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公開番号2025138530
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-25
出願番号2024037680
出願日2024-03-11
発明の名称精神状態判定装置および精神状態判定方法
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250917BHJP(信号)
要約【課題】運転者のバイタル情報と、車両に設置されたセンサの情報とを連携させて、運転者の焦りの有無を高い精度で判定する。
【解決手段】精神状態判定装置1は、ウェアラブル端末600から運転者のバイタル情報を取得するバイタル情報取得部111と、運転者が車両に乗車したときに取得したバイタル情報に基づいて、運転者の精神状態監視レベルを決定する精神状態監視レベル決定部112と、運転者が走行を開始させるための車両操作を行ったときに発生した加速度情報を取得する加速度情報取得部114と、加速度情報と、精神状態監視レベルから決定される所定の閾値とに基づいて、運転者の焦りの有無を判定する精神状態判定部115と、を備えている。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
ウェアラブル端末から運転者のバイタル情報を取得するバイタル情報取得部と、
前記運転者が車両に乗車したときに取得した前記バイタル情報に基づいて、精神状態監視レベルを決定する精神状態監視レベル決定部と、
前記運転者が走行を開始させるための車両操作を行ったタイミングを検出する車両操作検出部と、
前記車両操作を行ったときに発生した加速度情報を取得する加速度情報取得部と、
前記車両操作を行った前記タイミングと、前記加速度情報と、前記精神状態監視レベルから決定される所定の閾値とに基づいて、前記運転者の焦りの有無を判定する精神状態判定部と、
を備えたことを特徴とする精神状態判定装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記精神状態監視レベル決定部は、前記運転者が前記車両に乗車したときに取得した前記バイタル情報と、前記運転者の前記バイタル情報の平均値との差分に基づいて前記精神状態監視レベルを決定することを特徴とする請求項1に記載する精神状態判定装置。
【請求項3】
前記ウェアラブル端末および前記車両に設置された加速度センサから取得した加速度情報を分析して、前記運転者の挙動を検出する挙動検出部と、
前記精神状態判定部の判定結果と前記挙動検出部の検出結果とに基づいて、前記車両の制御を行う制御部と、
を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の精神状態判定装置。
【請求項4】
バイタル情報取得部と、精神状態監視レベル決定部と、車両操作検出部と、加速度情報取得部と、精神状態判定部とを備えた精神状態判定装置の運転者の精神状態判定方法であって、
前記バイタル情報取得部が、ウェアラブル端末から前記運転者のバイタル情報を取得する第1の工程と、
前記精神状態監視レベル決定部が、前記運転者が車両に乗車したときに前記バイタル情報取得部が取得した前記バイタル情報に基づいて、前記運転者の精神状態監視レベルを決定する第2の工程と、
前記車両操作検出部が、前記運転者が走行を開始させるための車両操作を行ったタイミングを検出する第3の工程と、
前記加速度情報取得部が、前記車両操作を行ったときに発生した加速度情報を取得する第4の工程と、
前記精神状態判定部が、前記車両操作を行った前記タイミングと、前記加速度情報と、前記精神状態監視レベルから決定される所定の閾値とに基づいて、前記運転者の焦りの有無を判定する第5の工程と、
を備えたことを特徴とする精神状態判定方法。
【請求項5】
1つまたは複数のプロセッサと、前記1つまたは複数のプロセッサに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、を含んだコントローラを備え、
前記1つまたは複数のプロセッサは、
運転者が車両に乗車したときにウェアラブル端末から取得した前記運転者のバイタル情報に基づいて、前記運転者の精神状態監視レベルを決定し、前記運転者が走行を開始させるための車両操作を行ったタイミングと、前記車両操作を行ったときに発生した加速度情報と、前記精神状態監視レベルから決定される所定の閾値とに基づいて、前記運転者の焦りの有無を判定することを特徴とする精神状態判定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、精神状態判定装置および精神状態判定方法に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両の運転者のバイタル情報を取得して、例えば、健康状態や精神状態等を判定する技術が普及している。
例えば、この種の技術としては、運転者の心拍情報を取得し、運転者の精神状態(心的負荷)を判定する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-63682号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した技術においては、例えば、焦りが発生した状態にある運転者のバイタル情報には、大きな個人差があるため、運転者の焦りの有無を高い精度で判定することができないという課題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、運転者のバイタル情報と、車両に設置されたセンサのセンサ情報とを連携させて、焦りの有無を高い精度で判定する精神状態判定装置および精神状態判定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、ウェアラブル端末から運転者のバイタル情報を取得するバイタル情報取得部と、前記運転者が車両に乗車したときに取得した前記バイタル情報に基づいて、精神状態監視レベルを決定する精神状態監視レベル決定部と、前記運転者が走行を開始させるための車両操作を行ったタイミングを検出する車両操作検出部と、前記車両操作を行ったときに発生した加速度情報を取得する加速度情報取得部と、前記車両操作を行った前記タイミングと、前記加速度情報と、前記精神状態監視レベルから決定される所定の閾値とに基づいて、前記運転者の焦りの有無を判定する精神状態判定部と、を備えたことを特徴とする精神状態判定装置を提案している。
【0007】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、バイタル情報取得部と、精神状態監視レベル決定部と、車両操作検出部と、加速度情報取得部と、精神状態判定部とを備えた精神状態判定装置の運転者の精神状態判定方法であって、前記バイタル情報取得部が、ウェアラブル端末から前記運転者のバイタル情報を取得する第1の工程と、前記精神状態監視レベル決定部が、前記運転者が車両に乗車したときに前記バイタル情報取得部が取得した前記バイタル情報に基づいて、前記運転者の精神状態監視レベルを決定する第2の工程と、前記車両操作検出部が、前記運転者が走行を開始させるための車両操作を行ったタイミングを検出する第3の工程と、前記加速度情報取得部が、前記車両操作を行ったときに発生した加速度情報を取得する第4の工程と、前記精神状態判定部が、前記車両操作を行った前記タイミングと、前記加速度情報と、前記精神状態監視レベルから決定される所定の閾値とに基づいて、前記運転者の焦りの有無を判定する第5の工程と、を備えたことを特徴とする精神状態判定方法を提案している。
【0008】
形態3;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、1つまたは複数のプロセッサと、前記1つまたは複数のプロセッサに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、を含んだコントローラを備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、運転者が車両に乗車したときにウェアラブル端末から取得した前記運転者のバイタル情報に基づいて、前記運転者の精神状態監視レベルを決定し、前記運転者が走行を開始させるための車両操作を行ったタイミングと、前記車両操作を行ったときに発生した加速度情報と、前記精神状態監視レベルから決定される所定の閾値とに基づいて、前記運転者の焦りの有無を判定することを特徴とする精神状態判定装置を提案している。
【発明の効果】
【0009】
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、運転者のバイタル情報と、車両に設置されたセンサのセンサ情報とを連携させて、運転者の焦りの有無を高い精度で判定することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1の実施形態に係る精神状態判定装置の構成を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る精神状態判定装置と接続されるウェアラブル端末の構成を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る精神状態判定装置と接続されるウェアラブル端末が取得する加速度情報の一例を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る精神状態判定装置が検出する車両操作の実行手順に関する情報を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る精神状態判定装置が取得する加速度情報を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る精神状態判定装置が設定する閾値に関する情報を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る精神状態判定装置の焦り判定を示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る精神状態判定装置の処理のフローを示す図である。
本発明の第1の実施形態に係る精神状態判定装置の処理のフローを示す図である。
本発明の第2の実施形態に係る精神状態判定装置の構成を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係る精神状態判定装置が検出する運転者の挙動を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係る精神状態判定装置の処理のフローを示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る精神状態判定装置の構成を示す図である。
本発明の第3の実施形態に係る精神状態判定装置の処理のフローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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