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公開番号2025138569
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2025002469,2024176486
出願日2025-01-07,2024-10-08
発明の名称化合物
出願人東京応化工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類C07D 207/48 20060101AFI20250917BHJP(有機化学)
要約【課題】感度が良好なレジスト組成物に使用可能な化合物の提供。
【解決手段】一般式(b0)で表される化合物。X0は、窒素原子又はCRX0を表す。Y0は、窒素原子又はCRY0を表す。Z0は、窒素原子又はCRZ0を表す。Cは炭素原子を表す。RX0、RY0、RZ0及びR0は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシル基、シアノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、カルボキシ基、又は炭素原子数1~30の、置換基を有してもよい炭化水素基を表す。RX0、RY0、RZ0及びR0の2以上は、相互に結合して環構造を形成してもよい。mは1以上の整数であり、Mm+はm価のスルホニウムカチオン又はm価のヨードニウムカチオンを表す。
[化1]
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025138569000121.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">33</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">170</com:WidthMeasure> </com:Image> 【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(b0)で表される化合物。
TIFF
2025138569000112.tif
33
170
[式中、X

は、窒素原子又はCR
X0
を表す。Y

は、窒素原子又はCR
Y0
を表す。Z

は、窒素原子又はCR
Z0
を表す。Cは炭素原子を表す。R
X0
、R
Y0
、R
Z0
及びR

は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシル基、シアノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、カルボキシ基、又は炭素原子数1~30の、置換基を有してもよい炭化水素基を表す。R
X0
、R
Y0
、R
Z0
及びR

の2以上は、相互に結合して環構造を形成してもよい。mは1以上の整数であり、M
m+
はm価のスルホニウムカチオン又はm価のヨードニウムカチオンを表す。]
続きを表示(約 3,000 文字)【請求項2】
下記一般式(b0-1)で表される化合物である、請求項1に記載の化合物。
TIFF
2025138569000113.tif
34
170
[式中、R
01
は、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシル基、シアノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、カルボキシ基、炭素原子数1~10の、置換基を有してもよい直鎖状アルキル基、炭素原子数3~10の、置換基を有してもよい分岐鎖状アルキル基、炭素原子数3~20の、置換基を有してもよい環状の脂肪族炭化水素基、炭素原子数5~30の、置換基を有してもよい芳香族炭化水素基、又は下記一般式(r0-1)で表される基を表す。n01は、0~6の整数を表す。n01が2以上の整数のとき、複数存在するR
01
は、相互に同じでもよく、異なってもよい。mは1以上の整数であり、M
m+
はm価のスルホニウムカチオン又はm価のヨードニウムカチオンを表す。]
TIFF
2025138569000114.tif
14
170
[式中、Y
01
及びY
02
は、それぞれ独立に、ヘテロ原子を含む2価の連結基を表し;Rx
01
は、置換基を有してもよい2価の炭化水素基を表し;Rx
02
は、置換基を有してもよい1価の炭化水素基を表し;p0は、0~2の整数を表す。*は、結合手を表す。]
【請求項3】
下記一般式(b0-2)で表される化合物である、請求項1に記載の化合物。
TIFF
2025138569000115.tif
42
170
[式中、R
02
は、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシル基、シアノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、カルボキシ基、炭素原子数1~10の、置換基を有してもよい直鎖状アルキル基、炭素原子数3~10の、置換基を有してもよい分岐鎖状アルキル基、炭素原子数3~20の、置換基を有してもよい環状の脂肪族炭化水素基、炭素原子数5~30の、置換基を有してもよい芳香族炭化水素基、又は下記一般式(r0-1)で表される基を表す。n02は、0~4の整数を表す。n02が2以上の整数のとき、複数存在するR
02
は、相互に同じでもよく、異なってもよく、2以上のR
02
が相互に結合して環構造を形成してもよい。mは1以上の整数であり、M
m+
はm価のスルホニウムカチオン又はm価のヨードニウムカチオンを表す。]
TIFF
2025138569000116.tif
14
170
[式中、Y
01
及びY
02
は、それぞれ独立に、ヘテロ原子を含む2価の連結基を表し;Rx
01
は、置換基を有してもよい2価の炭化水素基を表し;Rx
02
は、置換基を有してもよい1価の炭化水素基を表し;p0は、0~2の整数を表す。*は、結合手を表す。]
【請求項4】
下記一般式(b0-3)で表される化合物である、請求項1に記載の化合物。
TIFF
2025138569000117.tif
52
170
[式中、R
031
及びR
032
は、それぞれ独立に、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシル基、シアノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、カルボキシ基、置換基を有してもよい炭素原子数1~10の直鎖状アルキル基、炭素原子数1~10の、置換基を有してもよい直鎖状アルキル基、炭素原子数3~10の、置換基を有してもよい分岐鎖状アルキル基、炭素原子数3~20の、置換基を有してもよい環状の脂肪族炭化水素基、炭素原子数5~30の、置換基を有してもよい芳香族炭化水素基、又は下記一般式(r0-1)で表される基を表す。n031及びn032は、それぞれ独立に、0~4の整数を表す。n031が2以上の整数のとき、複数存在するR
031
は、相互に同じでもよく、異なってもよい。n032が2以上の整数のとき、複数存在するR
032
は、相互に同じでもよく、異なってもよい。mは1以上の整数であり、M
m+
はm価のスルホニウムカチオン又はm価のヨードニウムカチオンを表す。]
TIFF
2025138569000118.tif
14
170
[式中、Y
01
及びY
02
は、それぞれ独立に、ヘテロ原子を含む2価の連結基を表し;Rx
01
は、置換基を有してもよい2価の炭化水素基を表し;Rx
02
は、置換基を有してもよい1価の炭化水素基を表し;p0は、0~2の整数を表す。*は、結合手を表す。]
【請求項5】
下記一般式(b0-4)で表される化合物である、請求項1に記載の化合物。
TIFF
2025138569000119.tif
33
170
[式中、X
04
は、窒素原子又はCR
X04
を表す。Y
04
は、窒素原子又はCR
Y04
を表す。Z
04
は、窒素原子又はCR
Z04
を表す。Cは炭素原子を表す。R
X04
、R
Y04
、R
Z04
及びR
04
は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシル基、シアノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基、アミノ基、カルボキシ基、炭素原子数1~10の、置換基を有してもよい直鎖状アルキル基、炭素原子数3~10の、置換基を有してもよい分岐鎖状アルキル基、炭素原子数3~20の、置換基を有してもよい環状の脂肪族炭化水素基、炭素原子数5~30の、置換基を有してもよい芳香族炭化水素基、又は下記一般式(r0-1)で表される基を表す。R
X04
、R
Y04
、R
Z04
及びR
04
の2以上は、相互に結合して環構造を形成してもよい。但し、X
04
、Y
04
、及びZ
04
の少なくとも1つは、窒素原子である。mは1以上の整数であり、M
m+
はm価のスルホニウムカチオン又はm価のヨードニウムカチオンを表す。]
TIFF
2025138569000120.tif
14
170
[式中、Y
01
及びY
02
は、それぞれ独立に、ヘテロ原子を含む2価の連結基を表し;Rx
01
は、置換基を有してもよい2価の炭化水素基を表し;Rx
02
は、置換基を有してもよい1価の炭化水素基を表し;p0は、0~2の整数を表す。*は、結合手を表す。]

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レジスト組成物、レジストパターン形成方法、化合物、及び酸発生剤に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、半導体素子や液晶表示素子の製造においては、リソグラフィー技術の進歩により急速にパターンの微細化が進んでいる。微細化の手法としては、一般に、露光光源の短波長化(高エネルギー化)が行われている。
【0003】
レジスト材料には、これらの露光光源に対する感度、微細な寸法のパターンを再現できる解像性等のリソグラフィー特性が求められる。
このような要求を満たすレジスト材料として、従来、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分と、露光により酸を発生する酸発生剤成分と、を含有する化学増幅型レジスト組成物が用いられている。
【0004】
化学増幅型レジスト組成物においては、一般的に、リソグラフィー特性等の向上のために、特定の構成単位を有する樹脂が基材成分として用いられている。
また、レジストパターンの形成においては、露光により酸発生剤成分から発生する酸の挙動もリソグラフィー特性に大きな影響を与える一要素とされる。
化学増幅型レジスト組成物において使用される酸発生剤としては、これまで多種多様なものが提案されている。例えば、ヨードニウム塩やスルホニウム塩などのオニウム塩系酸発生剤、オキシムスルホネート系酸発生剤、ジアゾメタン系酸発生剤、ニトロベンジルスルホネート系酸発生剤、イミノスルホネート系酸発生剤、ジスルホン系酸発生剤などが知られている。
【0005】
例えば、特許文献1には、スルホ基に隣接する炭素原子にフッ素原子が導入された化合物をオニウム塩系酸発生剤として採用したレジスト組成物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第5149236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
レジストパターンの微細化が進むなか、例えば、極端紫外線(EUV)や電子線(EB)によるリソグラフィーでは、数十nmの微細なパターン形成が目標とされる。このようなレジストパターンの微細化に伴い、感度の向上が課題となっている。
【0008】
また、さらなる環境意識の高まりにより、フルオロアルキルスルホン酸骨格を有する化合物の製造及び使用が規制される可能性がある。そのため、フルオロアルキルスルホン酸骨格を有さない酸発生剤の開発が望まれている。しかしながら、フルオロアルキルスルホン酸骨格を有さない化合物を酸発生剤として採用したレジスト組成物では、微細なレジストパターンの形成において必要な感度を得ることが難しい。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、感度が良好なレジスト組成物、当該レジスト組成物を用いたレジストパターン形成方法、並びに、当該レジスト組成物に使用可能な化合物、前記化合物を含む酸発生剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、本発明は以下の構成を採用した。
すなわち、本発明の第1の態様は、露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物であって、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と、下記一般式(b0)で表される化合物(B0)と、を含有する、レジスト組成物である。
(【0011】以降は省略されています)

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