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公開番号2025137077
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-19
出願番号2024036071
出願日2024-03-08
発明の名称保持具
出願人株式会社パイオラックス
代理人個人
主分類F16B 2/10 20060101AFI20250911BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】保持された長尺部材のガタつきを抑えることができる保持具を提供する。
【解決手段】保持具10は、長尺部材を保持する一対の保持部を有する本体部20と、基端側を本体部20に連結して本体部20に対して回転可能に設けられる蓋部24と、本体部20および蓋部24の一方に設けられ、他方に係止する係止部と、を備える。蓋部24は、蓋部24の先端側で本体部20にロックして蓋部24の開き方向の回転を規制するロック部を有する。係止部は、一対の保持部の間に位置する。ロック部が本体部20にロックして係止部が他方に係止した状態で、蓋部24が本体部20に向かって撓んで蓋部24の内面が長尺部材に当接する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
長尺部材を保持する一対の保持部を有する本体部と、
基端側を前記本体部に連結して前記本体部に対して回転可能に設けられる蓋部と、
前記本体部および前記蓋部の一方に設けられ、他方に係止する係止部と、を備え、
前記蓋部は、前記蓋部の先端側で前記本体部にロックして前記蓋部の開き方向の回転を規制するロック部を有し、
前記係止部は、一対の前記保持部の間に位置し、
前記ロック部が前記本体部にロックして前記係止部が前記他方に係止した状態で、前記蓋部が前記本体部に向かって撓んで前記蓋部の内面が前記長尺部材に当接することを特徴とする保持具。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記係止部は、一対設けられ、前記長尺部材の軸方向に離間して配置されることを特徴とする請求項1に記載の保持具。
【請求項3】
前記蓋部は、先端から基端に向かって長手状に形成され、
一対の前記係止部は、前記蓋部の長手方向にずれて配置されることを特徴とする請求項2に記載の保持具。
【請求項4】
前記係止部は、前記本体部から延出し、前記蓋部の側縁に係止することを特徴とする請求項1または2に記載の保持具。
【請求項5】
前記蓋部は、前記蓋部の外面に突出して形成されるリブを有し、
前記係止部は、ロック状態で前記リブよりも外側にはみ出ないように設けられることを特徴とする請求項4に記載の保持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、長尺部材を保持する保持具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、薄肉ヒンジ部を介して連接される第一挾持片と第二挾持片とを備え、各挾持片の対向する内面にパイプを保持する複数の保持溝を一定の間隔をおいて形成すると共に、各挾持片の自由端側に相互に係止可能な係止手段を設けてなるパイプの保持具が開示されている。この保持具は、各挾持片の保持溝の間に仕切壁を設けて、第一挾持片と第二挾持片の対向する各仕切壁の間に係止部をそれぞれ対向して設ける。対向する係止部同士は係止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-198474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される技術では、保持溝の間で対向する係止部同士が係止するが、各部位の寸法ばらつきによってはパイプの保持状態が安定しないおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、保持された長尺部材のガタつきを抑えることができる保持具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の保持具は、長尺部材を保持する一対の保持部を有する本体部と、基端側を本体部に連結して本体部に対して回転可能に設けられる蓋部と、本体部および蓋部の一方に設けられ、他方に係止する係止部と、を備える。蓋部は、蓋部の先端側で本体部にロックして蓋部の開き方向の回転を規制するロック部を有する。係止部は、一対の保持部の間に位置する。ロック部が本体部にロックして係止部が他方に係止した状態で、蓋部が本体部に向かって撓んで蓋部の内面が長尺部材に当接する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、保持された長尺部材のガタつきを抑えることができる保持具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例の保持構造の斜視図である。
実施例の保持具の斜視図である。
図2に示す保持具の線分A-A断面図である。
長尺部材を保持した状態の保持具の上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施例の保持構造1の斜視図である。また、図2は、実施例の保持具10の斜視図である。保持構造1は、保持具10および第1長尺部材12aおよび第2長尺部材12b(これらを区別しない場合「長尺部材12」という)により構成される。
【0010】
保持具10は、複数の長尺部材12を保持可能である。長尺部材12は、例えば車両に用いられる液体を移動可能にする配管であり、配管同士を連結するジョイントとして機能する。長尺部材12の側面には、他の配管を接続するための筒が張り出しており、第1長尺部材12aと第2長尺部材12bとでは側面の筒の形状が異なる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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