TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025138324
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037348
出願日
2024-03-11
発明の名称
肌状態改善剤のスクリーニング方法
出願人
ポーラ化成工業株式会社
代理人
弁理士法人みなとみらい特許事務所
主分類
C12Q
1/02 20060101AFI20250917BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】肌状態改善剤の新規なスクリーニング方法を提供すること。
【解決手段】腱細胞におけるプロテアソーム活性を指標とする、肌状態改善剤のスクリーニング方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
腱細胞におけるプロテアソーム活性を指標とする、肌状態改善剤のスクリーニング方法。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
被験物質の存在下で培養した腱細胞におけるプロテアソーム活性が高いほど、前記被験物質が優れた肌状態改善剤であると判定する、請求項1に記載のスクリーニング方法。
【請求項3】
被験物質の存在下で腱細胞を培養する工程と、
該腱細胞におけるプロテアソーム活性を測定する工程と、
該プロテアソーム活性が、被験物質の非存在下で培養した腱細胞のプロテアソーム活性と比較して高い場合に、前記被験物質を前記肌状態改善剤であると判定する工程と、
を備える、請求項1に記載のスクリーニング方法。
【請求項4】
前記肌状態改善剤が、皮膚支持帯改善のために用いられる、請求項1~3の何れか一項に記載のスクリーニング方法。
【請求項5】
前記肌状態改善剤が、ミメカン(Mimecan)発現亢進のために用いられる、請求項1~3の何れか一項に記載のスクリーニング方法。
【請求項6】
前記肌状態改善剤が、OGN遺伝子発現亢進のために用いられる、請求項1~3の何れか一項に記載のスクリーニング方法。
【請求項7】
前記肌状態が、しわ、肌のタルミ、ハリの低下、及び肌の弾力性の低下からなる群から選択される1又は2以上である、請求項1~3の何れか一項に記載のスクリーニング方法。
【請求項8】
さらに、腱細胞におけるミトコンドリア活性を組み合わせて指標とし、
被験物質の存在下で培養した腱細胞におけるプロテアソーム活性が高いほど、かつ、前記被験物質の存在下で培養した腱細胞におけるミトコンドリア活性が高いほど、前記被験物質が皮膚支持帯改善作用に優れた肌状態改善剤であると判定する、請求項1に記載のスクリーニング方法。
【請求項9】
腱細胞におけるプロテアソーム活性及びミトコンドリア活性を指標とする、皮膚支持帯改善剤のスクリーニング方法。
【請求項10】
前記皮膚支持帯改善剤が、ミメカン(Mimecan)発現亢進のために用いられる、請求項9に記載のスクリーニング方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、腱細胞におけるプロテアソーム活性を指標とする、肌状態改善剤のスクリーニング方法に関する。
続きを表示(約 970 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、加齢により悪化した肌状態を改善するための成分について研究が行われ、様々な成分が発見されてきた。
細胞内に存在するプロテアソームは、真核生物の細胞において細胞質及び核内のいずれにも分布しているタンパク質分解酵素であり、細胞機能や維持に重要な役割を果たしている。そして、プロテアソームは、加齢によって活性が低下することが知られている(非特許文献1)。
【0003】
このプロテアソームの活性亢進効果を有する天然物由来の機能性素材として、バラ科(Rosaceae)に属するモモ(Prunus persica)の抽出物が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-124827号公報
【非特許文献】
【0005】
G. Carrard et al.Int J Biochem Cell Biol. 34 1461-1474
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記先行技術があるところ、本発明は、肌状態改善剤の新規なスクリーニング方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する本発明は、腱細胞におけるプロテアソーム活性を指標とする、肌状態改善剤のスクリーニング方法である。
【0008】
本発明の好ましい形態では、被験物質の存在下で培養した腱細胞におけるプロテアソーム活性が高いほど、前記被験物質が優れた肌状態改善剤であると判定する。
【0009】
本発明の好ましい形態では、被験物質の存在下で腱細胞を培養する工程と、該腱細胞におけるプロテアソーム活性を測定する工程と、該プロテアソーム活性が、被験物質の非存在下で培養した腱細胞のプロテアソーム活性と比較して高い場合に、前記被験物質を前記肌状態改善剤であると判定する工程と、を備える。
【0010】
本発明の好ましい形態では、前記肌状態改善剤が、皮膚支持帯改善のために用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
抗遺伝子劣化装置
1か月前
個人
細胞内探査とその利用
1か月前
個人
細胞培養容器
2か月前
日本バイリーン株式会社
細胞用支持基材
3か月前
日油株式会社
蛋白質安定化剤
2か月前
株式会社タクマ
バイオマス処理装置
1か月前
東洋紡株式会社
改変型RNAポリメラーゼ
2か月前
株式会社タクマ
バイオマス処理装置
1か月前
テルモ株式会社
吐出デバイス
25日前
株式会社東洋新薬
経口組成物
1か月前
サッポロビール株式会社
飲料
3か月前
テルモ株式会社
容器蓋デバイス
25日前
宝酒造株式会社
アルコール飲料
4日前
東ソー株式会社
pH応答性マイクロキャリア
28日前
大陽日酸株式会社
培養装置
1か月前
大陽日酸株式会社
培養装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
バイオ燃料製造方法
22日前
株式会社ファンケル
SEC12タンパク発現促進剤
2か月前
株式会社東海ヒット
灌流培養ユニット
3か月前
株式会社豊田中央研究所
細胞励起装置
2日前
アサヒビール株式会社
柑橘風味アルコール飲料
2か月前
オンキヨー株式会社
浸漬酒の製造方法、及び、浸漬酒
3か月前
アサヒビール株式会社
柑橘風味アルコール飲料
2か月前
株式会社シャローム
スフィンゴミエリン製造方法
1か月前
テルモ株式会社
採取組織細切補助デバイス
25日前
横河電機株式会社
藻類培養装置
14日前
株式会社今宮
瓶詰ビールの加熱殺菌方法および装置
1か月前
花王株式会社
リパーゼ変異体
3か月前
公立大学法人北九州市立大学
微生物の検知方法
1か月前
住友金属鉱山株式会社
連続発酵方法及び連続発酵装置
28日前
株式会社ショウワ
キトサンオリゴマー分画方法
4日前
株式会社日本触媒
スフェロイドの輸送方法
今日
池田食研株式会社
抗疲労用組成物
3か月前
個人
移植材料の評価方法
3か月前
住友ベークライト株式会社
培養キット
28日前
積水化学工業株式会社
遺伝子導入方法
1日前
続きを見る
他の特許を見る