐水するように設けられる水栓装置。
【請求項4】
請求項2に記載の水栓装置であって、
2つの前記吐水口のうちの一方が、他方よりも前記張出方向に位置すると共に、前記棚部を前記張出方向に斜めに越えて吐水するように設けられる水栓装置。
【請求項5】
請求項4に記載の水栓装置であって、
前記他方が、前記一方に対して棚幅方向に離隔して配置されると共に、前記一方の配置された前記棚幅方向に向かって斜めに吐水するように設けられる水栓装置。
【請求項6】
請求項1から請求項5のいずれかに記載の水栓装置であって、
前記吐水管が、前記棚部の内部に収容され、
複数の前記吐水口が、前記棚部の下部に形成された対応する各吐水孔から下方へ吐水するように前記棚部の内部に収容される水栓装置。
【請求項7】
請求項1から請求項5のいずれかに記載の水栓装置であって、
前記切替弁を操作する操作部が、前記棚部の下部に設けられる水栓装置。
【請求項8】
請求項7に記載の水栓装置であって、
前記操作部が、全ての前記吐水口よりも前記壁面に近い位置に配置される水栓装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水栓装置に関する。詳しくは、壁面から張り出す棚部と、棚部に設けられる吐水部と、を有する水栓装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、洗面化粧台の壁面から張り出す棚部の下面に吐水口が設けられた水栓装置が開示されている。吐水口は、その直下に設けられるボウルに向かって湯水を吐水するように設けられている。
【0003】
詳しくは、吐水口は、棚部の張り出しよりも大きな水受け面を成すボウルに対して、より手前側の領域に吐水を行えるよう、斜め手前側に向かって吐水を行う構成とされる。それにより、ボウルの手前側に立つ使用者が、ボウルの奥まで手を差し出さなくても、吐水口から吐水される湯水を受けられるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-148094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の構成では、吐水口の向きに適合した形状や大きさのボウルしか使用することができず、ボウル選定の自由度が低い。そこで、本発明は、選定されるボウルに応じて吐水位置を変えることが可能な水栓装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の水栓装置は、次の手段をとる。
【0007】
すなわち、本発明の第1の発明は、壁面から張り出す棚部と、該棚部に下向きに吐水するように設けられる吐水部と、を有する水栓装置であって、前記吐水部が、前記棚部に沿って延びる吐水管と、該吐水管の分岐により互いに離隔して配置される複数の吐水口と、を備え、前記吐水管の分岐された各分岐管に対する通水を使用者の手の差し出し位置によって変化しないように選択的に切り替えることが可能な切替弁を更に有する水栓装置である。
【0008】
第1の発明によれば、切替弁により、互いに離隔して配置される複数の吐水口の中から吐水使用するものを選択的に切り替えることができる。それにより、吐水部の直下に設けられるボウルの形状や大きさ、位置等の条件に合わせて、最適な位置にある吐水口を吐水使用できるようにすることができる。すなわち、選定されるボウルに応じて吐水位置を適切に変えることができる。
【0009】
本発明の第2の発明は、上記第1の発明において、複数の前記吐水口のうちの2つの前記吐水口が、互いに前記棚部の張出方向に離隔して配置される水栓装置である。
【0010】
第2の発明によれば、張り出し量の異なる大小のボウルのどちらが選定されても、それぞれのボウルの大きさに合った位置にある吐水口を吐水使用できるように切り替えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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