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公開番号
2025138242
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037219
出願日
2024-03-11
発明の名称
太陽電池セルの外観検査装置
出願人
株式会社カネカ
代理人
個人
主分類
G01N
21/95 20060101AFI20250917BHJP(測定;試験)
要約
【課題】太陽電池セルの傷の種類を特定可能であり、容易に構築が可能な太陽電池セルの外観検査装置を提供する。
【解決手段】太陽電池セルの縁部分に形成される欠陥部分を検出する太陽電池セルの外観検査装置において、撮像装置と、画像背景形成部を有し、撮像装置は、光を照射して撮影を行う第1撮像動作を実行可能であり、画像背景形成部は、撮像装置から照射される光を吸収するものであり、撮像装置と画像背景形成部の間に太陽電池セルを配置した状態で第1撮像動作を実行し、第1撮像動作によって形成された第1判定用画像に基づいて欠陥部分を検出したときに、検出した欠陥部分が太陽電池セルを貫通しない欠陥であるか否かを特定する、構成とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
太陽電池セルの縁部分に形成される欠陥部分を検出する太陽電池セルの外観検査装置であって、
撮像装置と、画像背景形成部を有し、
前記撮像装置は、光を照射して撮影を行う第1撮像動作を実行可能であり、前記画像背景形成部は、前記撮像装置から照射される光を吸収するものであり、
前記撮像装置と前記画像背景形成部の間に前記太陽電池セルを配置した状態で前記第1撮像動作を実行し、前記第1撮像動作によって形成された第1判定用画像に基づいて前記欠陥部分を検出したときに、検出した前記欠陥部分が前記太陽電池セルを貫通しない欠陥であるか否かを特定する、太陽電池セルの外観検査装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記画像背景形成部は、前記撮像装置側の表面の少なくとも一部が第1の色を呈する第1色部であり、前記撮像装置から照射される光は、前記第1の色とは異なる第2の色を呈する光であって、
前記第1色部が前記撮像装置から照射される光の大部分を吸収する、請求項1に記載の太陽電池セルの外観検査装置。
【請求項3】
前記第1の色は青色であり、前記第2の色は赤色であって、
前記撮像装置は、赤外線を照射して撮影を行う第2撮像動作を実行可能であり、
前記撮像装置と前記画像背景形成部の間に前記太陽電池セルを配置した状態で前記第2撮像動作を実行し、前記第2撮像動作によって第2判定用画像を形成し、
前記第1判定用画像と前記第2判定用画像に基づいて、前記太陽電池セルを貫通する欠陥を特定する、請求項2に記載の太陽電池セルの外観検査装置。
【請求項4】
前記太陽電池セルを保持する保持手段を有し、
前記保持手段は、基端側部と、前記基端側部から延びる中途部と、前記中途部の先端に取り付けられて前記太陽電池セルを保持する保持部を有し、
前記中途部は、前記画像背景形成部を取り付けられており、
前記中途部と前記保持部を上下方向及び水平方向に移動可能であり、前記中途部と前記保持部を移動させることで、前記画像背景形成部と前記太陽電池セルの姿勢変更が可能である、請求項1又は2に記載の太陽電池セルの外観検査装置。
【請求項5】
前記太陽電池セルは、裏面側に配線が集約するバックコンタクト型の太陽電池セルである、請求項1又は2に記載の太陽電池セルの外観検査装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池セルの外観検査装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、太陽電池セルの生産プロセスにおいて、外観異常がないことを担保するための外観検査が行われている。例えば、特許文献1には、太陽電池セル等の半導体の主面を撮影する際に配線領域と非配線領域を跨るように撮影し、領域の色情報に基づいて加工画像を生成し、加工画像を傷や色むらといった外観異常の検出に用いる外観検査システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-65861号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、太陽電池セルに形成されてしまう傷には、例えば、太陽電池セルの縁部分の一部が欠落した所謂ワレと称される傷がある。この傷は、太陽電池セルの片側主面から他方側主面までの間が欠落して形成された傷であり、太陽電池セルを貫通する傷である。
この他、太陽電池セルに形成されてしまう傷には、太陽電池セルの表面の一部が抉れるように微細に欠けた所謂チップと称される傷がある。この傷は、太陽電池セルを貫通しない傷である。
【0005】
従来の外観検査装置は、このような太陽電池セルの細かな傷の種類の違いを正確に識別した上で検出するという観点から、改良の余地があった。また、外観検査装置の装置自体を大がかりなものとせずに、このような傷の検出を実行したいという欲求があった。
【0006】
そこで本発明は、太陽電池セルの傷の種類を特定可能であり、容易に構築が可能な太陽電池セルの外観検査装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するための本発明の一つの様相は、太陽電池セルの縁部分に形成される欠陥部分を検出する太陽電池セルの外観検査装置であって、撮像装置と、画像背景形成部を有し、前記撮像装置は、光を照射して撮影を行う第1撮像動作を実行可能であり、前記画像背景形成部は、前記撮像装置から照射される光を吸収するものであり、前記撮像装置と前記画像背景形成部の間に前記太陽電池セルを配置した状態で前記第1撮像動作を実行し、前記第1撮像動作によって形成された第1判定用画像に基づいて前記欠陥部分を検出したときに、検出した前記欠陥部分が前記太陽電池セルを貫通しない欠陥であるか否かを特定する、太陽電池セルの外観検査装置である。
【0008】
本様相によると、装置自体を大がかりにすることなく、検出した欠陥部分が太陽電池セルを貫通しない欠陥であるか否かを正確に特定できる。
【0009】
好ましい様相は、前記画像背景形成部は、前記撮像装置側の表面の少なくとも一部が第1の色を呈する第1色部であり、前記撮像装置から照射される光は、前記第1の色とは異なる第2の色を呈する光であって、前記第1色部が前記撮像装置から照射される光の大部分を吸収する、請求項1に記載の太陽電池セルの外観検査装置である。
【0010】
本様相によると、欠陥部分が太陽電池セルを貫通しない欠陥であるのか否かを特定する際、より正確な特定を行う上で好ましい画像の撮像が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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