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公開番号
2025135029
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-18
出願番号
2022118516
出願日
2022-07-26
発明の名称
UE(User Equipment)
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
76/00 20180101AFI20250910BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】5GSにおいて、UEがnon-3GPPアクセスを介して直接SNPNに接続又は接続を試行する際に必要となる試行カウンターとイベントカウンターの定義や、これらのカウンターを記憶し、維持し、管理する為の条件や処理が定まっていない。
【解決手段】UEが、non-3GPPアクセスを介して直接SNPNに接続している又は接続を試行する場合に、適切な試行カウンターとイベントカウンターを記憶し、維持し、管理し、これらのカウンターの値に基づいた、適切な処理を実行するための手法を提供する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
送受信部と制御部と記憶部とを備えるUE(User Equipment)であって、
前記UEは、SNPN(Stand-alone Non-Public Network)アクセスオペレーションモードで動作しており、
前記記憶部は、第1のカウンターを記憶し、
前記第1のカウンターは、non-3GPPアクセスのためのSNPN固有の試行カウンターであり、
前記non-3GPPアクセスを介して直接SNPNサービスに接続している場合又は接続を試行する場合の手続きにおいて、前記送受信部は、第1の識別情報を含み、かつ完全性保証されていない登録拒絶メッセージ、又は完全性保証されていないサービス拒絶メッセージを前記non-3GPPアクセスを介してネットワークから受信し、
前記第1の識別情報は、N1モードが許可されていない、及び/又は前記non-3GPPアクセスを介した5GCN接続が許可されていない、及び/又は一時的にこのSNPNに対して許可されない、及び/又は恒久的にこのSNPNに対して許可されない、及び/又は不正なUEである、及び/又は不正なMEである、及び/又は5GSサービスが許可されていないことを示す拒絶理由値であり、
前記制御部は、前記登録拒絶メッセージ、又は前記サービス拒絶メッセージの受信に基づいて、第1のタイマーを開始し、
前記第1のタイマーは、前記送受信部が前記登録拒絶メッセージ、又は前記サービス拒絶メッセージを受信し、各メッセージが完全性保証されていない場合に開始されるタイマーであり、
前記第1のタイマーが実行中の場合、前記制御部は、前記第1の識別情報を含む前記登録拒絶メッセージの受信に基づいて、前記第1のカウンターの値を1加算する、
ことを特徴とするUE。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第1のカウンターは、前記UEが、PLMN(Public Land Mobile Network)を介して前記SNPNサービスに接続する場合にも使用される、
ことを特徴とする請求項1に記載のUE。
【請求項3】
送受信部と制御部と記憶部とを備えるUE(User Equipment)であって、
前記記憶部は第1のカウンターを記憶し、
前記第1のカウンターは、non-3GPPアクセスのためのSNPN(Stand-alone Non-Public Network)固有の試行カウンターであり、
non-3GPPアクセスを介してSNPNサービスに直接接続している場合の手続き又は接続を試行する場合の手続きにおいて、前記送受信部は、第1の識別情報を含む、登録拒絶メッセージ、又はサービス拒絶メッセージ、又は認証拒絶メッセージを前記non-3GPPアクセスを介してネットワークから受信し、
前記第1の識別情報は、不正なUEである、及び/又は不正なMEである、及び/又は5GSサービスが許可されていないことを示す拒絶理由値であり、
前記登録拒絶メッセージの受信は、オンボーディングサービスのための初期登録手続きにおいて実行され、
前記第1の識別情報を含む、完全性保証された前記登録拒絶メッセージ、又は前記サービス拒絶メッセージ、又は前記認証拒絶メッセージを受信した場合、前記制御部は、前記第1のカウンターに、UE実装固有の最大値を設定する、
ことを特徴とするUE。
【請求項4】
前記第1のカウンターは、前記UEが、PLMN(Public Land Mobile Network)を介して前記SNPNサービスに接続する場合にも使用される、
ことを特徴とする請求項3に記載のUE。
【請求項5】
送受信部と制御部と記憶部とを備えるUE(User Equipment)であって、
前記記憶部は、第1のカウンター、及び/又は第1のリスト、及び/又は第2のリストを記憶し、
前記第1のカウンターは、non-3GPPアクセスのためのSNPN(Stand-alone Non-Public Network)固有の試行カウンターであり、
前記第1のリストは、non-3GPPアクセスの為の「恒久的に禁止されたSNPN」のリストであり、
前記第2のリストは、non-3GPPアクセスの為の「一時的に禁止されたSNPN」のリストであり、
non-3GPPアクセスを介してSNPNサービスに直接接続している場合又は接続を試行する場合の手続きにおいて、前記送受信部は、第1の識別情報を含み、かつ完全性保証されていない登録拒絶メッセージ、又は完全性保証されていないサービス拒絶メッセージを前記non-3GPPアクセスを介してネットワークから受信し、
前記第1の識別情報は、不正なUEである、及び/又は不正なMEである、及び/又は5GSサービスが許可されていない、及び/又はN1モードが許可されていない、及び/又は前記non-3GPPアクセスを介した5GCN接続が許可されていない、及び/又は一時的にこのSNPNに対して許可されない、及び/又は恒久的にこのSNPNに対して許可されない、及び/又は不正なUEである、及び/又は不正なMEである、及び/又は5GSサービスが許可されていないことを示す拒絶理由値であり、
前記制御部は、前記登録拒絶メッセージ、又は前記サービス拒絶メッセージの受信に基づいて、第1のタイマーを開始し、
前記第1のタイマーは、前記送受信部が前記登録拒絶メッセージ、又は前記サービス拒絶メッセージを受信し、各メッセージが完全性保証されていない場合に開始されるタイマーであり、
前記第1のタイマーが満了し、かつ前記第1のカウンターが、1以上でかつUE実装固有の最大値未満の場合、前記制御部は、
前記記憶部が記憶する前記第1のリスト又は前記第2のリストから対応するSNPN IDを削除する、
ことを特徴とするUE。
【請求項6】
前記第1のカウンターは、前記UEが、PLMN(Public Land Mobile Network)を介して前記SNPNサービスに接続する場合にも使用される、
ことを特徴とする請求項5に記載のUE。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、UE(User Equipment)に関する。
続きを表示(約 4,600 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、第5世代(5th Generation; 5G)の移動通信システムである5GS(5G System)のシステムアーキテクチャにおける新たな手続きや機能をサポートするための検討、議論、及び仕様の策定が行われている(非特許文献1から4を参照)。Release 17規格までに議論されていたNPN(Non Public Network)について、Release 18では、更にその機能の拡張が議論されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
3GPP TS 23.501 V17.5.0 (2022-06); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; System Architecture for the 5G System; Stage 2 (Release 17)
3GPP TS 23.502 V17.5.0 (2022-06); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Procedures for the 5G System; Stage 2 (Release 17)
3GPP TS 24.501 V17.7.1 (2022-06); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Core Network and Terminals; Non-Access-Stratum (NAS) protocol for 5G System (5GS); Stage 3 (Release 17)
3GPP TR 23.700-08 V1.0.0 (2022-05); 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Services and System Aspects; Study on enhanced support of Non-Public Networks; Phase 2 (Release 18)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
5GS(5G System)では、多種多様なサービスを提供するために、新たなコアネットワークである5GCN(5G Core Network)が検討されている。現在、5GSについて、これまで検討されてきた特定の利用者が接続し使用することが可能な非公衆網であるNPN(Non-Public Network)の機能拡張が検討されている(非特許文献4を参照)。
【0005】
UE(User Equipment)による、NPNの一形態であるSNPN(Stand-alone Non-Public Network)又はSNPNサービスへのnon-3GPPアクセスを介した接続は、従来はPLMN(Public Land Mobile Network)及び/又はDN(Data Network)を介した接続のみがサポートされてきた。一方、NPNの拡張の検討において、SNPN又はSNPNサービスへのnon-3GPPアクセスを介した接続として、これまでの接続方法に加えて、更に、SNPN又はSNPNサービスへのnon-3GPPアクセスを介した直接接続のサポートも対象となっている。しかしながら、従来のPLMNを介したSNPNサービスへの接続における、試行カウンター及び/又はイベントカウンターの取り扱いに関する条件、手続き、及び手法の詳細が明確になっていない。
【0006】
本発明は、以上のような事情を鑑みてなされたものであり、UEによるPLMNを介したSNPNへの接続、及び検討中のnon-3GPPアクセスを介した直接接続において、試行カウンターやイベントカウンターを適切に維持及び処理する方法や手続き、及びこれらを実行するために必要となるUEとネットワーク間で送受信される情報及び手続きを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施形態の、UE(User Equipment)は、送受信部と制御部と記憶部とを備えるUEであって、前記UEは、SNPN(Stand-alone Non-Public Network)アクセスオペレーションモードで動作しており、前記記憶部は、第1のカウンターを記憶し、前記第1のカウンターは、non-3GPPアクセスのためのSNPN固有の試行カウンターであり、前記non-3GPPアクセスを介して直接SNPNサービスに接続している場合又は接続を試行する場合の手続きにおいて、前記送受信部は、第1の識別情報を含み、かつ完全性保証されていない登録拒絶メッセージ、又は完全性保証されていないサービス拒絶メッセージを前記non-3GPPアクセスを介してネットワークから受信し、前記第1の識別情報は、N1モードが許可されていない、及び/又は前記non-3GPPアクセスを介した5GCN接続が許可されていない、及び/又は一時的にこのSNPNに対して許可されない、及び/又は恒久的にこのSNPNに対して許可されない、及び/又は不正なUEである、及び/又は不正なMEである、及び/又は5GSサービスが許可されていないことを示す拒絶理由値であり、前記制御部は、前記登録拒絶メッセージ、又は前記サービス拒絶メッセージの受信に基づいて、第1のタイマーを開始し、前記第1のタイマーは、前記送受信部が前記登録拒絶メッセージ、又は前記サービス拒絶メッセージを受信し、各メッセージが完全性保証されていない場合に開始されるタイマーであり、前記第1のタイマーが実行中の場合、前記制御部は、前記第1の識別情報を含む前記登録拒絶メッセージの受信に基づいて、前記第1のカウンターの値を1加算する、ことを特徴とする。本発明の実施形態の、UE(User Equipment)は、送受信部と制御部と記憶部とを備えるUEであって、前記記憶部は第1のカウンターを記憶し、前記第1のカウンターは、non-3GPPアクセスのためのSNPN(Stand-alone Non-Public Network)固有の試行カウンターであり、non-3GPPアクセスを介してSNPNサービスに直接接続している場合の手続き又は接続を試行する場合の手続きにおいて、前記送受信部は、第1の識別情報を含む、登録拒絶メッセージ、又はサービス拒絶メッセージ、又は認証拒絶メッセージを前記non-3GPPアクセスを介してネットワークから受信し、前記第1の識別情報は、不正なUEである、及び/又は不正なMEである、及び/又は5GSサービスが許可されていないことを示す拒絶理由値であり、前記登録拒絶メッセージの受信は、オンボーディングサービスのための初期登録手続きにおいて実行され、前記第1の識別情報を含む、完全性保証された前記登録拒絶メッセージ、又は前記サービス拒絶メッセージ、又は前記認証拒絶メッセージを受信した場合、前記制御部は、前記第1のカウンターに、UE実装固有の最大値を設定する、ことを特徴とする。本発明の実施形態の、UE(User Equipment)は、送受信部と制御部と記憶部とを備えるUEであって、前記記憶部は、第1のカウンター、及び/又は第1のリスト、及び/又は第2のリストを記憶し、前記第1のカウンターは、non-3GPPアクセスのためのSNPN(Stand-alone Non-Public Network)固有の試行カウンターであり、前記第1のリストは、non-3GPPアクセスの為の「恒久的に禁止されたSNPN」のリストであり、前記第2のリストは、non-3GPPアクセスの為の「一時的に禁止されたSNPN」のリストであり、non-3GPPアクセスを介してSNPNサービスに直接接続している場合又は接続を試行する場合の手続きにおいて、前記送受信部は、第1の識別情報を含み、かつ完全性保証されていない登録拒絶メッセージ、又は完全性保証されていないサービス拒絶メッセージを前記non-3GPPアクセスを介してネットワークから受信し、前記第1の識別情報は、不正なUEである、及び/又は不正なMEである、及び/又は5GSサービスが許可されていない、及び/又はN1モードが許可されていない、及び/又は前記non-3GPPアクセスを介した5GCN接続が許可されていない、及び/又は一時的にこのSNPNに対して許可されない、及び/又は恒久的にこのSNPNに対して許可されない、及び/又は不正なUEである、及び/又は不正なMEである、及び/又は5GSサービスが許可されていないことを示す拒絶理由値であり、前記制御部は、前記登録拒絶メッセージ、又は前記サービス拒絶メッセージの受信に基づいて、第1のタイマーを開始し、前記第1のタイマーは、前記送受信部が前記登録拒絶メッセージ、又は前記サービス拒絶メッセージを受信し、各メッセージが完全性保証されていない場合に開始されるタイマーであり、前記第1のタイマーが満了し、かつ前記第1のカウンターが、1以上でかつUE実装固有の最大値未満の場合、前記制御部は、前記記憶部が記憶する前記第1のリスト又は前記第2のリストから対応するSNPN IDを削除する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一実施形態によれば、non-3GPPアクセスを介した接続として分類される、PLMNを介したSNPNへの接続、及びnon-3GPPアクセスを介した直接接続において、接続形態に応じた試行カウンターやイベントカウンターのUEによる維持及び/又は処理ための手法の提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
移動通信システムの概略を説明する図である。
移動通信システムの詳細構成を説明する図である。
UEの装置構成を説明する図である。
5GSにおけるアクセスネットワーク装置(gNB)の構成を説明する図である。
5GSにおけるコアネットワーク装置(AMF/SMF/UPF/N3IWF)の構成を説明する図である。
登録手続きを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明を実施する為に最良の形態について説明する。尚、本実施形態では1例として、本発明を適用した場合の移動通信システムの実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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